こんにちは、この記事ではボクシング世界フェザー級のランキングをまとめました!!
フェザー級というとあの井上尚弥選手がキャリアの終盤に転向する可能性がある階級です。
実は2011年4月8日に長谷川穂積さんがフェザー級王座陥落してから、一度も日本人が世界チャンピオンになっていない階級です。
そんなフェザー級(55.338~57.153kg)について、世界ランキングの上位にランクインしている選手をまとめました!!
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされているボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳してるのでちょっと違和感があるかもしれません
- 表示の順番は偏見です(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に表示する理由にしています)
- スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
目次
【ボクシング】世界フェザー級ランキング一覧
- WBA:2023/01/31 更新
- WBC:2022/12/21 更新
- IBF:2023/01/05 更新
- WBO:2023/01/14 更新
- リングマガジン:2023/01/28 更新
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
エマヌエル・ナバレッテ | - | - | - | 王者 | 1 |
レイ・バルガス | - | 王者 | - | - | 2 |
ルイス・アルバラート・ロペス | - | - | 王者 | - | 5 |
リー・ウッド | 王者 | - | - | - | 6 |
マウリシオ・ララ | 10 | 4 | 3 | 4 | 4 |
アイザック・ドグボエ | - | 2 | 8 | 1 | - |
ブランドン・フィゲロア | - | 1 | - | 2 | - |
ロベイシー・ラミレス | - | 9 | 4 | 3 | 9 |
ジョシュ・ワーリントン | 6 | 7 | 6 | - | 7 |
トーマス・パトリック・ワード | 1 | - | 10 | 5 | - |
マーク・マグサヨ | - | 3 | - | - | 3 |
マイケル・コンラン | 9 | 6 | 9 | 7 | 10 |
キコ・マルチネス | - | - | 2 | - | 8 |
ジョエット・ゴンザレス | 8 | 8 | - | 6 | - |
オタベック・コルマトフ | 2 | - | - | - | - |
阿部麗也 | - | 10 | 5 | 9 | - |
レイモンド・フォード | 3 | - | - | - | - |
ミルコ・クエロ | 4 | - | - | - | - |
ゲイリー・ラッセルJr | - | 5 | - | - | - |
ルイス・レイモンド・ヌネス | 5 | - | - | - | - |
アンセルモ・モレノ | 7 | - | - | - | - |
ジェームス・ディッケンス | - | - | 7 | - | - |
ルーベン・ヴィラ | - | - | - | 8 | - |
セルジオ・サンチェス | - | - | - | 10 | - |
【ボクシング】世界フェザー級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手たちをピックアップして解説していきます。
しかし、2023年はここで解説するチャンピオンたちの顔ぶれが大きく変わることになりそうです。
エマヌエル・ナバレッテ
- 戦績:38戦37勝31KO1敗
- 身長:170cm
- リーチ:183cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
現WBO世界フェザー級王者のエマヌエル・ナバレッテ。
元WBO世界スーパーバンタム級の王者でもあり、2階級制覇を達成しています。
まだ彼がスーパーバンタム級にいた時は井上尚弥選手とやりたいと声をあげていましたが、2020年にはナバレッテがフェザーに転級してしまったため、試合の実現性はかなり低くなりました。
ちなみに亀田和毅選手が少し前にスパーリングをしていたこともあります。
亀田選手からしてもリーチの長いナバレッテとのスパーリングはかなりやりづらかったみたいですね。
ということで、フェザーの選手としてナバレッテを紹介しましたが、2023年の2月にはさらに一つ階級を上げてスーパーフェザーのWBO王座決定戦に挑戦しました。
この試合はダウンを奪われたものの、逆転KOにより勝利して三階級制覇を達成しました。
ところがこの試合かなり物議を呼んでいるようで、ナバレッテがダウンした際にマウスピースを吐き出して意図的にカウントを引き伸ばしたのでは?と疑われています。
海外のボクシングではままある話ですが、ぶっちゃけ意図的に吐き出したのなら戦意喪失とみなしてほしいですね…
今後の動向次第ですが、おそらくフェザー級の王座は返上するのではないのでしょうか…
この記事からもおさらばですね…
レイ・バルガス
- 戦績:36戦36勝22KO無敗
- 身長:172cm
