2021年9月14日にiPad mini 第6世代が発売されましたね。
iPad mini 第5世代を使用している人は買い替えを考えるんじゃないでしょうか??
そこで疑問に思ったのですが…
- A12 Bionicと、A15 Bionicってどのくらい性能が違うの??
- iPad mini 第5/6世代は何が違うの??
- コストパフォーマンスを考えたらどっちがいいの??
この疑問を解決するためにA12 BionicとA15 Bionicを比較してみました。
A12 BionicとA15 Bionicが搭載されている端末
まずはA12 BionicとA15 Bionicが搭載されている端末を解説します。
ちなみにこの情報は2023年3月時点のものになります。
A12 Bionicを搭載している端末
まずはじめにA12 Bionicを搭載している端末はこちら。
- iPhone XR
- iPhone XS/XS Max
- iPad Air(第3世代)
- iPad mini 第5世代
- Apple TV 4K 第2世代
- iPad 第8世代
A15 Bionicを搭載している端末
次にA15 Bionicを搭載している端末がこちら。
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 14/14 Plus
- iPad mini 第6世代
- iPhone SE3
- Apple TV 4K
A12 BionicとA15 BionicのCPU/GPU性能を比較
次にA12 BionicとA15 BionicのCPU/GPU性能を比較していきます。
利用したベンチマークツール
- CPU性能:Geek Bench6
- GPU性能:iGPU-FP32
A12 BionicとA15 BionicのCPUスペックを比較
プロセッサー | ベンチマーク |
---|---|
A12 Bionic | 2353 |
A15 Bionic | 5402 |
A12 Bionicと比較して、A15 Bionicのほうが2倍以上スペックがいいことがわかりますね。
A15 BionicのほうがアプリのインストールやWebページの読み込みは早くなりそうです。
A12 BionicとA15 BionicのGPUスペックを比較
次にGPUスペックを比較します。
ちなみにA15 BionicはGPUコアが4コアモデルと5コアモデルの2種類があります。
iPad mini 第6世代は5コアモデルですが、どちらも比較してみましょう。
プロセッサー | ベンチマーク |
---|---|
A12 Bionic | 576 |
A15 Bionic 4コアモデル | 1200 |
A15 Bionic 5コアモデル | 1500 |
A12 Bionicと比較してA15 Bionic 5コアモデルは約3倍近くスペックが上がってますね。
このくらいの差があると、例えば3Dのゲームをするときでもラグが少なくなったりします。
つまり、よりなめらかな映像でゲームが楽しめるということですね。
A12 BionicとA15 Bionicを搭載している端末の値段を比較
次はA12 BionicとA15 Bionicを搭載している機器の値段を比較していきます。
intelやAMDのCPUと違って単体では購入できないので、端末の値段を比較します。
ここではiPadだけを記載します。
端末 | ストレージ容量(GB) | CPU | 値段 (税込み) |
---|---|---|---|
iPad mini 第5世代 整備済製品 | 64 | A12 Bionic | 50780 |
iPad 第8世代 整備済製品 | 128 | A12 Bionic | 50800 |
iPad mini 第6世代 | 64 | A15 Bionic 5コアモデル | 78800 |
iPad mini 第6世代 | 256 | A15 Bionic 5コアモデル | 102800 |
整備済製品にはなりますが、一番安いのはiPad mini 第5世代ですね。
A15 Bionicを搭載する機器ならiPad mini 第6世代が安いです。
とはいえ、2022年の急激な円安で全体的に値上がりしているのはツラい…
iPad mini 第5/6世代を比べると約3万円ほど差があるので、なかなか悩ましい差額になりますね。
iPad mini 第5/6世代を比較
スペックは順当に上がっているiPad mini 第6世代ですが、スペックと値段以外の項目で比較してみます。
ディスプレイが大きくなった
iPad mini 第6世代はベゼル(画面の枠)が細くなったので7.9インチから8.3インチに少しだけ大きくなりました。
ホームボタンもなくなったのでより大きな画面でコンテンツを楽しむことができます。
ちなみにTouch IDは継続ですが、ホームボタンの代わりに電源ボタンにTouch IDが内蔵されるようになりました。
カメラが大幅進化
iPad mini 第6世代ではフロントカメラ、メインカメラが大きく進化しました。
iPad mini 第5世代 | iPad mini 第6世代 | |
---|---|---|
フロントカメラ | 7MP | 12MP センターフレーム対応 |
メインカメラ | 8MP | 12MP |
どちらのカメラも12MPになり、メインカメラは4K動画の撮影が可能になりました。
さらに、フロントカメラはセンターフレームに対応したので、リモート会議などで自分が動いてもカメラが自動で自分を追いかけてくれます。
USB Type-Cに対応
実はこれが一番うれしいかもしれませんね(笑)
これでMacBookやAndroidなどで使ってるケーブルも流用することができます。
5G、Wi-Fi6に対応
iPad mini 第6世代ではケータイ回線が5Gに対応し、Wi-Fiも6に対応しました。
5Gはよく聞くと思いますが、Wi-Fi6も同じように通信速度が早くなります。
とはいえ、家庭のインターネットは1Gbpsがほとんどなのであまり大きなメリットにはならないと思いますが…
とにかく、通信がより早くなるのは嬉しいことですね。
Apple Pencil(第2世代)に対応
iPad mini 第6世代では第2世代のApple Pencilに対応しました。
今まではApple Pencilの第1世代にしか対応していなかったので嬉しい進化ですね。
- ペアリングができるようになった(iPad miniと同期すること)
- Apple PencilをiPad miniにくっつけて充電できるようになった
これはiPad miniの側面とApple Pencil、それぞれに内蔵されている磁石がひっつくことで充電とペアリングができるようになっています。
今までは専用のケースに入れて充電していたので、その手間が無くなったということです。
どんどん便利になってきてますね〜。
iPad mini 第5/6世代を比較した結果
ということでiPad mini 第5/6世代ではこんな違いがあります。
- ディスプレイが7.9インチから8.3インチに拡大
- カメラが大幅進化(12MP)
- USB Type-Cに対応
- 5G、Wi-Fi6に対応
- Apple Pencil 第2世代に対応
かなりいろいろなところが進化しているので、3万円分のメリットを感じる方にはかなりおすすめですね!!
A12 BionicとA15 Bionicを比較:まとめ
ということでA12 BionicとA15 Bionicについて性能と値段を比較してみました。
- A15 BionicはA12 BionicよりCPUが2倍、GPUが3倍良い
- 端末の値段はiPad mini 第5世代が一番安い
- iPad mini 第6世代はかなり進化している
スペックと機能を比較するとわかりますが、iPad mini 第6世代はかなり進化しているので買い替えするのがベターですね。
ちなみにiPadを買うときは楽天が買うのが一番ポイント還元もあったりしてお得でしたね。
とはいえ、場合によってはAmazonだったり公式ショップの方が安い場合もあったりします。
なので、どういった時にどこが安いのかというのを以下の記事にまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
他にもA12 Bionic/A14 Bionicとの比較(iPad 第9/10世代)や、A11 Bionic/A12 Bionicとの比較(iPhone 8/SE2)もしていますので、気になる方は是非チェックしてみてください。