こんにちは、この記事ではボクシング世界バンタム級のランキングをまとめました!!
ボクシングといえば、日本で今一番注目されているのが井上尚弥。
そんな彼が戦場としているバンタム級にはどんなライバルがいるのか??
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされているボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳してるのでちょっと違和感があるかもしれません
- 表示の順番は偏見です(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に表示する理由にしています)
目次
【ボクシング】世界バンタム級ランキング一覧
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
井上 尚弥 | スーパー王者 | 王者 | 王者 | - | 王座 PFP 1位 |
ポール・バトラー | - | - | - | 王者 | 9 |
ジェイソン・モロニー | 9 | 1 | 5 | 1 | 2 |
ルーシー・ウォーレン | 1 | 8 | - | 3 | 5 |
エマニュエル・ロドリゲス | 6 | 6 | 6 | 9 | 4 |
ゲイリー・アントニオ・ラッセル | 2 | 9 | 4 | - | 6 |
ジョンリール・カシメロ | - | - | - | 2 | 1 |
ノニト・ドネア | - | 4 | - | - | 3 |
メルビン・ロペス | 4 | - | 8 | 7 | - |
チャーリー・エドワーズ | - | 5 | - | 4 | - |
ヴィンセント・アストラビオ | - | - | 7 | 6 | 8 |
ナパーポン・ソー・ルンヴィサイ | - | 2 | - | - | - |
サウル・サンチェス | 8 | - | - | 5 | - |
井上 拓真 | - | 3 | - | - | - |
ニコライ・ポタポフ | - | - | 3 | - | - |
リボリオ・ソリス | 3 | - | - | - | - |
リー・マクレガー | - | 10 | - | 8 | 7 |
ラモン・カルデナス | 5 | - | - | - | - |
レイマート・ガバリョ | - | 7 | - | - | - |
マンヨ・プレンジ | 7 | - | - | - | - |
西田凌佑 | - | - | 9 | - | - |
アントニオ・ニエベス | - | - | - | 10 | - |
ビクター・サンティラン | 10 | - | - | - | - |
アレハンドロ・サンティアゴ | - | - | - | - | 10 |
クリスチャン・メジーナ・ジメーネス | - | - | 10 | - | - |
【ボクシング】世界バンタム級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。
ギレルモ・リゴンドー
- 戦績:23戦20勝13KO3敗
- 身長:163cm
- リーチ:171cm
- 出身:キューバ
- 構え:サウスポー
リゴンドーはアマチュアボクシングでシドニーオリンピック、アテネオリンピックを2連覇している怪物です。
また、ドネアとの対戦経験もあり、1度ダウンを取られているものの、オリンピックを連覇したテクニックで判定勝利を収めています。
2021年8月14日に行われたカシメロとの試合では、なんと2-1の判定でカシメロの勝利!!
というかリゴンドーがあまりにもディフェンシブ過ぎましたね…
さらに2022年2月26日の試合ではヴィンセント・アストラビオという選手にダウンを喫し、0-3の判定負けまでしてしまいました…
しかもプライベートでは視力の80%を失いかねないほどの事故にもあってしまっています。
不運が重なりまくってますが、今後どうなるのでしょうか…
ポール・バトラー
- 戦績:36戦34勝15KO2敗
- 身長:168cm
- リーチ:165cm
- 出身:イギリス
- 構え:オーソドックス
2022年4月22日にWBOバンタム級暫定王座決定戦で見事勝利したポール・バトラー。
カシメロとの試合が決まりながら、いろいろな問題からカシメロと試合ができず、ようやくWBO王座に輝きました。
なお、カシメロは王座をはく奪されたため、バトラーが正式にWBOのチャンピオンということになるようです。(公式のランキングではまだカシメロがチャンピオンですが…)
そうすると、2022年6月7日に開催される井上vsドネア2の勝者とも絡んでくる可能性が出てきましたね。
ただ、バトラーの実績からするとどちらとも勝負にはならないのではないかと思ってしまうのですが…
(バトラーはカシメロに負けたゾラニ・テテにKOを負けし、エマヌエル・ロドリゲスにもほぼフルマークで判定負けしています)
とりあえず、今後の動向が気になるところですね。
ジェイソン・モロニー
- 戦績:26戦24勝19KO2敗
- 身長:165cm
- リーチ:165cm
- 出身:オーストラリア
- 構え:オーソドックス
彼はWBSSトーナメントにも出場しており、初戦でエマニュエル・ロドリゲスと対戦し、判定で僅差の1-2で敗北しています。
2020年の10月に行われた井上尚弥選手との試合では7RKOに沈んでしまいましたが、思っていたよりも井上選手がやりにくそうなイメージでしたね。
2022年6月5日に行われたデビン・ヘイニーVSジョージ・カンボソスJrのライト級4団体統一戦の前座でアストン・パリクテ選手との試合がありました。
見事3RでのTKO勝利を収め、WBC/WBOでは現在1位についています。
この調子でどんどん上に上がっていって欲しいですね!!