- リーチ:179cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
元WBC世界スーパーバンタム級王者、そして現WBC世界フェザー級王者であるレイ・バルガス。
彼はスーパーバンタム時代にゲビン・マクドネルやロニー・リオス、アザト・ホヴァニシアン、そして亀田和毅選手といったトップファイター達を相手にベルトを防衛していました。
そして怪我による2年以上のブランクを空けてフェザー級戦線に参戦。
当時のWBC世界フェザー級王者であったマーク・マグサヨに挑戦し、9Rにダウンを喫したものの終始優位に試合を進めて2-1の判定で勝利し、WBC世界フェザー級王座を獲得しました。
このままフェザー級でしばらく戦っていくのかと思いきや、2023年2月に一つ上の階級であるスーパーフェザー級のWBC王座決定戦に挑戦するようです。
この試合の結果にもよりますが、もしフェザー級王座を返上した場合、ナバレッテと同じくバルガスもこの記事からおさらばすることに…
フェザー級戦線は2023年にかなり入れ替わりが激しくなると思われます。
ゲイリー・ラッセルJr
- 戦績:33戦31勝18KO2敗
- 身長:164cm
- リーチ:163cm
- 出身:アメリカ
- 構え:サウスポー
元WBC世界フェザー級王者のゲイリー・ラッセルJr。
彼は元々アマチュアボクシング出身者で北京オリンピック出場も決定していましたが、体調不良により棄権してしまったという経歴があります。
しかしそんな不幸をよそに、プロに転向するとデビューから24連勝を重ねます。
そして25戦目にして念願の世界王座決定戦に出場することになったのですが、なんと相手はあのワシル・ロマチェンコでした。
結果は惜しくも0-2で敗れてしまいましたが、あのロマチェンコとかなりいい勝負をしたため、プロボクサーとしての評価を上げることとなりました。
そして27戦目に当時のWBC世界フェザー級王者であったジョニー・ゴンザレスに挑戦、4RTKOで勝利を収め、念願の世界王座を獲得しました。
その後年1回のペースで試合をこなし、5度の防衛を重ねていきます。
しかし2022年のマーク・マグサヨとの約2年ぶりの試合では怪我をしていたこともあって0-2の判定負けを喫し、王座陥落してしまいます。
素晴らしいハンドスピードとテクニックを兼ね備えていただけ残念でしたね…
年齢のこともあるのでもしかすると引退してしまうかもしれませんが、今後どうなることでしょうか…
ちなみに、弟たちもプロボクサーで、ゲイリー・アントアン・ラッセルはスーパーライト級のトップファイター、ゲイリー・アントニオ・ラッセルはバンタム級のトップファイターです。
マーク・マグサヨ
- 戦績:25戦24勝16KO1敗
- 身長:168cm
- リーチ:173cm
- 出身:フィリピン
- 構え:オーソドックス
元WBC世界フェザー級王者のマーク・マグサヨ。
彼は2022年1月に当時のWBC世界フェザー級王者であったゲイリー・ラッセルJrに挑戦し、2-1の僅差判定で勝利を収めて王座を獲得しました。
一部ではマニー・パッキャオの後継者とも言われており、そのアグレッシブなファイトスタイルから一定の人気を獲得しています。
しかし、2022年7月に元WBC世界スーパーバンタム級王者のレイ・バルガスの挑戦を受け、9Rにダウンを奪ったものの1-2の僅差判定負けを喫してしまいます。
短期政権かと思われましたが、2023年には再びWBCのタイトルに挑戦するようです。
バルガスがもしかするとスーパーフェザーに転級する可能性があるので、その穴を狙って後述のフィゲロアとの王座決定戦が行われる可能性があります。
ブランドン・フィゲロア
- 戦績:25戦23勝18KO1敗1分
- 身長:173cm
- リーチ:184cm
- 出身:アメリカ
- 構え:オーソドックス
元WBC世界スーパーバンタム級王者のブランドン・フィゲロア。
彼のことを知っている方は結構いると思います。
というのも、スーパーバンタム級時代にあのルイス・ネリが当時保持していたWBC世界スーパーバンタム級王座に挑戦、7RにボディブローでネリからKO勝利を上げて少し話題になりましたね。
その後WBO世界スーパーバンタム王座を保持するスティーブン・フルトンとの2団体王座統一戦を行い、惜しくも2-0の判定負けを喫してしまいました。
その後はフェザー級に階級を変え、マーク・マグサヨとのWBC王座決定戦が行われる可能性があるそうです。
ところが、2022年10月になんと飲酒運転で逮捕されており、保釈金を払って釈放してもらったそうですが、これ以上事件を起こさないでもらいたいものです…
【ボクシング】世界フェザー級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシングフェザー級世界ランキング一覧と気になるボクサーの解説でした!!
WBAのチャンピオンやIBFのチャンピオンもいますが、個人的には目立った相手と戦っていな勝ったり、IBFについてはコロコロチャンピオンが変わっているため、ここではスルーしました…
ランキング変動がよくあるので、ちょくちょく更新していきます。
ちなみに下の階級であるスーパーバンタム級や、2つ上の階級であるライト級など他の階級についてもまとめていますのでそちらもご覧になってみてください。
それでは!!