こんにちは、この記事ではボクシング世界フェザー級のランキングをまとめました!!
フェザー級というとあの井上尚弥選手がキャリアの終盤に転向する可能性がある階級です。
実は2011年4月8日に長谷川穂積さんがフェザー級王座陥落してから、一度も日本人が世界チャンピオンになっていない階級です。
そんなフェザー級(55.338~57.153kg)について、世界ランキングの上位にランクインしている選手をまとめました!!
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされているボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳してるのでご了承ください
- 表示の順番は独自の基準で記載しています
(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です) - スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
- Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています
【ボクシング】世界フェザー級ランキング一覧
- WBA:2023/05/31 更新
- WBC:2023/05/26 更新
- IBF:2023/05/15 更新
- WBO:2023/05/15 更新
- RING:2023/05/27 更新
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
レイ・バルガス | - | 王者 | - | - | 2 |
ルイス・アルバラート・ロペス | - | - | 王者 | - | 1 |
リー・ウッド | 王者 | - | - | - | 3 |
ロベイシー・ラミレス | - | - | - | 王者 | 5 |
ブランドン・フィゲロア | - | 暫定 | - | - | 4 |
ジョシュ・ワーリントン | 5 | 1 | 3 | 6 | 8 |
阿部麗也 | - | 2 | 1 | 4 | 9 |
ジョエット・ゴンザレス | 7 | 3 | - | 1 | - |
レイモンド・フォード | 2 | - | 5 | 8 | - |
オタベック・コルマトフ | 1 | 9 | 6 | - | - |
アーノルド・ケガイ | - | - | 8 | 2 | - |
アイザック・ドグボエ | - | 5 | - | 5 | - |
ジェームス・ディッケンス | - | 7 | 4 | 10 | - |
ニック・ボール | - | 4 | - | 7 | - |
ルーベン・ヴィラ | 9 | 6 | 10 | - | 10 |
マウリシオ・ララ | 8 | - | - | - | 6 |
ミルコ・クエロ | 3 | - | - | - | - |
セルジオ・サンチェス | - | - | - | 3 | - |
ルイス・レイモンド・ヌネス | 4 | - | - | - | - |
レラート・ドラミニ | - | 8 | 7 | - | - |
アンセルモ・モレノ | 6 | - | - | - | - |
マーク・マグサヨ | - | - | - | - | 7 |
ブランドン・レオン・ベニテス | - | - | - | 9 | - |
ジョーダン・ギル | - | - | 9 | - | - |
ナサリエル・コリンズ | - | 10 | - | - | - |
ビクター・モラレス | 10 | - | - | - | - |
【ボクシング】世界フェザー級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手たちをピックアップして解説していきます。
しかし、2023年はここで解説するチャンピオンたちの顔ぶれが大きく変わることになりそうです。
レイ・バルガス
- 戦績:37戦36勝22KO1敗
- 身長:172cm
- リーチ:179cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
元WBC世界スーパーバンタム級王者、そして現WBC世界フェザー級王者であるレイ・バルガス。
彼はスーパーバンタム時代にゲビン・マクドネルやロニー・リオス、アザト・ホヴァニシアン、そして亀田和毅選手といったトップファイター達を相手にベルトを防衛していました。
そして怪我による2年以上のブランクを空けてフェザー級戦線に参戦。
