この記事では、ボクシングのライトヘビー級世界ランキングをまとめました!!
ライトヘビー級といえば、日本人にはあまり馴染みのない階級であり、最近まではそこまで注目される階級ではありませんでした。
しかし2024年2月時点で2人の圧倒的強さを誇る王者がおり、その2人の動向が注目されております。
そんなライトヘビー級(76.204~79.379kg)にはどんな選手がいるのか??
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされている世界ランカーのボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳しているため、おかしい場合もありますがご了承ください
- 表示の順番は独自の基準で記載しています
(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です) - スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
- Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています
【ボクシング】世界ライトヘビー級ランキング一覧
- WBA:2024/6/30 更新
- WBC:2024/7/13 更新
- IBF:2024/7/16 更新
- WBO:2024/7/15 更新
- RING:2024/7/20 更新
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
アルツール・ベテルビエフ | - | 王者 | 王者 | 王者 | PFP6 1 |
ディミトリー・ビボル | スーパー | - | - | - | PFP7 2 |
デビッド・ベナビデス | - | 暫定 | - | - | 3 |
アンソニー・ヤルデ | 3 | 4 | 4 | 3 | 5 |
ジョシュア・バスティ | - | 1 | 3 | 1 | 4 |
アルベルト・ラミレス | 2 | 6 | 6 | 4 | 7 |
ウィリー・ハッチンソン | - | 3 | 9 | 2 | 9 |
カラム・スミス | - | 5 | - | 9 | 6 |
オレクサンドル・グヴォズディク | - | 2 | - | - | 8 |
ダニエル・アジーズ | 5 | 7 | 10 | - | 10 |
コナー・ウォーレス | 6 | 8 | 7 | - | - |
アリ・イスマイロフ | - | - | 5 | 6 | - |
マイケル・アイフェルト | - | - | 1 | - | - |
マリク・ジナド | - | - | 2 | - | - |
ラディヴォジェ・カラジッチ | 4 | - | - | - | - |
アダム・デインズ | - | - | - | 5 | - |
ジェシー・ハート | - | - | - | 7 | - |
ローレンス・キング | 7 | - | - | - | - |
ジェローム・パンペローネ | - | - | 8 | - | - |
コナー・ウォーレス | - | - | - | 8 | - |
ルイス・アントニオ・テヘダ | 8 | - | - | - | - |
リチャード・リベラ | 9 | - | - | - | - |
ロビン・クラスニキ | - | 9 | - | - | - |
リンドーン・アーサー | 10 | - | - | 10 | - |
アフメド・エルビアリ | - | 10 | - | - | - |
ザック・パーカー | - | - | - | 10 | - |
【ボクシング】世界ライトヘビー級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。
デビッド・ベナビデス
- 戦績:29戦29勝24KO無敗
- 身長:188cm
- リーチ:189cm
- 出身:アメリカ
- 構え:オーソドックス
WBC世界スーパーミドル級暫定王者のデビット・ベナビデス。
彼は過去にもWBC世界スーパーミドル級の正規王者を獲得したことがありますが、体重超過で剥奪されてしまったことがあります。
そして現在はWBCの暫定王座として正規王者であるカネロとの統一戦に挑もうとしています。
2023年3月25日には元IBF世界スーパーミドル級王者であるカレブ・プラントとの試合で判定勝利を収めました!
そして2023年11月25日にデミトリウス・アンドラードとの試合では相手の棄権によるTKO勝利を納めました!!
これはもうカネロはベナビデスと試合をしないといけませんね…
と思っていましたが、試合を受けてくれないカネロに愛想が尽きたのか、2024年6月15日にオレクサンドル・グォツディクとのWBC世界ライトヘビー級王座決定戦が行われました。
結果は3-0の判定勝利を収め、WBC世界ライトヘビー級王座に輝きました!!
アルツール・ベテルビエフ
- 戦績:20戦20勝20KO無敗
- 身長:182cm
- リーチ:185cm
- 出身:ロシア
- 構え:オーソドックス
現WBC・WBO・IBF世界ライトヘビー級3団体統一チャンピオンであるアルツール・ベテルビエフ。
彼は2013年7月8日にプロデビューでKO勝利を飾って以来、すべての試合をKOで勝利しています。
もはやハンマーとも思えるようなとてつもないパンチ力を誇ります。
2017年11月11日にIBF王座決定戦で最初のベルトを獲得すると、2019年10月18日には当時のWBC王者であったオレクサンドル・グウォジクと2団体統一戦を行い、12RでのKO勝利によって2団体統一王者となりました。
さらに、2022年6月18日にはWBO王者であったジョー・スミスJrとの3団体統一戦が行われ、この試合も2RTKO勝利を収めました。
また、2024年1月13日にはスーパーミドル級でWBSS優勝を果たしたカラム・スミスとの対戦が行われました。
カラム・スミスはあのカネロ以外に負けたことがなく、WBSS優勝というとてつもない実績を誇る選手です。
テクニシャンタイプには弱いと思われていたベテルビエフでしたが、スミスにほとんど何もさせないまま7RにKOで勝利しました。
パンチ力だけでなくテクニックも見せつけた試合でしたね。
そしてようやく、2024年の6月1日に同じロシア人でありWBAの対向王者であるディミトリー・ビボルとの試合が決定しました。
ところが、ベテルビエフの怪我によりこの試合は延期に…
ディミトリー・ビボル
- 戦績:23戦23勝12KO無敗
- 身長:183cm
- リーチ:183cm
- 出身:ロシア
- 構え:オーソドックス
現WBAスーパー世界ライトヘビー級チャンピオンのディミトリー・ビボル。
彼は2014年11月28日にプロデビューすると、2016年5月21日にわずか7戦目でWBA世界ライトヘビー級暫定王座を獲得します。
2017年4月14日に行われた2度目の防衛戦に勝利すると、正規王者に繰り上がります。
そして2019年10月12日に行われた8度目の防衛でついにスーパー王者に認定されました。
ここまではあまりネームバリューのないビボルでしたが、大きなチャンスが訪れます。
あの世界的スーパースター、カネロがビボルのタイトルに挑戦することになりました。
2022年5月7日に行われたこの試合、下馬評は完全にカネロ有利でした。
それもそのはず、当時カネロは破竹の勢いでスーパーミドル級の4団体統一を成し遂げ、無敗とはいえ無名のビボルが勝てる見込みはないというのが世の中の風潮でした。
しかし、いざ試合が始まってみると終始ビボルが距離を上手くコントロールし、ほぼ一方的にクリーンヒットを当てて3-0の判定勝利を収めました。
この試合で一気にトップスター選手となったビボルはその後2度の防衛戦を安定した内容で勝利しました。
そしてついに2024年の6月1日に同じロシア人でありWBC・WBO・IBFの3団体統一王者である対向王者のアルツール・ベテルビエフとの試合が決定しました。
しかしベテルビエフの怪我により統一戦はお預けに…
マリク・ジナードという選手と代わりに対戦することになり、しっかりと6RTKO勝利を収めました!!
【ボクシング】世界ライトヘビー級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシング世界ライトヘビー級ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!
よくランキングは変動するので、ちょくちょく更新していきますね。
ちなみに下の階級であるスーパーミドル級や、上の階級であるヘビー級などの記事もありますので、気になったらチェックしてみてください!!