こんにちは、この記事ではボクシング世界スーパーフライ級のランキングをまとめました!!
スーパーフライ級というとローマン・ゴンザレスやファン・フランシスコ・エストラーダ、井岡一翔、田中恒成、中谷潤人といった有名かつ強いボクサーがうようよいる階級です。
そんなスーパーフライ級(50.802~52.163kg)について、世界ランキングの上位にランクインしている選手をまとめました!!
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされているボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳してるのでご了承ください
- 表示の順番は独自の基準で記載しています
(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です) - スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
- Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています
【ボクシング】世界スーパーフライ級ランキング一覧
- WBA:2023/11/30 更新
- WBC:2023/11/14 更新
- IBF:2023/11/10 更新
- WBO:2023/11/15 更新
- RING:2023/11/25 更新
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
ファン・フランシスコ・エストラーダ | - | 王者 | - | - | 王者 |
井岡一翔 | 王者 | - | - | - | 1 |
中谷潤人 | - | - | - | 王者 | 3 |
フェルナンド・マルチネス | - | - | 王者 | - | 4 |
カルロス・クアドラス | - | 暫定 | - | - | 9 |
ローマン・ゴンサレス | 4 | 1 | 4 | 3 | 2 |
田中恒成 | 2 | - | 3 | 1 | 5 |
中川健太 | 10 | 4 | - | 6 | - |
シーサケット・ソー・ルンビサイ | - | 5 | - | - | 6 |
ジョン・ラミレス | 1 | - | - | - | - |
フランシスコ・ロドリゲス | - | - | - | 5 | 7 |
イスラエル・ゴンザレス | - | 8 | 6 | - | 10 |
アンドリュー・モロニー | - | 7 | - | 9 | 8 |
クリスチャン・エドアルド・バカセグア | - | - | - | 2 | - |
ペドロ・ゲバラ | - | 3 | - | - | - |
ビン・ルー | 3 | - | - | - | - |
クリストファー・ロサレス | - | - | - | 4 | - |
KJ・カタラハ | 7 | - | - | 8 | - |
ダビド・ケイラー | 5 | - | - | - | - |
ウィリバルド・ガルシア・ペレス | - | - | 5 | - | - |
ジェイル・ラキネル | - | 6 | - | 10 | - |
ジョスバー・ベレス | 6 | - | - | - | - |
タシーフ・カーン | - | - | - | 7 | - |
プメレレ・カフ | - | - | 7 | - | - |
シーチャイ・テイヤン | 8 | - | - | - | - |
ジェイド・ボルネア | - | - | 8 | - | - |
フェリックス・モンテネグロ | 9 | - | - | - | - |
ジョナサン・ジェイビエール・ロドリゲス | - | - | 9 | - | - |
ノルベルト・ヒメネス | - | 9 | - | - | - |
シコー・ンコトホール | - | - | 10 | - | - |
ファン・カルロス・カマチョ | - | 10 | - | - | - |
【ボクシング】世界スーパーフライ級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。
ローマン・ゴンザレス
- 戦績:55戦51勝41KO4敗
- 身長:160cm
- リーチ:163cm
- 出身:ニカラグア
- 構え:オーソドックス
日本でも有名なローマン・ゴンザレス、通称ロマゴン!!
海外ではチョコラティートの愛称で親しまれています。
彼はかつてPFP1位にも選ばれるほど、初黒星を喫するまでは圧倒的強さで評価を集めていました。
彼は2016年9月10日にカルロス・クアドラスが持つWBC世界スーパーフライ級王座に挑戦して3-0の判定勝利を収めました。
46戦無敗のまま4階級制覇を達成した素晴らしい戦績を誇っていました。
しかしその後シーサケット・ソー・ルンビサイに2連敗してしまい、評価を落とすことになります。
その後はWBAスーパー世界スーパーフライ級を持つカリド・ヤファイに挑戦して王座を獲得するも、ファン・フランシスコ・エストラーダとの2団体統一に失敗してしまいPFPランキングからは外れてしまいました…
そして、2022年12月3日(日本時間では4日)にエストラーダとの3戦目で惜しくも0-2で再び敗れてしまいました。
実力は間違いなくトップの選手ですが、そろそろ潮時かもしれませんね…
ファン・フランシスコ・エストラーダ
- 戦績:47戦44勝28KO3敗
- 身長:163cm
- リーチ:168cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
世界3階級制覇王者のエストラーダ、2022年9月現在スーパーフライ級最強と言われている選手です。
彼が評価を上げたのはスーパーフライ級で評価されている選手に勝利してきたことがポイントになります。
先述のロマゴン、そのロマゴンに2連勝を上げたシーサケット・ソー・ルンビサイ、ベテラン強豪のカルロス・クアドラスに勝利してきました。
2022年9月現在はどの団体のベルトも持っていませんが(RING誌のベルトは持っています)、ロマゴンとの3回目の試合が予定されているようですね。
さらに、階級を下げてくるドネアとの試合も今後ありえるかもしれませんね…
そして、2022年12月3日(日本時間では4日になると思います)にロマゴンとの3戦目で辛くも2-0で勝利を収めてトリロジーファイトに終止符を打ち、WBCの王座に輝きました。
次はあの井岡選手との試合をしたいと言っていたそうですが、結局年末に試合が行われることは無くなりました…
(個人的な感想ですが、ロマゴンとの試合でビッグマネーを得てから守銭奴的な側面が強くなってしまっているのかもしれませんね…)
井岡一翔
- 戦績:33戦30勝15KO2敗1分
- 身長:165cm
- リーチ:166cm
- 出身:日本
- 構え:オーソドックス
ここで日本人の登場です!!
