こんにちは、この記事ではボクシング世界フェザー級のランキングをまとめました!!
フェザー級というとあの井上尚弥選手がキャリアの終盤に転向する可能性がある階級です。
実は2011年4月8日に長谷川穂積さんがフェザー級王座陥落してから、一度も日本人が世界チャンピオンになっていない階級です。
そんなフェザー級(55.338~57.153kg)について、世界ランキングの上位にランクインしている選手をまとめました!!
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされているボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳してるのでご了承ください
- 表示の順番は独自の基準で記載しています
(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です) - スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
- Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています
【ボクシング】世界フェザー級ランキング一覧
- WBA:2023/08/31 更新
- WBC:2023/09/03 更新
- IBF:2023/09/13 更新
- WBO:2023/09/15 更新
- RING:2023/09/16 更新
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
ルイス・アルバラート・ロペス | - | - | 王者 | - | 1 |
レイ・バルガス | - | 王者 | - | - | 2 |
リー・ウッド | 王者 | - | - | - | 3 |
ロベイシー・ラミレス | - | - | - | 王者 | 4 |
ブランドン・フィゲロア | - | 暫定 | - | - | 5 |
阿部麗也 | 3 | - | 1 | 8 | 9 |
ニック・ボール | - | 1 | 4 | 6 | - |
マウリシオ・ララ | 10 | 3 | - | 4 | 6 |
レイモンド・フォード | 2 | 10 | 3 | 9 | - |
アーノルド・ケガイ | - | - | 6 | 1 | - |
オタベック・コルマトフ | 1 | 7 | - | - | - |
ルーベン・ヴィラ | - | 4 | - | 5 | 10 |
アイザック・ドグボエ | - | 2 | - | 7 | - |
亀田和毅 | 5 | - | 5 | - | - |
ルイス・レイモンド・ヌネス | 6 | - | 7 | - | - |
セルジオ・サンチェス | - | - | - | 2 | - |
スティーブン・フルトン | - | - | - | 3 | - |
ジョシュ・ワーリントン | 7 | - | - | - | 8 |
ミルコ・クエロ | 4 | - | - | - | - |
カルロス・カストロ | - | 5 | - | - | - |
アンセルモ・モレノ | 9 | 8 | - | - | - |
ナザニエル・コリンズ | - | 6 | - | - | - |
マーク・マグサヨ | - | - | - | - | 7 |
ドミニク・ジャマール・フランシス | 8 | - | - | - | - |
マイケル・コンラン | - | 9 | 10 | - | - |
レラート・ドラミニ | - | - | 8 | - | - |
ヘクター・アンドレス・ソーサ | - | - | 9 | - | - |
ブランドン・レオン・ベニテス | - | - | - | 10 | - |
【ボクシング】世界フェザー級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手たちをピックアップして解説していきます。
レイ・バルガス
- 戦績:37戦36勝22KO1敗
- 身長:178cm
- リーチ:182cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
元WBC世界スーパーバンタム級王者、そして現WBC世界フェザー級王者であるレイ・バルガス。
彼はスーパーバンタム時代にゲビン・マクドネルやロニー・リオス、アザト・ホヴァニシアン、そして亀田和毅選手といったトップファイター達を相手にベルトを防衛していました。
そして怪我による2年以上のブランクを空けてフェザー級戦線に参戦。
当時のWBC世界フェザー級王者であったマーク・マグサヨに挑戦し、9Rにダウンを喫したものの終始優位に試合を進めて2-1の判定で勝利し、WBC世界フェザー級王座を獲得しました。
このままフェザー級でしばらく戦っていくのかと思いきや、2023年2月に一つ上の階級であるスーパーフェザー級のWBC王座決定戦に挑戦しました。
しかしこの試合は0-3の判定でキャリア初の黒星を喫し、3階級制覇ならず…
ちなみにフェザー級のベルトは保持したままらしいので、暫定王者のフィゲロアと戦うのか、また再びスーパーフェザーでやるのかどうなるのでしょうか。
ブランドン・フィゲロア
- 戦績:26戦24勝18KO1敗1分
- 身長:173cm
- リーチ:184cm
- 出身:アメリカ
- 構え:オーソドックス
元WBC世界スーパーバンタム級王者のブランドン・フィゲロア。
彼のことを知っている方は結構いると思います。
というのも、スーパーバンタム級時代にあのルイス・ネリが当時保持していたWBC世界スーパーバンタム級王座に挑戦、7RにボディブローでネリからKO勝利を上げて少し話題になりましたね。
その後WBO世界スーパーバンタム王座を保持するスティーブン・フルトンとの2団体王座統一戦を行い、惜しくも2-0の判定負けを喫してしまいました。
そしてフェザー級転向後、マーク・マグサヨとのWBC暫定王座決定戦で3-0の判定勝ちを収めました‼︎
今後は正規王者のレイ・バルガスと対戦するのか、それとも唯一の敗北を喫したフルトンとのフェザー級での再戦に挑むのか…
今後の動向に注目ですね!!
