AppleのA13 BionicとA16 Bionicを比較【iPhone 11 Pro/14 Pro】

A13 A16 compare

2022年9月16日にiPhone 14 Proが発売されましたね。

いろいろと進化したiPhone 14 Proへの乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。

そこで疑問に思ったのですが…

わたし
  • A13 Bionicと、A16 Bionicってどのくらい性能が違うの??
  • iPhone 11 ProとiPhone 14 Proは何が違うの??
  • コストパフォーマンスを考えたらどっちがいいの??

この疑問を解決するためにA13 BionicA16 Bionicを比較してみました。

A13 BionicとA16 Bionicが搭載されている端末

tablet pc
端末

まずはA13 BionicA16 Bionicが搭載されている端末を解説します。

ちなみにこの情報は2023年1月時点のものになります。

A13 Bionicを搭載している端末

まずはじめにA13 Bionicを搭載している端末はこちら。

Apple A13 Bionicを搭載している端末
  • iPhone 11シリーズ
  • iPhone SE2
  • iPad 第9世代
  • Apple Studio Display

A16 Bionicを搭載している端末

次にA16 Bionicを搭載している端末がこちら。

Apple A16 Bionicを搭載している端末
  • iPhone 14 Pro/14 Pro Max

A13 BionicとA16 BionicのCPU/GPU性能を比較

compare
比較

次にA13 BionicA16 BionicのCPU/GPU性能を比較していきます。

利用したベンチマークツール

  • CPU性能:Geek Bench6
  • GPU性能:iGPU-FP32

A13 BionicとA16 BionicのCPUスペックを比較

プロセッサーベンチマーク
A13 Bionic3599
A16 Bionic5402
CPUベンチマーク

A13 Bionicと比較して、A16 Bionicのほうが約1.5倍ほどスペックがいいことがわかりますね。

このくらい差があるとアプリのインストールや再起動の時間が早くなることを体感できると思います。

A13 BionicとA16 BionicのGPUスペックを比較

次にGPUスペックを比較します

プロセッサーベンチマーク
A13 Bionic691
A16 Bionic2000
GPUベンチマーク

A13 Bionicと比較してA16 Bionic約2.8倍スペックが上がってますね。

ここまで性能が上がっていると3Dのゲームをするときでもなめらかだったりラグが少なくなったりします。

原神などの3Dゲームでは特にその差が大きく現れると思います。

A16 Bionicはバッテリー保ちがいい

A16 Bionicはスペックが上がっているだけでなく、バッテリーの保ちも良くなっています。

例えばiPhone 11 ProとiPhone 14 Pro、iPhone 11 Pro MaxとiPhone 14 Pro Maxで比較してみましょう。

端末ビデオ再生時間
iPhone 11 Pro18時間
iPhone 14 Pro23時間
iPhone 11
Pro Max
20時間
iPhone 14
Pro Max
29時間
iPhone 11 Pro/14 Proのビデオ再生時間

iPhone 11 Proと14 Proで5時間の差、11 Pro Max14 Pro Maxを比較すると、なんと9時間もの差があります!!

こうしてみるとかなりバッテリーの保ちが良くなっていることがわかりますね!!

iPhone 11 Pro/14 Proの違いをチェック

次にiPhone 11 ProiPhone 14 Proの違いを見てみましょう。

スペックもそうですが、機能も違っているのでそういった点をチェックしていきます。

iPhone 11 Pro/14 Proを比較

3世代も違うので色々と変わっていますが、その中で特に違いがあるところをまとめていきます。

衝突事故検出機能が追加

iPhone 14 Proからは衝突事故検出という機能が追加されました。

車での事故などが発生した時に自動で緊急連絡先に通報してくれる便利な機能です。

ただし、2023年1月時点では日本でのサービスは開始されていませんし、まだまだ誤動作が多いようです。

わたし

スキーでこけただけで動作するみたい

まぁある意味事故かもしれませんが…

まだ使える機能ではないので、将来への投資的な意味になりますね。

カメラにアクションモードとマクロ撮影が追加

iPhone 14 Proではカメラにアクションモードマクロ撮影というものが追加されました。

アクションモードは手ブレが全くない状態でムービーが撮れるというものです。

マクロ撮影はいわゆる接写機能で、至近距離の撮影に対応しています。

カメラにこだわりたい人にオススメの機能です!!

