【ボクシング】フライ級世界ランキング一覧【日本人にお馴染み】【随時更新】

fly ranking

こんにちは、この記事ではボクシング世界フライ級ランキングをまとめました!!

フライ級というと古くは白井義男さん、ファイティング原田さん、有名なところで言えば亀田興毅さんや内藤大助さんがかつてチャンピオンでした。

そんなフライ級(48.988~50.802kg)について、世界ランキングの上位にランクインしている選手をまとめました!!

WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされているボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!

  • 選手の名前は英語名をGoogle翻訳してるのでご了承ください
  • 表示の順番は独自の基準で記載しています
    (チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です)
  • スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
  • Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています

【ボクシング】世界フライ級ランキング一覧

更新日
  • WBA:2023/05/31 更新
  • WBC:2023/05/26 更新
  • IBF:2023/05/15 更新
  • WBO:2023/05/15 更新
  • RING:2023/05/27 更新
名前WBAWBCIBFWBORING
サニー・エドワーズ--王者-1
フリオ・セサール・マルチネス-王者--2
アルテム・ダラキアン王者---3
ジェシー・ロドリゲス---王者4
ユーリ阿久井政悟1344-
アンヘル・アヤラ・ラディザバル-1-75
リカルド・サンドバル56-68
デビッド・ジメーネス45--7
アンジェリノ・コルドヴァ3--3-
デイブ・アポリナリオ2-5--
フェリックス・アルバラード-10399
加納陸---1-
クリストファー・ロサレス94--10
フランシスコ・ロドリゲスJr-2---
オリムジョン・ナザロフ---2-
桑原拓78---
ジーメル・マグラモ---5-
マックウィリアムズ・アローヨ----6
ホセリート・ベラスケス--6--
アンディ・ドミンゲス・ベラスケス6----
アンドレス・カンポス--7--
京口紘人-7---
アンヘル・フランシスコ・ラモス---8-
ブライアン・モシノス8----
エイドリアン・クーリエル・ドミンゴス--8--
タナンチャイ・カランパーク-9---
ミエール・ファジャルド--9--
トビアス・ジェレミアス・レイズ--10--
ギャラル・ヤファイ---10-
ウラン・トロハツ10----

【ボクシング】世界フライ級ランキング:気になる選手を解説

一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。

サニー・エドワーズ

エドワーズのプロフィール
  • 戦績:19戦19勝4KO無敗
  • 身長:160cm
  • リーチ:157cm
  • 出身:イギリス
  • 構え:オーソドックス
https://twitter.com/SunnyEdwards/status/1642226018957008896

現IBF世界フライ級王者であるサニー・エドワーズ

彼は2021年4月30日に当時フライ級で10年以上も無敗を誇ったモルティ・ムザラネに挑戦しました。

ムザラネは20年以上ものキャリアの中で2敗しかしておらず、キャリア序盤の敗北と10年以上前にドネアに敗れて以来10年以上無敗を貫いていました。

その10年の中にはカシメロやゾラニ・テテ、八重樫東さんなど日本人もよく知っている選手です。

そんなムザラネにほとんど一方的にポイントアウトして勝利を収め、見事IBF王者に輝いたエドワーズ。

エドワーズ VS ムザラネ ハイライト

2023年4月時点で3度の防衛に成功しており、直近では元IBF世界ライトフライ級王者であったフェリックス・アルバラードも下しています。

おそらくフライ級でも4団体統一が進んでいくと思われますので、今後の動向に注目です。

フリオ・セサール・マルチネス

マルチネスのプロフィール
  • 戦績:22戦20勝15KO2敗
  • 身長:157cm
  • リーチ:163cm
  • 出身:メキシコ
  • 構え:オーソドックス

現WBC世界フライ級王者であるフリオ・セサール・マルチネス

彼は現在4度の防衛に成功しており、フライ級の安定王者として君臨しています。

2022年3月に一度スーパーフライ級に階級を上げて、あのローマン・ゴンサレスとWBC世界スーパーフライ級ダイヤモンド王座をかけた試合が行われました。

わたし

ダイヤモンド王座というのは世界王座より上位のタイトルらしいです。

WBCが承認料欲しさに乱立したタイトルの一つですね…

ロマゴン VS マルチネス ハイライト

結果はマルチネスの判定負けで、しかもマルチネスは体重超過をしていたため勝ってもタイトルは獲得できませんでした…

その後は再びフライ級に戻し、防衛戦を進めていくようです。

WBCはユーリ阿久井政悟選手や桑原拓選手、そして京口紘人選手がランクインしているので日本人選手とぶつかる可能性も十分にありえますね。

アルテム・ダラキアン

ダラキアンのプロフィール
  • 戦績:22戦22勝15KO無敗
  • 身長:164cm
  • リーチ:164cm
  • 出身:ウクライナ
  • 構え:オーソドックス