日本人男子ボクサーとして初めて4階級制覇を成し遂げた井岡一翔!!
彼はWBA/WBC世界ミニマム級2団体統一王座、WBA世界ライトフライ級王座、WBA世界フライ級王座、そしてWBO世界スーパーフライ級王座を獲得しました。
ロマゴンやエストラーダと比べるとビッグネームとはあまり戦っていませんが、チェスのような理詰めの戦いで有識者の間では高い評価を得ています。
2022年7月13日にドニー・ニエテスとの再戦でほぼフルマークの判定勝利を収めました。
そして遂に、2022年12月31日にWBAの世界チャンピオン、ジョシュア・フランコとの統一戦が開催されました!!
しかし、結果はなんと0-1でドロー判定に…
プロボクシングの判定はジャッジの2人以上が優勢としないと決着がつきません
例:1-0はドロー、2-0なら勝敗が決定、1-1はもちろんドロー
個人的にはフランコが僅差で勝利したかと思いましたが、なんとかベルトは守れたということですね。
しかしWBOの王座を返上し、2023年6月24日にフランコとの再戦が行われました。
結果は3-0で井岡が勝利し、見事WBA王座に返り咲きました‼︎
次はエストラーダとのビックマッチに漕ぎ着けたいところでしたが、2023年12月31日にジョスベル・ペレスとの防衛戦となりました。
ビッグマッチを期待していましたが残念ですね…
どうもファイトマネーの折り合いがつかなかったみたいです。
田中恒成
- 戦績:20戦19勝11KO1敗
- 身長:164cm
- リーチ:164cm
- 出身:日本
- 構え:オーソドックス
またまた日本人の登場です!!
世界最速(ロマチェンコとのタイ記録)で3階級制覇を達成した田中恒成!!
WBO世界ミニマム級、WBO世界ライトフライ級、WBO世界フライ級王座を獲得しており、現在はスーパーフライ級で世界王座獲得を狙っています。
2020年12月31日にWBO世界スーパーフライ級王者、井岡一翔に挑戦し世界最速4階級制覇を狙いましたが、あえなく8RTKOで敗北を喫してしました。
しかし試合内容としては日本人同士としてはとてつもなくハイレベルな内容でしたので、2020年の日本年間最高試合に選ばれるほどでした。
現在はファイトスタイルを見直し、さらには2023年5月21日にアメリカ国内王者をTKOで下しました‼︎
どの団体に挑戦するのかはまだわかりませんが、ぜひ4階級制覇を達成してもらいたいですね!!
中谷潤人
- 戦績:26戦26勝19KO
- 身長:172cm
- リーチ:170cm
- 出身:日本
- 構え:サウスポー
元WBO世界フライ級王者、そして新WBO世界スーパーフライ級王者である中谷潤人選手‼︎
172cmの長身、170cmのリーチを誇りスーパーフライ級でも有利な体格をしています。
ロマゴン、エストラーダ、井岡、誰とぶつかっても勝負論が成り立ちそうだと思いますが、どうなることでしょうか!?
そして日本時間2023年5月21日に行われたヘイニー VS ロマチェンコのアンダーカードとして組まれたアンドリュー・モロニーとのWBO王座決定戦で3度ダウンをとってからの12RTKO勝利を納めました!!
アンドリューはスーパーフライ級でもトップファイターでしたが、あの勝ち方は凄かったですね…
また2023年9月18日に初防衛戦でアルギ・コルテスという選手との試合が行われました。
この選手はエストラーダと互角に戦っただけあってポイント差以上にいい試合をしてくれましたね。
この試合はAmazon Prime Videoで見逃し配信されていますので、是非チェックしてみてください!!
そして、まだ確定してはいませんが、2024年2月24日に階級をバンタム級に上げ、ドネアにも勝利したあのアレハンドロ・サンティアゴといきなりWBCバンタム級タイトルマッチに挑むそうです。
続報に期待しましょう!!
【ボクシング】世界スーパーフライ級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシング世界スーパーフライ級ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!
スーパーフライ級は日本人も世界ランキングに入ることが多いのでなかなか注目の階級ですね!!
よくランキングの変動があるので、ちょくちょく更新していきますね。
ちなみにバンタム級、スーパーバンタム級などの階級についてもまとめていますので興味のある方はそちらもご覧になってみてください。
それでは!!