ムービーでシネマティックモードが使えるようになった

iPhone 14 Proですは、シネマティックモードというものが使えます。

説明するよりこちらの映像を見る方が早いですね。

シネマティックモード

機械学習を応用して、フォーカスする対象を自動で変更する機能です。

自分で撮影するムービーの幅が広がると思いますが、よっぽどこだわりのある人でないと使うことはないかもしれませんね…

ProMotionディスプレイを搭載

iPhone 14 ProProMotionディスプレイを搭載しています。

ProMotionディスプレイ

リフレッシュレートが通常60Hzのところ120Hzまで動作し、より滑らかに画面が表示される

1秒間に120回画像を更新できるということ

パラパラ漫画が1秒で120枚パラパラされるイメージです

FPSゲームなんかをする人にとっては嬉しい機能ですね。

常時表示ディスプレイ

iPhone 14 ProではiPhoneとして初めて常時表示ディスプレイを搭載しました。

わたし

ずっと画面が表示されてたらバッテリーの消費が激しいのでは??

と思いますが、さっきのProMotionディスプレイとの組み合わせで1Hzまでリフレッシュレートを落とすことができます。

つまり1秒に1回だけ画面を更新すればいいので、電力消費はかなり抑えられるというわけです。

Dynamic Islandを搭載

iPhone 14 Proで初めて搭載されたDynamic Island、これは説明するよりも画像を見た方が早いですね。

Dynamic Island

今まではフロントカメラなどのセンサーはフレームの一部でしたが、画面の一部に組み込まれる形になりました。

これはデザイン的な変更なので、機能が大きく変わったというところではないですね。

カメラが進化

iPhoneのProモデルはメインカメラ、超広角カメラ、望遠カメラの3カメラシステムでしたが、iPhone 14 Proからはメインカメラが12MPから48MPに大幅進化しました。

これによってさらにきめ細かい写真を撮ることができるようになります。

特に写真を拡大した時にかなり差が出てくると思います。

他にもマクロ撮影という接写モードや夜でもポートレートが撮れたりするので、カメラにこだわりたい人にはオススメですね。

iPhone 11 ProとiPhone 14 Proの違いまとめ

ということで違いをまとめます。

iPhone 11 Pro/14 Proの違い
  • 衝突事故検出
  • カメラにアクションモードとマクロモード、シネマティックモードが追加
  • ProMotionディスプレイ搭載
  • DynamicIsland搭載
  • カメラが大幅進化

15万円近い値段のiPhone 14 Proですが、それ相応に機能が追加されていますね。

A13 BionicとA16 Bionicを比較:まとめ

ということでA13 BionicA16 Bionicについて性能と値段を比較してみました。

A13 BionicとA16 Bionicを比較した結果
  • A16 BionicA13 BionicよりCPUが1.5倍、GPUが2.8倍良い
  • A13 Bionicの端末ならiPad 第9世代が一番安い
  • iPhone 14 Proは価格は高いが、かなり機能が増えている

iPhoneを購入するときには楽天が買うのが一番ポイント還元もあったりしてお得でしたね。

とはいえ、場合によってはAmazonだったり公式ショップの方が安い場合もあったりします。

なので、どういった時にどこが安いのかというのを以下の記事にまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。

where store ipad great price

ちなみに、iPhone 12 ProからiPhone 14 Proに乗り換えを検討している方はA14 BionicとA16 Bionicを比較した記事をチェックしてみてください。

より性能が上がっていることがわかると思います。

A14 A16 compare