こんにちは、ちょふです!!
こちらの記事では中国の通信機器メーカー、「HUAWEI」から発売されている歴代mateシリーズのスペックを比較していきます!!
- mateシリーズっていくつ出てるの??
- 最新機種のスペック、カメラ、バッテリーの容量はどのくらいよくなっているの??
- 値段はどのくらい違うの??
これらの疑問が解消できるよう、わかりやすくまとめていきますので是非ご覧ください!!
目次
HUAWEI 歴代mateシリーズを比較:種類
それでは歴代mateシリーズ、どんなものがあるのか??
名前と一緒に本体サイズ、重量、OSのバージョン、ディスプレイのサイズをまとめました!!
機種 | 幅(mm) | 縦(mm) | 厚さ(mm) | 重さ(g) | OS | ディスプレイサイズ | 画質 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
mate 7 | 81 | 157 | 7.9 | 185 | EMUI 3.0 (Android 4.4ベース) | 6インチ | FHD |
mate S | 75.3 | 149.8 | 7.2 | 156 | EMUI 3.1 (Android 5.1ベース) | 5.5インチ | FHD |
mate 9 | 78.9 | 156.9 | 7.9 | 190 | EMUI 5.0 (Android 7.0ベース) | 5.9インチ | FHD |
mate 10 lite | 75.2 | 156.2 | 7.5 | 164 | EMUI 5.1 Android 7.0ベース | 5.9インチ | FHD |
mate 10 Pro | 74.5 | 154.2 | 7.9 | 178 | EMUI 8.0 (Android 8.0ベース) | 6.0インチ | FHD、OLED |
mate 20 lite | 75.3 | 158.3 | 7.6 | 172 | EMUI 8.2 (Android 8.1ベース) | 6.3インチ | FHD |
mate 20 Pro | 72.3 | 157.8 | 8.6 | 189 | EMUI 9.0 (Android 9 ベース) | 6.39インチ | WQHD、OLED |
mate 30 Pro 5G | 73.1 | 158.1 | 9.5 | 198 | EMUI10 (Android 10ベース) | 6.53インチ | FHD、OLED |
2020年3月時点だと全部で8種類の機種が発売されていますね。
mateシリーズはほとんどが6インチ以上の画面サイズなので、どちらかと言うと大きめのサイズになっています。
また、mate10 Proからはディスプレイに有機EL(OLED)を搭載しているので、Pシリーズやnovaシリーズと比べるとフラグシップといったイメージですね。
呼び方は違いますが、LED(発光ダイオード)を使っているので中身は同じです。
HUAWEI 歴代mateシリーズを比較:スペックを比較
次は歴代mateシリーズのスペックを見ていきましょう。
- カメラ
- バッテリー容量
- CPUスペック
どれもスマホを使うときには欠かせないところですね。
カメラ
まずはカメラを見ていきましょう。
公式サイトの情報から引っ張ってきてますが、F値が表記されていないものが多かったので、不明なところは「-」にしています
機種 | メインカメラ1 画質 | メインカメラ1 F値 | メインカメラ2 画質 | メインカメラ2 F値 | メインカメラ3 画質 | メインカメラ3 F値 | メインカメラ4 画質 | メインカメラ4 F値 | インカメラ 画質 | インカメラ F値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
mate 7 | 1300万 | 2 | - | - | - | - | - | - | 500万 | - |
mate S | 1300万 | 2 | - | - | - | - | - | - | 800万 | - |
mate 9 | 1200万(カラー) | 2.2 | 2000万(モノクロ) | 2.2 | - | - | - | - | 800万 | 1.9 |
mate 10 lite | 1600万 | - | 200万 | - | - | - | - | - | 1300万/200万 | - |