ルイス・アルバラート・ロペス
- 戦績:31戦29勝16KO2敗
- 身長:163cm
- リーチ:169cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
現IBF世界フェザー級王者であるルイス・アルバラート・ロペス。
彼は元IBF王者であったジョシュ・ワーリントンに僅差の2-0で判定勝利を収め王座に輝きました。
さらに2023年5月27日にマイケル・コンランとの試合でTKO勝利を納めました!!
これで契約面などの問題がクリアできれば、阿部麗也選手と試合が行われる可能性もあります。
2023年9月15日のジョエット・ゴンザレスとの防衛戦は中差での判定勝利を収めました。
年末か、春くらいには阿部麗也選手とぶつかってほしいですね。
今後の動向に注目です。
ロベイシー・ラミレス
- 戦績:14戦13勝8KO1敗
- 身長:165cm
- リーチ:173cm
- 出身:キューバ
- 構え:サウスポー
現WBO世界フェザー級王者であるロベイシー・ラミレス。
彼はもともとアマチュアのトップファイターで、なんとあのシャクール・スティーブンソンにも勝利したことがあるほどの選手です。
2023年4月1日に行われたアイザック・ドグボエとのWBO世界フェザー級王座決定戦に勝利し、見事王座に輝きました。
まだチャンピオンになって日が浅いですが、アマチュア仕込のテクニックで長期政権、団体統一をしていくのでは無いかと思っています。
そして、2023年7月25日清水聡選手との試合が行われました!!
結果はラミレスの5RTKO勝利となりましたね。
かなり差を感じましたし、あのアッパーは見事でした…(ちなみにトランクスに書かれた”電車”の文字も少し話題になりましたねw)
余談ですが、将来の井上尚弥選手にとってラスボスになるかも、なんて話も出ています。
何年先になるかはわかりませんが、実現したらとてつもなく盛り上がりますね!!
リー・ウッド
- 戦績:30戦27勝16KO3敗
- 身長:170cm
- リーチ:170cm
- 出身:イギリス
- 構え:オーソドックス
現WBA世界フェザー級チャンピオンのリー・ウッド。
彼は2021年7月31日に当時の王者シュ・ツァンに挑戦して勝利し、初の王座を獲得しました。
その後はマイケル・コンランを相手に初防衛に成功しましたが、2023年2月18日にマウリシオ・ララとの防衛戦でまさかの逆転TKO負けを喫してしまいました。
その後、2023年5月27日にダイレクトリマッチで3-0の判定勝利を納め、再び王者に返り咲きました。
そして2023年10月7日には元IBF王者のジョシュ・ワーリントンとの防衛戦が予定されています。
ちなみに彼は昔、あの井上尚弥選手のスパーリングパートナーとして来日したことがあるそうです。
当時はバンタム級に初挑戦する直前だったそうで、その時すでにウッドはフェザー級のトップファイターでした。
そんな彼を井上選手は一方的にスパーリングを支配していたそうです…
もし井上選手がフェザー級に上げて、ウッドとぶつかることになったらどんな結果になるか楽しみですね!!