当時のWBC世界フェザー級王者であったマーク・マグサヨに挑戦し、9Rにダウンを喫したものの終始優位に試合を進めて2-1の判定で勝利し、WBC世界フェザー級王座を獲得しました。
このままフェザー級でしばらく戦っていくのかと思いきや、2023年2月に一つ上の階級であるスーパーフェザー級のWBC王座決定戦に挑戦しました。
この試合は0-3の判定でキャリア初の黒星を喫しました。
ちなみにWBC世界フェザー級のベルトは保持したままらしいので、暫定王者のフィゲロアと戦うのか、また再びスーパーフェザーでやるのかどうなるのでしょうか。
ゲイリー・ラッセルJr
- 戦績:33戦31勝18KO2敗
- 身長:164cm
- リーチ:163cm
- 出身:アメリカ
- 構え:サウスポー
元WBC世界フェザー級王者のゲイリー・ラッセルJr。
彼は元々アマチュアボクシング出身者で北京オリンピック出場も決定していましたが、体調不良により棄権してしまったという経歴があります。
しかしそんな不幸をよそに、プロに転向するとデビューから24連勝を重ねます。
そして25戦目にして念願の世界王座決定戦に出場することになったのですが、なんと相手はあのワシル・ロマチェンコでした。
結果は惜しくも0-2で敗れてしまいましたが、あのロマチェンコとかなりいい勝負をしたため、プロボクサーとしての評価を上げることとなりました。
そして27戦目に当時のWBC世界フェザー級王者であったジョニー・ゴンザレスに挑戦、4RTKOで勝利を収め、念願の世界王座を獲得しました。
その後年1回のペースで試合をこなし、5度の防衛を重ねていきます。
しかし2022年のマーク・マグサヨとの約2年ぶりの試合では怪我をしていたこともあって0-2の判定負けを喫し、王座陥落してしまいます。
素晴らしいハンドスピードとテクニックを兼ね備えていただけ残念でしたね…
年齢のこともあるのでもしかすると引退してしまうかもしれませんが、今後どうなることでしょうか…
ちなみに、弟たちもプロボクサーで、ゲイリー・アントワン・ラッセルはスーパーライト級のトップファイター、ゲイリー・アントニオ・ラッセルはバンタム級のトップファイターです。
マーク・マグサヨ
- 戦績:26戦24勝16KO2敗
- 身長:168cm
- リーチ:173cm
- 出身:フィリピン
- 構え:オーソドックス
元WBC世界フェザー級王者のマーク・マグサヨ。
彼は2022年1月に当時のWBC世界フェザー級王者であったゲイリー・ラッセルJrに挑戦し、2-1の僅差判定で勝利を収めて王座を獲得しました。
一部ではマニー・パッキャオの後継者とも言われており、そのアグレッシブなファイトスタイルから一定の人気を獲得しています。
しかし、2022年7月に元WBC世界スーパーバンタム級王者のレイ・バルガスの挑戦を受け、9Rにダウンを奪ったものの1-2の僅差判定負けを喫してしまいます。
そして2023年3月4日に行われたブランドン・フィゲロアとのWBC暫定王座決定戦でも残念ながら判定で敗北してしまいました。
直近のランキングを見るとどうもスーパーフェザーに転向するようですね。
ブランドン・フィゲロア
- 戦績:26戦24勝18KO1敗1分
- 身長:173cm
- リーチ:184cm
- 出身:アメリカ
- 構え:オーソドックス
元WBC世界スーパーバンタム級王者のブランドン・フィゲロア。
彼のことを知っている方は結構いると思います。
というのも、スーパーバンタム級時代にあのルイス・ネリが当時保持していたWBC世界スーパーバンタム級王座に挑戦、7RにボディブローでネリからKO勝利を上げて少し話題になりましたね。
その後WBO世界スーパーバンタム王座を保持するスティーブン・フルトンとの2団体王座統一戦を行い、惜しくも2-0の判定負けを喫してしまいました。
そしてフェザー級転向後、マーク・マグサヨとのWBC暫定王座決定戦で3-0の判定勝ちを収めました‼︎
今後は正規王者のレイ・バルガスと対戦するのか、それとも唯一の敗北を喫したフルトンとのフェザー級での再戦に挑むのか…
今後の動向に注目ですね!!
ルイス・アルバラート・ロペス
- 戦績:30戦28勝16KO2敗
- 身長:163cm
- リーチ:169cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
現IBF世界フェザー級王者であるルイス・アルバラート・ロペス。
彼は元IBF王者であったジョシュ・ワーリントンに僅差の2-0で判定勝利を収め王座に輝きました。
2023年5月27日にマイケル・コンランとの試合でTKO勝利を納めました!!
これで契約面などの問題がクリアできれば、阿部麗也選手とぶつかることになりますね。
今後の状況にも注目です!!
