2022年10月18日にAppleからiPad 第10世代が発表されましたね。
ついでにiPad 第9世代も引き続き販売されるということなりました。
そこで疑問に思ったのですが…
- A13 BionicとA14 Bionicってどのくらい性能が違うの??
- iPad 第9世代と第10世代は何が違うの??
- コストパフォーマンスを考えたらどっちがいいの??
こういった疑問を解決するためにA13 BionicとA14 Bionicを比較してみました!!
ついでにiPad 第9世代と第10世代も比較してみます!!
A13 BionicとA14 Bionicが搭載されている端末
まずはA13 BionicとA14 Bionicが搭載されてる端末を解説します。
この情報は2022年10月時点のものになります。
A13 Bionicを搭載している端末
まずはじめに、A13 Bionicを搭載している端末はこちら。
- iPhone 11シリーズ
- iPhone SE2
- iPad 第9世代
- Apple Studio Display
A14 Bionicを搭載している端末
次にA14 Bionicを搭載している端末はこちらです。
- iPhone 12シリーズ
- iPad 第10世代
- iPad Air 第4世代
A13 BionicとA14 BionicのCPU/GPU性能を比較
次にA13 BionicとA14 BionicのCPU/GPU性能を比較していきます。
どのくらいの性能差があるのでしょうか??
利用したベンチマークツール
- CPU性能:Geek Bench6
- GPU性能:iGPU-FP32
A13 BionicとA14 BionicのCPUスペックを比較
まずはCPUスペックを比較していきましょう。
プロセッサー | CPUコア数 | ベンチマーク |
---|---|---|
A13 Bionic | 高性能コア:2 高効率コア:4 | 3599 |
A14 Bionic | 高性能コア:2 高効率コア:4 | 4689 |
A13 Bionicと比較して、A14 Bionicのほうが約1.3倍ほどスペックがいいことがわかりますね。
とはいえ、そこまで大きな差ではないですね。
いろいろな操作が気持ち早くなったかな??と感じる程度でしょうか…
A13 BionicとA14 BionicのGPUスペックを比較
次にGPUスペックを比較します。
プロセッサー | GPUコア数 | ベンチマーク |
---|---|---|
A13 Bionic | 4コア | 691 |
A14 Bionic | 4コア | 1000 |
A13 Bionicと比較してA14 Bionicは約1.4倍近くスペックが上がってますね。
このくらいの差があると、例えば3Dのゲームをするときでもラグが少なくなったりします。
つまり、よりなめらかな映像でゲームが楽しめるということですね。
A14 Bionicはちょっとだけバッテリー保ちがいい
A14 Bionicはスペックが上がっているのに、バッテリーの保ちは良くなっています。
例えば、iPad 第9世代と第10世代で比較してみましょう。
端末 | バッテリー容量 (Wh) |
---|---|
iPad 第9世代 | 32.4 |
iPad 第10世代 | 28.6 |
iPad 第10世代は第9世代よりバッテリー容量が小さいのに使える時間は同じです。
しかも画面は10.9インチと大きくなっているので、バッテリーの保ちが良くなっていることがわかりますね。
A13 BionicとA14 Bionicを搭載している端末の値段を比較
次はA13 BionicとA14 Bionicを搭載している機器の値段を比較していきます。
intelやAMDのCPUと違って単体では購入できないので、端末の値段を比較します。
端末 | 容量 | 値段(税込) |
---|---|---|
iPad 第9世代 | 64GB | 49800円 |
iPad 第10世代 | 64GB | 68800円 |
iPad 第9世代 | 256GB | 71800円 |
iPad 第10世代 | 256GB | 92800円 |
iPhone 12 (参考) | 64GB | 92800円 |
iPhone 12 (参考) | 128GB | 99800円 |
iPhone 12 (参考) | 256GB | 114800円 |
やはり、一番安いのはiPad 第9世代です。
iPad 第10世代はいろいろと機能が増えていることもあって2万円近く値段が高くなってしまってますね…
機能の差と値段を比較してどちらがいいのかかなり悩みどころ…
iPad 第9世代と第10世代を比較してみた
スペックと値段だけ見るとiPad 第9世代のほうがコスパが良さそうに見えますね。
ですが、iPad 第10世代は色々な機能が追加されています。
なので、スペックと値段以外のところでも比較していけばより違いがわかってくると思います。
iPad 第10世代は画面が大きくなった (10.2 → 10.9インチ)
iPad 第10世代は10.9インチに画面が大きくなり、iPad Airと同じ画面サイズになりました!!
画面のベゼル(枠)が小さくなり、パッと見でiPad AirやiPad Proに近づいた感じがしますね。
ホームボタンがなくなり、Touch IDはロック解除ボタンに内蔵された
iPad 第9世代まではホームボタンで指紋認証していました。
それがようやく、iPad 第10世代ではロック解除ボタンにTouch IDが内蔵されました!!
これはiPad miniやiPad Airと同じ仕組みで、画面が大きくできた理由の一つでもありますね。
カメラが良くなった 8MP → 12MP
iPad 第10世代では背面カメラが8MPから12MPに強化されました。
iPad miniやiPad Airと同じカメラに変更されたので、写真がよりきめ細かくなります。
さらに4Kでのビデオ撮影もできるようになったので、撮影の幅がかなり広がりました。
念願のUSB Type-Cを搭載!!
ついに!!
iPad 第10世代でLightningケーブルからUSB Type-Cケーブルが使えるようになりました!!
これで他の機器で使っているケーブルを流用できるようになるのが一番うれしいですね!!
iPadの第9世代と第10世代を比較した結果
ということでiPad 第9世代と第10世代ではこんな違いがあります。
- 画面の大型化(10.2インチ → 10.9インチに)
- ホームボタンの廃止(ロック解除ボタンで指紋認証)
- カメラが進化
- USB Type-C対応 (これ重要)
細かいところですが、本体重量も10gだけ軽くなり、持ち運びの負担も少し減っています。
スペック以外にもいろいろな変更があるiPad 第10世代。
値段が2万円近く安いiPad 第9世代、結局どちらが良いのか悩ましいところですね(笑)
A13 BionicとA14 Bionicを比較:まとめ
ということでA13 BionicとA14 Bionicについて性能と値段を比較しました。
- A14 BionicはA13 BionicよりCPUが1.3倍、GPUが1.4倍以上良い
- 端末の値段はiPad 第9世代が一番安い
iPad 第9世代と第10世代、かなり悩ましいですが、必要なものは何か??を考えるといいですね。
ちなみにiPadを買うなら値段とポイント還元を考えると楽天がお得です。
とはいえ、場合によってはAmazonの方がお得な場合もあれば、公式ショップから買うのが一番安い場合もあったり…
Amazonでは3/6まで約2700円引きのセールをやっているのでこのタイミングで購入するもありですね。
ということで、どういった時にどこで買うのが一番安いのか、などを以下の記事でまとめています。
他にもA13 Bionic/A14 Bionicとの比較(iPad 第9/10世代)や、A13 Bionic/A15 Bionicとの比較(iPhone SE2/SE3)もしていますので、気になる方は是非チェックしてみてください。