エマニュエル・ロドリゲス
- 戦績:23戦20勝13KO2敗1無効試合
- 身長:168cm
- リーチ:169cm
- 出身:プエルトリコ
- 構え:オーソドックス
WBSSトーナメント準決勝で井上尚弥と対戦し2RでKOされてしまったロドリゲス。
その後、ルイス・ネリーとのWBC挑戦者決定戦が決まっていましたが、ネリーが体重超過してしまったため試合が中止に…
そして何故かWBC挑戦者はドネアに決まってしまうという不遇に見舞われてしまいます…
さらに、2020年12月19日に行われたWBC暫定タイトルマッチでは、不可解な判定により僅差で敗北…
しかも2021年8月14日、カシメロvsリゴンドーのアンダーカードでアントニオ・ラッセルの試合でまさかの開始10秒ほどでバッティングによる無効試合に…
ちょっと一度お祓いに行ったほうがいいかもしれないくらいに不運が重なってしまっています…
高い実力を持っているので、数々の不遇にも負けずのし上がって行って欲しいですね。
井上拓真
- 戦績:17戦16勝3KO1敗
- 身長:164cm
- リーチ:163cm
- 出身:神奈川
- 構え:オーソドックス
ご存知、井上尚弥の弟、井上拓真選手。
2019年11月7日にウーバーリとWBC正規・暫定王座統一戦を行い、0-3で判定負けを喫してしまいました。
KO数は少ないですが、KOするときは1パンチで決めてしまうので、決してパンチ力が無いわけでは無いと思うんですよね。
2022年6月7日には、井上尚弥VSノニト・ドネア2の前々座として日本王座である古橋岳也選手とWBOアジアパシフィック・日本王座の統一戦を行い、ほぼフルマークの大差判定勝利を収めました!!
技術的にはやはりスーパーバンタムでも国内では頭一つ飛び抜けていますね。
今後はバンタム、スーパーバンタムの2つの階級を両にらみで戦っていくことになるのでしょうか…
ジョンリール・カシメロ
- 戦績:35戦31勝21KO4敗
- 身長:163cm
- リーチ:163cm
- 出身:フィリピン
- 構え:オーソドックス
元WBOチャンピオンのカシメロ。
2019年11月30日にWBO正規・暫定王座統一戦でWBSS出場者でもあったゾラニ・テテをわずか3RでKOしています。
元々は2020年4月に井上尚弥との試合が予定されていましたが、コロナの影響で延期になってしまいました…
2021年8月14日のリゴンドーとの試合では、リゴンドーの圧倒的塩対応により、ポイントが流れて勝利しましたね。
個人的にはカシメロ頑張ってましたが、リゴンドーが逃げの一手すぎてあまりにもアレな試合になってしまいましたね…
また、2021年12月11日に予定されていたポール・バトラーとの指名試合は、なんとカシメロの緊急入院により中止になってしまいました…
一応診断書をWBOに提出したことで王座は保持されるとのことですが、正直この采配はあり得ないですね…(今後そんなことを平気でする輩が増えそう…)
極めつけは2022年4月22日に予定されていたポール・バトラーとの同じく指名試合はなんとカシメロの減量目的としたサウナの利用が発覚したため、再びキャンセルに…(ちなみにイギリスのローカルルールがサウナ利用禁止なのだそう)
そしてついにWBOはカシメロから王座をはく奪、暫定王座に輝いたポール・バトラーを正規王座に格上げしました。
これはもう本当にカシメロは井上選手とやることはなくなりましたね…
ノニト・ドネア
- 戦績:49戦42勝28KO7敗
- 身長:170cm
- リーチ:174cm
- 出身:フィリピン
- 構え:オーソドックス
2019年11月7日にWBSSトーナメントで井上尚弥と優勝を争ったノニト・ドネア。
「フィリピンの閃光」のニックネームを持ち、ボクシング史上7人しかいない5階級制覇を成し遂げたレジェンドです。
5階級制覇はトーマス・ハーンズ、シュガー・レイ・レナード、オスカー・デ・ラ・ホーヤ、フロイド・メイウェザー・Jr.、マニー・パッキャオなどレジェンド揃い
伝家の宝刀「左フック」で数々のKOを築き上げてきた彼は、37歳と普通のボクサーなら引退してもおかしくない年齢。
しかしそこはレジェンド、5月29日のウバーリとのタイトルマッチで圧倒的な勝利を納めて再びWBC世界王座に輝きました!!
そして、2022年6月7日にあの井上尚弥選手との再戦!!
結果はなんとドネア選手の2RTKO負けという、あまりにも衝撃的な内容でした…
今後の進退が気になるところですが、まずはゆっくり休んでもらいたいですね。
とにかく、ドネア選手は本当に素晴らしい選手です。まだ体も大丈夫なのであれば、再起して勝利を飾ってもらいたいですね。
(できれば勝利で引退を迎えてほしいです…)
ちなみに試合はAmazon Primeで見逃し配信をいつでも見ることができますので、まだ登録していない方もぜひ見てください!!
井上尚弥
- 戦績:23戦23勝20KO無敗
- 身長:165cm
- リーチ:171cm
- 出身:神奈川
- 構え:オーソドックス
「モンスター」の異名で知られる井上尚弥。
2019年11月7日に行われたドネアとのWBSS決勝戦は「リング誌」における年間最高試合に選ばれましたね。
この試合から3試合をこなし(すべてKO勝利)、そして2022年6月7日、あのドネア選手との再戦が行われました!!
なんとまさかの2RTKO勝利と、戦前語っていた通り圧倒して何もさせない、を体現したような試合でしたね…
これでバンタム級には敵なしと見て間違いないですが、残るベルトであるWBOの王座を獲得して、日本人初の4団体統一王者を目指すようです。
そして、遂に!!
あのリング誌でP4Pランキング1位の偉業を成し遂げました!!
これは本当にとんでもないことで、日本人として史上初の快挙です!!
次の試合や次の階級でも圧倒的なパフォーマンスを見せることができれば1位の座もキープできるでしょう!!
ちなみに井上VSドネア2はアマゾンプライムで見逃し配信されていますので、いつ登録しても見ることができます。この機会に是非登録してみてください。
【ボクシング】世界バンタム級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシングバンタム級世界ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!
ちょくちょくランキングの変動はあるので、ちょくちょく変更していきますね。
ちなみに井上尚弥選手が近い将来に転級すると言われているスーパーバンタム級についてもまとめていますのでそちらもご覧になってみてください。
それでは!!