2023年9月22日にiPhone 15が発売されますね。
いろいろと進化したiPhone 15への乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで疑問に思ったのですが…
- A13 Bionicと、A16 Bionicってどのくらい性能が違うの??
- iPhone 11とiPhone 15は何が違うの??
- コストパフォーマンスを考えたらどっちがいいの??
この疑問を解決するためにA13 BionicとA16 Bionicを比較してみました。
A13 BionicとA16 Bionicが搭載されている端末
まずはA13 BionicとA16 Bionicが搭載されている端末を解説します。
ちなみにこの情報は2023年1月時点のものになります。
A13 Bionicを搭載している端末
まずはじめにA13 Bionicを搭載している端末はこちら。
- iPhone 11シリーズ
- iPhone SE2
- iPad 第9世代
- Apple Studio Display
ちなみにこの中ではiPad第9世代が一番コスパいいのでおすすめです。
A16 Bionicを搭載している端末
次にA16 Bionicを搭載している端末がこちら。
- iPhone 14 Pro/14 Pro Max
- iPhone 15/15 Plus
A13 BionicとA16 BionicのCPU/GPU性能を比較
次にA13 BionicとA16 BionicのCPU/GPU性能を比較していきます。
利用したベンチマークツール
- CPU性能:Geek Bench6
- GPU性能:iGPU-FP32
A13 BionicとA16 BionicのCPUスペックを比較
プロセッサー | ベンチマーク | |
---|---|---|
A13 Bionic | 高性能コア:2 高効率コア:4 | 3599 |
A16 Bionic | 高性能コア:2 高効率コア:4 | 6299 |
A13 Bionicと比較して、A16 Bionicのほうが約1.75倍ほどスペックがいいことがわかりますね。
このくらい差があるとアプリのインストールや再起動の時間が早くなることを体感できると思います。
A13 BionicとA16 BionicのGPUスペックを比較
次にGPUスペックを比較します。
プロセッサー | ベンチマーク | |
---|---|---|
A13 Bionic | 4コア | 691 |
A16 Bionic | 5コア | 1789 |
A13 Bionicと比較してA16 Bionicは約2.59倍もスペックが上がってますね。
ここまで性能が上がっていると3Dのゲームをするときでもなめらかだったりラグが少なくなったりします。
原神などの3Dゲームでは特にその差が大きく現れると思います。
A16 Bionicはバッテリー保ちがいい
A16 Bionicはスペックが上がっているだけでなく、バッテリーの保ちも良くなっています。
例えばiPhone 11 とiPhone 15で比較してみましょう。
端末 | ビデオ再生時間 |
---|---|
iPhone 11 | 17時間 |
iPhone 15 | 20時間 |
iPhone 11と15で3時間の差があります。
こうしてみるとなかなかバッテリーの保ちが良くなっていることがわかりますね。
iPhone 11/15の違いをチェック
次にiPhone 11、iPhone 15の違いを見てみましょう。
スペックもそうですが、機能も違っているのでそういった点をチェックしていきます。
iPhone 11/15を比較
4世代も違うので色々と変わっていますが、その中でも特に違いがあるところをまとめていきます。
衝突事故検出機能が追加
iPhone 15には衝突事故検出という機能が搭載されています。
車での事故などが発生した時に自動で緊急連絡先に通報してくれる便利な機能です。
ただし、2023年1月時点では日本でのサービスは開始されていませんし、まだまだ誤動作が多いようです。
スキーでこけただけで動作するみたい
まぁある意味事故かもしれませんが…
まだ使える機能ではないので、将来への投資的な意味になりますね。
ムービーでシネマティックモードが使えるようになった
iPhone 15では、シネマティックモードというものが使えます。
説明するよりこちらの映像を見る方が早いですね。
機械学習を応用して、フォーカスする対象を自動で変更する機能です。
自分で撮影するムービーの幅が広がると思いますが、よっぽどこだわりのある人でないと使うことはないかもしれませんね…
カメラにアクションモードが追加
iPhone 15にはカメラにアクションモードというものが搭載されています。
手ブレが全くない状態でムービーが撮れるというものです。
そういった凝ったムービーを撮りたい人には念願の機能ですね。
Dynamic Islandを搭載
iPhone 15にはDynamic Islandという画面が搭載されており、これは説明するよりも画像を見た方が早いですね。
今まではフロントカメラなどのセンサーはフレームの一部でしたが、画面の一部に組み込まれる形になりました。
これはデザイン的な変更なので、機能が大きく変わったというところではないですね。
カメラが進化
iPhoneの通常モデルはメインカメラ、超広角カメラの2カメラシステムでしたが、iPhone 15からはメインカメラが12MPから48MPに大幅進化しました。
これによってさらにきめ細かい写真を撮ることができるようになります。
特に写真を拡大した時にかなり差が出てくると思います。
USB-Cに対応
できるようになったこととは少し違う話題になりますが、これが一番大きな変更点ではないでしょうか??
iPhoneは今までずっとApple独自のLightningケーブルを使用してきました。
それがiPhone 15ではUSB-Cという別のケーブルに対応することになりました。
- 充電速度の向上
- 動画の転送速度向上
- 対応端末の拡大
変更された理由は不明ですが、考えられる理由はこの三つです。
これからの時代は画像やテキストよりも動画コンテンツがメインになってくると考えられています。
そのために必要なのが動画などの大きなデータをより早く転送するための通信速度。
それにUSB-Cは他のスマートフォンやタブレットPCでも広く普及していますしね…
iPhone 11とiPhone 15の違いまとめ
ということで違いをまとめます。
- 衝突事故検出
- カメラにアクションモードが追加
- DynamicIsland搭載
- カメラが大幅進化
- USB Type-Cを搭載
13万円近い値段のiPhone 15ですが、それ相応に機能が追加されていますね。
A13 BionicとA16 Bionicを比較:まとめ
ということでA13 BionicとA16 Bionicについて性能と値段を比較してみました。
- A16 BionicはA13 BionicよりCPUが1.75倍、GPUが2.59倍良い
- A13 Bionicの端末ならiPad 第9世代が一番安い
- iPhone 15は価格は高いが、かなり機能が増えている
iPhoneを購入するときには楽天が買うのが一番ポイント還元もあったりしてお得でしたね。
とはいえ、場合によってはAmazonだったり公式ショップの方が安い場合もあったりします。
なので、どういった時にどこが安いのかというのを以下の記事にまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
ちなみに、iPhone 12からiPhone 15に乗り換えを検討している方はA14 BionicとA16 Bionicを比較した記事をチェックしてみてください。
より性能が上がっていることがわかると思います。