現WBA世界フライ級王者であるアルテム・ダラキアン

彼は現在まで6度の防衛を果たしており、安定王者として君臨しています。

とはいえ、実は強豪と呼ばれる選手とはあまり試合をしていないこともあり評価は高くありません。

プロモーターの関係などもあるのでしょうが、これからはどんどん強豪と試合をして名を上げていってほしいですね。

おそらく次はランキング1位であるユーリ阿久井政悟選手と試合をすることになるのではないかと思わます。

ジェシー・ロドリゲス

ロドリゲスのプロフィール
  • 戦績:18戦18勝11KO無敗
  • 身長:163cm
  • リーチ:170cm
  • 出身:アメリカ
  • 構え:サウスポー
https://twitter.com/210bam/status/1645154343287398400

現WBO世界フライ級王者であるジェシー・”バム”・ロドリゲス

彼はもともとライトフライ級の選手でしたが、いろいろな経緯があって2つ階級を飛び越えたスーパーフライ級のWBC世界王座決定戦に挑戦しました。

この試合は2022年2月5日に行われましたが、もともとはシーサケット・ソー・ルンビサイとカルロス・クアドラスが対戦して王座を決定する予定でした。

しかしシーサケットが病気で欠場し、急遽クアドラスと対戦することになりました。

クアドラスはロマゴンやエストラードといったスーパーフライ級のトップファイター達と渡り合ってきた強豪で、前評判はクアドラスの圧倒的有利でした。

しかしそんな逆境を覆し、ロドリゲスがダウンを奪うなどの大健闘を見せ見事WBC世界スーパーフライ級王者に輝きました。

ロドリゲス VS クアドラス ハイライト

世紀のアップセットを起こし、その勢いのままに2022年6月25日にはシーサケットとの試合が行われました。

この試合もシーサケット有利と見られていましたが、なんとロドリゲスが8RでのTKO勝利を収めました!!

ロドリゲス VS シーサケット ハイライト

アップセットを2連続で達成し、一気に軽量級のスター選手に上り詰めたロドリゲスでしたが、スーパーフライ級は自分にはまだ早いと感じていたようで、王座を返上しフライ級に落とすことになりました。

そして2023年4月8日に中谷潤人選手が返上したWBO世界フライ級王座をかけた決定戦に出場しました。

相手のクリスチャン・ゴンザレスに見事判定勝利を収め、2階級制覇を達成しました!!

間違いなくフライ級の台風の目になるので、今後の活躍に期待ですね!!

京口紘人

京口のプロフィール
  • 戦績:18戦17勝11KO1敗
  • 身長:162cm
  • リーチ:163cm
  • 出身:日本
  • 構え:オーソドックス
https://twitter.com/HirotoK1127/status/1590975106129723392

元IBF世界ミニマム級王者、そして元WBAスーパー世界ライトフライ級王者の京口紘人

京口選手はもともとアマチュアの選手でしたが目立った戦績はありません。

子供の頃から自分には才能がないと発言されていたように、プロでの試合でも特段才能を感じるような場面はありません。(すみません、個人的な感想です)

ですが、それでも努力と試行錯誤を重ねて、2階級制覇を達成したことは本当にすごい事です。

仮に才能がなかったとしても努力し続ける事で達成できることがある、ということを証明してきたと思います。

そして、2022年11月1日に拳四朗選手との10年ぶりの日本人王者同士での統一戦が行われました。

結果は拳四朗選手の7RTKO勝利に終わり、京口選手は初の黒星を喫してしまいました。

京口選手としては努力の結果を世の中に示したかったと思いますが、残念な結果になってしまいましたね。

ですが、試合の後の記者会見で先ほどの才能に関することを話しており、個人的にはその話がすごく良かったと思っています。

ちなみに京口選手はSNSやYouTubeにも力を入れていて、僕もYouTubeをよく見ているので気になる方はチェックしてみてください。

元世界チャンピオンとしての考察や試合予想などが聞けるので面白いですよ。

京口紘人選手のYouTube

そして2023年5月20日にフライ級で初試合をし、見事3-0の判定勝利を納めました‼︎

次戦は世界ランカーとの試合になると思いますが、キャリア終盤となるフライ級で王座を獲得して3階級制覇を達成してもらいたいですね‼︎

【余談】実はプロモーション会社が同じ選手達

余談ですが、サニー・エドワーズ、フリオ・セサール・マルチネス、ジェシー・ロドリゲス、そして京口紘人はみんなマッチルームというプロモーターに所属しています。

マッチルームにはあのカネロやゴロフキン、アンソニー・ジョシュアといったスーパースターが所属している超大手プローモーターです。

同じプロモーターに所属しているのでかなり試合を組みやすくなるのでは無いかと思われます。

少なくとも3団体統一まではスムーズに行くかもしれませんね。

【ボクシング】世界フライ級ランキング一覧:まとめ

以上、ボクシング世界フライ級ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!

フライ級は昔から日本人選手が世界王者になることが多い階級なので、今後も注目ですね。

よくランキングの変動があるので、ちょくちょく更新していきます。

ちなみに上の階級であるスーパーフライ級バンタム級などの階級についてもまとめていますので興味のある方はそちらもチェックしてみてください。

それでは!!

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