mate 10 Pro | 1200万(カラー) | 1.6 | 2000万(モノクロ) | 1.6 | - | - | - | - | 800万 | 2 |
mate 20 lite | 2000万(メイン) | - | 200万(サブ) | - | - | - | - | - | 2400万(メイン)/200万(サブ) | - |
mate 20 Pro | 4000万(メイン) | - | 2000万(超広角) | - | 800万(望遠) | - | - | - | 2400万 | - |
mate 30 Pro 5G | 4000万(メイン) | - | 4000万(超広角) | - | 800万(望遠) | - | 3D深度測定カメラ | - | 3200万/3D深度測定カメラ | - |
世代が増すごとに高性能化していくカメラ、mate20 Proからは超広角カメラ、望遠カメラを含めたトリプルカメラになっています。
さらにmate30 Pro 5Gは「3D深度測定カメラ」と言うものが搭載されています。
これはポートレート撮影をするときに効果を発揮するもので、被写体と背景をより区別して撮影することができます。
これ、動画でもポートレートが使えるので、スマホ一台で映画のような映像を撮ることもできちゃう感じです↓
バッテリー容量
次はバッテリー容量です。
[table “22” not found /]mateシリーズは画面が6インチ以上がほとんどなので、バッテリーの容量も4000以上が多いですね。
ちなみに、iPhone11は「3110」なので、それと比べてもバッテリー容量が大きめです。
CPUスペック
次はCPUスペックです。
スマホの頭脳にあたるCPU、いいカメラや大容量のバッテリーがあってもCPUが悪ければそれを活かしきれません。
コア数:CPUには頭脳にあたるコアというものがあります。
この数が多いほど基本的には性能が高くなります。
GHz:どのくらいの速さで計算、処理ができるかを表します。
基本的には数字が大きいほど性能が高くなります。
メモリ:処理したデータを一時的に保存しておくところ。
こちらも数字が大きいほど性能が高くなります。
※実際はもっと複雑な要素があるので単純にはいかないのですが、とりあえず上記の認識でOKです
機種 | CPU | コア数 | 内容 | メモリ(GB) |
---|---|---|---|---|
mate 7 | Kirin925 | オクタコア | 4 × 1.8GHz 4 × 1.3GHz | 2 |
mate S | Kirin935 | オクタコア | A53X(4 x 2.2GHz) A53(4 x 1.5GHz) | 3 |
mate 9 | Kirin960 | オクタコア | A73(4 x 2.4GHz) A53(4 x 1.8GHz) | 4 |
mate 10 lite | Kirin659 | オクタコア | A53(4 x 2.36GHz) A53(4 x 1.7GHz) | 4 |
mate 10 Pro | Kirin970 | オクタコア | A73(4 x 2.36GHz) A53(4 x 1.8GHz) i7 コプロセッサ Mali-G72 12コア GPU NPU | 6 |
mate 20 lite | Kirin710 | オクタコア | A73(4 x 2.2GHz) A53(4 x 1.7GHz) | 4 |
mate 20 Pro | Kirin980 | オクタコア | 2 x 2.6GHz 2 x 1.92GHz 4 x 1.8GHz Mali-G76 10コアGPU NPU | 6 |
mate 30 Pro 5G | Kirin990 5G | オクタコア | 2 x 2.86GHz 2 x 2.36GHz 4 x 1.95GHz Mali-G76 16コアGPU NPU | 8 |
「Kirin ○○○」となっているところがCPUの名前で、こんな法則があります。
- Kirin6○○:ミドルスペックのスマホに搭載されるCPU(普通に使う分には問題ない)
- Kirin7○○:Kirin6○○の後継機(同じく普通に使う分には問題ない)
- Kirin9○○:ハイスペックなスマホに搭載されるCPU(動画編集、ゲームに向いてる)
→○○の数字は大きいほど新しい
novaシリーズやPシリーズはKirin6○○が多かったのですが、フラグシップモデルと謳っているだけあって、Kirin9○○が多いですね。
実際の性能はどのくらい上がってるの??
