2023年にiOS17が公開される予定ですが、Apple A11 Bionicを搭載するiPhone 8/Xがついにサポート対象外になってしまいました…
そうするとiPhone 8/Xを使用している人は買い替えを考えるんじゃないでしょうか??
そこで疑問に思ったのですが…
- A11 Bionicと、A16 Bionicってどのくらい性能が違うの??
- iPhone Xと14 Proは何が違うの??
- コストパフォーマンスを考えたらどっちがいいの??
この疑問を解決するためにA11 BionicとA16 Bionicを比較してみました。
A11 BionicとA16 Bionicが搭載されている端末
まずはA11 BionicとA16 Bionicが搭載されている端末を解説します。
ちなみにこの情報は2022年12月時点のものになります。
A11 Bionicを搭載している端末
まずはじめにA11 Bionicを搭載している端末です。
- iPhone 8/8 Plus/X
iPhone 8はかなり優秀でしたが採用された端末はこれだけでした…
A16 Bionicを搭載している端末
次にA16 Bionicを搭載している端末がこちら。
- iPhone 14 Pro/14 Pro Max
- iPhone 15/15 Plus
A11 BionicとA16 BionicのCPU/GPU性能を比較
次にA11 BionicとA16 BionicのCPU/GPU性能を比較していきます。
どのくらいの性能差があるのでしょうか??
利用したベンチマークツール
- CPU性能:Geek Bench6
- GPU性能:iGPU-FP32
A11 BionicとA16 BionicのCPUスペックを比較
まずはCPUスペックを比較していきましょう。
プロセッサー | ベンチマーク | |
---|---|---|
A11 Bionic | 高性能コア:2 高効率コア:4 | 1997 |
A16 Bionic | 高性能コア:2 高効率コア:4 | 6299 |
A11 Bionicと比較して、A16 Bionicのほうが約3倍ほどスペックがいいことがわかりますね。
これだけ性能が良くなっているので、体感でも早く感じるでしょう。
A16 BionicのほうがアプリのインストールやWebページの読み込みは早くなりそうです。
A11 BionicとA16 BionicのGPUスペックを比較
次にGPUスペックを比較します。
プロセッサー | ベンチマーク | |
---|---|---|
A11 Bionic | 3コア | 409 |
A16 Bionic | 6コア | 1789 |
A11 Bionicと比較してA16 Bionicは約4.37倍近くスペックが上がってますね。
このくらいの差があると、例えば3Dゲームをするときでもラグが少なくなったりします。
つまり、よりなめらかな映像でゲームが楽しめるということです。
ちなみにこの数値はPS4よりも性能がいいことになります…
A16 Bionicはバッテリー保ちがいい
A16 Bionicはスペックが上がっているだけでなく、バッテリーの保ちも良くなっています。
iPhone Xと15を比較
次はiPhone Xと15で比較してみましょう。
端末 | ビデオ再生時間 |
---|---|
iPhone X | 13時間 |
iPhone 15 | 20時間 |
なんと7時間もの差があります!!
こうしてみるとかなりバッテリーの保ちが良くなっていることがわかりますね!!
iPhone X/15の違いをチェック
次にiPhone XとiPhone 15の違いを見てみましょう。
スペックもそうですが、機能も違っているのでそういった点をチェックしていきます。
iPhone X/15を比較
6世代も違うので色々と変わっていますが、その中で特に違いがあるところをまとめていきます。
5Gに対応
iPhone 15は5Gに対応しています。
とはいえ、まだまだ5G対応エリアは少ないので、これはそこまで恩恵がないかもしれません…
衝突事故検出機能が追加
iPhone 15には衝突事故検出という機能があります。
車での事故などが発生した時に自動で緊急連絡先に通報してくれる便利な機能です。
ただし、2023年1月時点では日本でのサービスは開始されていませんし、まだまだ誤動作が多いようです。
スキーでこけただけで動作するみたい
まぁある意味事故かもしれませんが…
まだ使える機能ではないので、将来への投資的な意味になりますね。
カメラにアクションモードとマクロ撮影が追加
iPhone 15ではカメラにアクションモードとマクロ撮影というものが追加されています。
アクションモードは手ブレが全くない状態でムービーが撮れるというものです。
マクロ撮影はいわゆる接写機能で、至近距離の撮影に対応しています。
カメラにこだわりたい人にオススメの機能です!!
ムービーでシネマティックモードが使えるようになった
iPhone 15では、シネマティックモードというものが使えます。
説明するよりこちらの映像を見る方が早いですね。
機械学習を応用して、フォーカスする対象を自動で変更する機能です。
自分で撮影するムービーの幅が広がると思いますが、よっぽどこだわりのある人でないと使うことはないかもしれませんね…
Dynamic Islandを搭載
iPhone 15にはDynamic Islandという機能が搭載されており、これは説明するよりも画像を見た方が早いですね。
今まではフロントカメラなどのセンサーはフレームの一部でしたが、画面の一部に組み込まれる形になりました。
これはデザイン的な変更なので、機能が大きく変わったということではありませんが…
カメラが進化
iPhone Xではメインカメラと望遠カメラの2カメラシステムでした。
現在のiPhone 15はメインカメラ、超広角カメラの2カメラシステムです。
その2カメラシステムのうち、iPhone 15のメインカメラは12MPから48MPに大幅進化しました。
これによってさらにきめ細かい写真を撮ることができるようになります。
特に写真を拡大した時にかなり差が出てくると思います。
USB-Cに対応
できるようになったこととは少し違う話題になりますが、実はこれが一番望まれた変更ではないでしょうか。
iPhoneはずっとApple独自のLightningケーブルを使用してきました。
それがiPhone 15からUSB-Cという別のケーブルに対応することになりました。
- 充電速度の向上
- 動画の転送速度向上
- 対応端末の拡大
変更された理由は不明ですが、考えられる理由はこの三つです。
これからの時代は画像やテキストよりも動画コンテンツがメインになってくると考えられています。
そのために必要なのが動画などの大きなデータをより早く転送するための通信速度。
それにUSB-Cは他のスマートフォンやタブレットPCでも広く普及していますしね…
iPhone XとiPhone 15の違いまとめ
ということで違いをまとめます。
- 5G対応
- 衝突事故検出
- カメラにアクションモードとマクロモード、シネマティックモードが追加
- DynamicIsland搭載
- カメラが大幅進化
- USB Type-Cに対応
13万円近い値段のiPhone 15ですが、それ相応に機能が追加されていますね。
A11 BionicとA16 Bionicを比較:まとめ
ということでA11 BionicとA16 Bionicについて性能と値段を比較してみました。
- A16 BionicはA11 BionicよりCPUが3倍、GPUが4.37倍良い
- iPhone 15は価格は高いが、かなり機能が増えている
iPhoneを購入するときには楽天で買うのが一番ポイント還元もあったりしてお得です。
とはいえ、場合によってはAmazonだったり公式ショップの方が安い場合もあったりします。
なので、どういった時にどこが安いのかというのを以下の記事にまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。