2022年9月16日にiPhone 14 Proが発売されましたね。
いろいろと進化したiPhone 14 Proへの乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで疑問に思ったのですが…
- A14 Bionicと、A16 Bionicってどのくらい性能が違うの??
- iPhone 12 ProとiPhone 14 Proは何が違うの??
- コストパフォーマンスを考えたらどっちがいいの??
この疑問を解決するためにA14 BionicとA16 Bionicを比較してみました。
A14 BionicとA16 Bionicが搭載されている端末
まずはA14 BionicとA16 Bionicが搭載されている端末を解説します。
ちなみにこの情報は2023年1月時点のものになります。
A14 Bionicを搭載している端末
まずはじめにA14 Bionicを搭載している端末はこちら。
- iPhone 12シリーズ
- iPad 第10世代
- iPad Air 第4世代
A16 Bionicを搭載している端末
次にA16 Bionicを搭載している端末がこちら。
- iPhone 14 Pro/14 Pro Max
A14 BionicとA16 BionicのCPU/GPU性能を比較
次にA14 BionicとA16 BionicのCPU/GPU性能を比較していきます。
利用したベンチマークツール
- CPU性能:Geek Bench6
- GPU性能:iGPU-FP32
A14 BionicとA16 BionicのCPUスペックを比較
プロセッサー | ベンチマーク |
---|---|
A14 Bionic | 4689 |
A16 Bionic | 6299 |
A14 Bionicと比較して、A16 Bionicのほうが約1.34倍ほどスペックがいいことがわかりますね。
このくらい差であればあまり違いは無いと思いますが、アプリのインストールや再起動の時間が少し早くなると思います。
A14 BionicとA16 BionicのGPUスペックを比較
次にGPUスペックを比較します。
プロセッサー | ベンチマーク |
---|---|
A14 Bionic | 1000 |
A16 Bionic | 2000 |
A14 Bionicと比較してA16 Bionicは2倍もスペックが上がってますね。
ここまで性能が上がっていると3Dのゲームをするときでもなめらかだったりラグが少なくなったりします。
原神などの3Dゲームでは特にその差が大きく現れると思います。
A16 Bionicはバッテリー保ちがいい
A16 Bionicはスペックが上がっているだけでなく、バッテリーの保ちも良くなっています。
例えばiPhone 12 ProとiPhone 14 Pro、iPhone 12 Pro MaxとiPhone 14 Pro Maxで比較してみましょう。
端末 | ビデオ再生時間 |
---|---|
iPhone 12 Pro | 17時間 |
iPhone 14 Pro | 23時間 |
iPhone 12 Pro Max | 20時間 |
iPhone 14 Pro Max | 29時間 |
iPhone 12 Proと14 Proで6時間の差、12 Pro Maxと14 Pro Maxを比較すると、なんと9時間もの差があります!!
こうしてみるとかなりバッテリーの保ちが良くなっていることがわかりますね!!
iPhone 12 Pro/14 Proの違いをチェック
次にiPhone 12 ProとiPhone 14 Proの違いを見てみましょう。
スペックもそうですが、機能も違っているのでそういった点をチェックしていきます。
iPhone 12 Pro/14 Proを比較
2世代も違うので色々と変わっていますが、その中で特に違いがあるところをまとめていきます。
衝突事故検出機能が追加
iPhone 14 Proからは衝突事故検出という機能が追加されました。
車での事故などが発生した時に自動で緊急連絡先に通報してくれる便利な機能です。
ただし、2023年1月時点では日本でのサービスは開始されていませんし、まだまだ誤動作が多いようです。
スキーでこけただけで動作するみたい
まぁある意味事故かもしれませんが…
まだ使える機能ではないので、将来への投資的な意味になりますね。
カメラにアクションモードとマクロ撮影が追加
iPhone 14 Proではカメラにアクションモードとマクロ撮影というものが追加されています。
アクションモードは手ブレが全くない状態でムービーが撮れるというものです。
マクロ撮影はいわゆる接写機能で、至近距離の撮影に対応しています。
カメラにこだわりたい人にオススメの機能です!!
ムービーでシネマティックモードが使えるようになった
iPhone 14 Proでは、シネマティックモードというものが使えます。
説明するよりこちらの映像を見る方が早いですね。
機械学習を応用して、フォーカスする対象を自動で変更する機能です。
自分で撮影するムービーの幅が広がると思いますが、よっぽどこだわりのある人でないと使うことはないかもしれませんね…
ProMotionディスプレイを搭載
iPhone 14 ProはProMotionディスプレイを搭載しています。
ProMotionディスプレイ
リフレッシュレートが通常60Hzのところ120Hzまで動作し、より滑らかに画面が表示される
1秒間に120回画像を更新できるということ
パラパラ漫画が1秒で120枚パラパラされるイメージです
FPSゲームなんかをする人にとっては嬉しい機能ですね。
常時表示ディスプレイ
iPhone 14 ProではiPhoneとして初めて常時表示ディスプレイを搭載しました。
ずっと画面が表示されてたらバッテリーの消費が激しいのでは??
と思いますが、さっきのProMotionディスプレイとの組み合わせで1Hzまでリフレッシュレートを落とすことができます。
つまり1秒に1回だけ画面を更新すればいいので、電力消費はかなり抑えられるというわけです。
Dynamic Islandを搭載
iPhone 14 Proで初めて搭載されたDynamic Island、これは説明するよりも画像を見た方が早いですね。
今まではフロントカメラなどのセンサーはフレームの一部でしたが、画面の一部に組み込まれる形になりました。
これはデザイン的な変更なので、機能が大きく変わったということではありませんが…
カメラが進化
iPhoneのProモデルはメインカメラ、超広角カメラ、望遠カメラの3カメラシステムです。
その3カメラシステムのうち、iPhone 14 Proはメインカメラが12MPから48MPに大幅進化しました。
これによってさらにきめ細かい写真を撮ることができるようになります。
特に写真を拡大した時にかなり差が出てくると思います。
iPhone 12 ProとiPhone 14 Proの違いまとめ
ということで違いをまとめます。
- 衝突事故検出
- カメラにアクションモードとマクロモード、シネマティックモードが追加
- ProMotionディスプレイ搭載
- DynamicIsland搭載
- カメラが大幅進化
15万円近い値段のiPhone 14 Proですが、それ相応に機能が追加されていますね。
A14 BionicとA16 Bionicを比較:まとめ
ということでA14 BionicとA16 Bionicについて性能と値段を比較してみました。
- A16 BionicはA14 BionicよりCPUが1.26倍、GPUが2倍良い
- iPhone 14 Proは価格は高いが、かなり機能が増えている
iPhoneを購入するときには楽天が買うのが一番ポイント還元もあったりしてお得でしたね。
とはいえ、場合によってはAmazonだったり公式ショップの方が安い場合もあったりします。
なので、どういった時にどこが安いのかというのを以下の記事にまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
ちなみに、iPhone 11 ProからiPhone 14 Proに乗り換えを検討している方はA13 BionicとA16 Bionicを比較した記事をチェックしてみてください。
より性能が上がっていることがわかると思います。