ロベイシー・ラミレス
- 戦績:13戦12勝17KO1敗
- 身長:165cm
- リーチ:173cm
- 出身:キューバ
- 構え:サウスポー
現WBO世界フェザー級王者であるロベイシー・ラミレス。
彼はもともとアマチュアのトップファイターで、なんとあのシャクール・スティーブンソンにも勝利したことがあるほどの選手です。
2023年4月1日に行われたアイザック・ドグボエとのWBO世界フェザー級王座決定戦に勝利し、見事王座に輝きました。
まだチャンピオンになって日が浅いですが、アマチュア仕込のテクニックで長期政権、団体統一をしていくのでは無いかと思っています。
そして、2023年7月25日になんと!
井上尚弥 VS スティーブン・フルトンの前座として日本の清水聡選手との試合が決定しました‼︎
これでさらに7月25日が楽しみになりましたね‼︎
マウリシオ・ララ
- 戦績:30戦26勝19KO3敗1分
- 身長:170cm
- リーチ:170cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
元WBA世界フェザー級王者であるマウリシオ・ララ。
彼は2023年2月18日に行われた当時のチャンピオン、リー・ウッドとの試合でポイントでは劣勢に立たされながらも、7Rに逆転KO勝利を収めました。
この試合は関係者からは年間最高試合候補として上がっているほどの試合です。
そんな両者が2023年5月27日に再び激突しました。
結果はリー・ウッドがリベンジに成功し、ララは初防衛に失敗してしまいました…
しかも体重超過をしていたため試合直前に王座を剥奪されるという…
世界最前線からは少し遠のいてしまった印象です。
ちなみに放送はDAZNで見逃し配信されるので、気になる方はチェックしてみてください。
グローバルプラン
ボクシングなどのマイナー競技しか見れない代わりにスタンダードプランより安いプラン
- スタンダードプラン:3000円
- グローバルプラン:980円
リー・ウッド
- 戦績:30戦27勝16KO3敗
- 身長:170cm
- リーチ:170cm
- 出身:イギリス
- 構え:オーソドックス
現WBA世界フェザー級チャンピオンのリー・ウッド。
彼は2021年7月31日に当時の王者シュ・ツァンに挑戦して勝利し、初の王座を獲得しました。
その後はマイケル・コンランを相手に初防衛に成功しましたが、2023年2月18日にマウリシオ・ララとの防衛戦でまさかの逆転TKO負けを喫してしまいました。
その後、2023年5月27日にダイレクトリマッチで3-0の判定勝利を納め、再び王者に返り咲きました。
この後はジョシュ・ワーリントンとの防衛戦になると噂されていますが、他の団体王者との試合も可能性はあるかもしれませんね。
ちなみに彼は昔、あの井上尚弥選手のスパーリングパートナーとして来日したことがあるそうです。
当時はバンタム級に初挑戦する直前だったそうで、その時すでにウッドはフェザー級のトップファイターでした。
そんな彼を井上選手は一方的にスパーリングを支配していたそうです…
もし井上選手がフェザー級に上げて、ウッドとぶつかることになったらどんな結果になるか楽しみですね!!
阿部麗也
- 戦績:29戦25勝10KO3敗1分
- 身長:172cm
- リーチ:??
- 出身:日本
- 構え:サウスポー
次期IBFフェザー級指名挑戦者となった阿部麗也選手。
彼はサラリーマンをする傍らでプロボクサーをやっています。
普通に考えれば二足のわらじでできるほど甘い世界ではないと考えますが、阿部選手はそれでもやれるんだというところを世のサラリーマンに向けて見せていきたい、と語っています。
そんな彼は2023年4月8日に行われたキコ・マルチネスとのIBF挑戦者決定戦に3-0の大差判定勝利を収め、ついに世界チャンピオンへの王手をかけることができました。
長谷川穂積さん以来のフェザー級王者になれるのか、日本人としてぜひ頑張ってもらいたいですね!!
【ボクシング】世界フェザー級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシングフェザー級世界ランキング一覧と気になるボクサーの解説でした!!
WBAのチャンピオンやIBFのチャンピオンもいますが、個人的には目立った相手と戦っていな勝ったり、IBFについてはコロコロチャンピオンが変わっているため、ここではスルーしました…
ランキング変動がよくあるので、ちょくちょく更新していきます。
ちなみに下の階級であるスーパーバンタム級や、2つ上の階級であるライト級など他の階級についてもまとめていますのでそちらもご覧になってみてください。
それでは!!