スティーブン・フルトン
- 戦績:22戦21勝8KO1敗
- 身長:169cm
- リーチ:179cm
- 出身:アメリカ
- 構え:オーソドックス
元WBC・WBO統一チャンピオンのスティーブン・フルトン。
彼は2021年11月27日に対向王者であったWBCチャンピオンのブランドン・フィゲロアと統一戦を行い、判定で勝利し2団体統一王者になりました。
そして2022年6月4日には元WBAスーパー・IBF2団体統一王者であったダニエル・ローマンとの防衛戦も大差の判定で勝利しています。
KO率はそこまで高くないですが、テクニシャンであることは間違いありません。
また、井上尚弥選手についても言及しており、「俺が圧勝する」と豪語していました。
そんな中、井上尚弥選手との試合日が2023年7月25日に行われましたね!!
苦戦も予想していましたが、なんと井上尚弥選手が8RTKOでフルトンを倒しました!!
しかしフルトンもさすがチャンピオン、スピードと長いリーチを活かしてクリーンヒットを当てていましたね。
本当に素晴らしい試合でした!!
Leminoで見逃し配信されていますので、ぜひチェックしてみてください!!
ちなみに、フルトンの試合動画をまとめた記事もありますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
ちなみに、X(旧Twitter)でフェザー級への転向を宣言していました。
個人的にはフェザー級でも全然通用すると思っているので、フェザー級でチャンピオンになったら井上尚弥との再戦、なんてなればすごくドラマのある話になりますね!!
亀田和毅
- 戦績:43戦40勝22KO3敗
- 身長:171cm
- リーチ:170cm
- 出身:日本
- 構え:オーソドックス
日本では有名な亀田一家の三男、亀田和毅選手。
2021年12月12日にWBAの挑戦者決定戦で右拳を怪我しながらも3-0の判定勝ちを納めました。
しかし挑戦者決定戦に勝利しながらも、アフマダリエフとの再度挑戦者決定戦を指令されたり、仮にこれに勝利しても昨今の統一戦の流れにより挑戦が先延ばしになると考えられます…
それを受けてか、今後はフェザー級に階級を上げて3階級制覇を目指すようです。
これについてアフマダリエフから逃げたなどと言われることもあるみたいですが、先の見えない状況と年齢、厳しい減量を考えればいい決断だったかもしれません。
個人的にはWBCのレイ・バルガスと再戦が面白そうですね。
今後の動向に注目です。
阿部麗也
- 戦績:29戦25勝10KO3敗1分
- 身長:172cm
- リーチ:??
- 出身:日本
- 構え:サウスポー
次期IBFフェザー級指名挑戦者となった阿部麗也選手。
彼はサラリーマンをする傍らでプロボクサーをやっています。
普通に考えれば二足のわらじでできるほど甘い世界ではないと考えますが、阿部選手はそれでもやれるんだというところを世のサラリーマンに向けて見せていきたい、と語っています。
そんな彼は2023年4月8日に行われたキコ・マルチネスとのIBF挑戦者決定戦に3-0の大差判定勝利を収め、ついに世界チャンピオンへの王手をかけることができました。
長谷川穂積さん以来のフェザー級王者になれるのか、日本人としてぜひ頑張ってもらいたいですね!!
【ボクシング】世界フェザー級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシングフェザー級世界ランキング一覧と気になるボクサーの解説でした!!
ランキング変動がよくあるので、ちょくちょく更新していきます。
ちなみに下の階級であるスーパーバンタム級や、1つ上の階級であるスーパーフェザー級など他の階級についてもまとめていますのでそちらもご覧になってみてください。
それでは!!