CPUのコア数やGHzの値はわかりましたが、実際にどのくらい性能が上がってるのかはこれだけだとパッとわかりませんよね…
実は性能を測定するためのアプリ「Antutu」というものがあり、いろんなスマホの性能がまとめられています。
mateシリーズはmate20 Proとmate20 liteが記載されてます。
同じHUAWEIでは「Pシリーズ」が何台か、novaシリーズは一台だけですが「nova 5T」が記載されていますね。
以下の表にHUAWEIの機種をまとめました。
機種名 | 搭載しているCPU | CPU性能 | GPU性能 | MEM性能 | UX性能 | Total Score |
---|---|---|---|---|---|---|
P30 Pro | Kirin980 | 130320 | 132648 | 71185 | 65051 | 399211 |
P30 | Kirin980 | 129216 | 131850 | 67960 | 65166 | 394199 |
nova 5T | Kirin980 | 129252 | 127977 | 66892 | 63675 | 387803 |
Mate 20 Pro | Kirin980 | 128810 | 126911 | 65108 | 64465 | 385302 |
P20 Pro | Kirin970 | 79227 | 83035 | 55865 | 44006 | 262139 |
Mate 20 Lite | Kirin710 | 72420 | 24447 | 37164 | 37331 | 171368 |
P30 Lite | Kirin710 | 66765 | 23392 | 36630 | 36226 | 163019 |
P20 Lite | Kirin659 | 46391 | 10721 | 29907 | 24944 | 111971 |
mate30 Pro 5Gは発売前ということもあってまだスコアが出ていないようです。
また、残念ながらmate7からmate10シリーズは少し古いからか、このランキングには記載されていませんでした…
とはいえ、mate10 liteとmate10 Proは同じHUAWEIのP20 Lite、P20 Proと同じCPUを搭載しているので、置き換えてみても問題ないでしょう。
ということで、先ほどの表からmateシリーズだけをチョイスし、さらにmate10 Proとmate10 liteを加えた表をまとめてみました。
機種名 | 搭載しているCPU | CPU性能 | GPU性能 | MEM性能 | UX性能 | Total Score |
---|---|---|---|---|---|---|
Mate 20 Pro | Kirin980 | 128810 | 126911 | 65108 | 64465 | 385302 |
Mate 10 Pro | Kirin970 | 79227 | 83035 | 55865 | 44006 | 262139 |
Mate 20 Lite | Kirin710 | 72420 | 24447 | 37164 | 37331 | 171368 |
Mate 10 Lite | Kirin659 | 46391 | 10721 | 29907 | 24944 | 111971 |
mate10シリーズとmate20シリーズではやはり世代が進んでいるからか、性能差が大きくなっていますね。
そして、liteとProでもかなり差があり、同じ世代でも倍以上違うみたいです。
また、スコアは出ていませんが、mate30 Pro 5GのCPUはmate20 Proと比較してもコアあたりのGHz、GPUのコア数が向上しているので、さらにスペックが上がっているのは間違いなさそうですね。
HUAWEI 歴代mateシリーズを比較:値段を比較
次は値段を比較していきましょう。
ここではAmazonでの値段を比較していきます。
機種 | 値段(円) |
mate 7 | 12800 〜 (中古のみ) |
mate S | 11500 〜 (中古のみ) |
mate 9 | 15880 〜 (中古のみ) |
mate 10 lite | 19800 〜 |
mate 10 Pro | 34980 〜 (中古含む) |
mate 20 lite | 23000 〜 |
mate 20 Pro | 108000 〜 |
mate 30 Pro 5G | 128800 〜 (見込み価格) |
一番安いのは「mate S」ですが、割と古い機種なので当然といえば当然ですね…
コスパで考えるとmate 20 liteが良さそうです。
というのも、「3万を切る値段」と「そこそこのカメラ」、「SNSやYoutubeも問題なく見れる性能」とスマホとして必要な性能は大体揃っているので、サブ機として保有するのはアリかと思います。
- とにかく安いスマホが欲しい!!
といった方にはおすすめですね。
HUAWEI 歴代mateシリーズを比較:まとめ
ということで、HUAWEIの歴代mateシリーズについて比較してきました。
値段の面で見ると同じHUAWEIのPシリーズやnovaシリーズの方が良さそうです。
しかし、5G対応端末があるというのは一つ大きな魅力になりそうですね。
ちなみに同じくHUAWEIから発売されているPシリーズ、novaシリーズについても同じように比較している記事を用意しています。気になる方はご覧になってみてください!!