2022年3月18日にiPad Air 第5世代が発売されましたね。
iPad Air 第4世代からiPad Air 第5世代への乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで疑問に思ったのですが…
- A14 Bionicと、M1ってどのくらい性能が違うの??
- iPad Air 第4/5世代は何が違うの??
- コストパフォーマンスを考えたらどっちがいいの??
この疑問を解決するためにA14 BionicとM1を比較してみました。
A14 BionicとM1が搭載されている端末
まずはA14 BionicとM1が搭載されている端末を解説します。
ちなみにこの情報は2023年1月時点のものになります。
A14 Bionicを搭載している端末
まずはじめにA14 Bionicを搭載している端末はこちら。
- iPhone 12シリーズ
- iPad 第10世代
- iPad Air 第4世代
M1を搭載している端末
次にM1を搭載している端末がこちら。
- MacBook Air 2020
- MacBook Pro 13インチ 2020
- iMac 2021
- Mac mini 2020
- iPad Air(第5世代)
- iPad Pro (11インチ第3世代/12.9インチ第5世代)
A14 BionicとM1のCPU/GPU性能を比較
次にA14 BionicとM1のCPU/GPU性能を比較していきます。
利用したベンチマークツール
- CPU性能:Geek Bench6
- GPU性能:iGPU-FP32
A14 BionicとM1のCPUスペックを比較
プロセッサー | CPUコア数 | ベンチマーク |
---|---|---|
A14 Bionic | 高性能コア:2 高効率コア:4 | 4689 |
M1 | 高性能コア:4 高効率コア:4 | 8576 |
A14 Bionicと比較して、M1のほうが約2倍スペックがいいことがわかりますね。
とはいえ、A14 Bionicの時点で普段使いには困らないと思いますがよりヘビーなユーザーにはかなり嬉しいスペックだと思います。
A14 BionicとM1のGPUスペックを比較
次にGPUスペックを比較します。
ちなみにM1はGPUが7コア/8コアのモデルと分かれています。
iPad Air 第5世代は8コアGPUですが、7コアモデルも比較してみます。
プロセッサー | GPUコア数 | ベンチマーク |
---|---|---|
A14 Bionic | 4コア | 749 |
M1 7コアモデル | 7コア | 2290 |
M1 8コアモデル | 8コア | 2610 |
A14 Bionicと比較してM1は3倍以上スペックが上がってますね。
ここまで性能が上がっていると3Dのゲームをするときでもなめらかだったりラグが少なくなったりします。
原神などの3Dゲームでは特にその差が大きく現れると思います。
M1はA14 Bionicよりバッテリー保ちがいい(相対的に)
iPad Airの第4/5世代のどちらも同じ容量のバッテリー、同じだけの時間使用できます。
つまり、スペックは2倍以上に上がっているのに同じ時間使えるということは電力効率がかなりいいということです。
特に重い処理をしているときはより明確にその差が出てくると思います。
A14 BionicとM1を搭載する端末を比較
次はA14 BionicとM1を搭載している機器を比較していきます。
A14 BionicとM1を搭載する端末の値段を比較
intelやAMDのCPUと違って単体では購入できないので、端末の値段を比較します。
ここではiPadだけを記載します。
端末 | ストレージ容量(GB) | CPU | 値段 (税込み) |
---|---|---|---|
iPad 第10世代 | 64 | A14 Bionic | 68800 |
iPad 第10世代 | 256 | A14 Bionic | 92800 |
iPad Air 第4世代 整備済製品 | 64 | A14 Bionic | 69800 |
iPad Air 第4世代 整備済製品 | 256 | A14 Bionic | 87800 |
iPad Air 第5世代 | 64 | M1 | 92800 |
iPad Air 第5世代 | 256 | M1 | 116800 |
一番安いのはiPad 第10世代ですね。
ですが、iPad Air 第4世代もほとんど値段が変わりません。
大きさも変わらないので、逆に悩ましい組み合わせですね…
ちなみにiPad Air 第5世代は第4世代と比べると2万円ちょっと高くなっています。
iPad Air 第4/5世代を比較
次にiPad Air 第4/5世代の違いを見てみましょう。
スペック、値段の違いはチェックできたので、あとはどのくらい機能に差があるかがポイントですね。
フロントカメラが進化
iPad Air 第5世代ではフロントカメラが7MPから12MPに進化しました。
さらに、フロントカメラはセンターフレームに対応したので、リモート会議などで自分が動いてもカメラが自動で自分を追いかけてくれます。
5Gに対応
iPad Proでも採用された5G機能ですが、ついにiPad Air 第5世代から搭載されました。
2023年3月現在は、だいぶ5Gエリアも広くなってきたので、超高速回線が外にいても利用できる場面が増えてくるかもしれませんね。
iPad Air 第4/5世代の違いまとめ
ということで違いをまとめます。
- フロントカメラが進化
- 5Gに対応
2万ちょっとの差額なので、機能だけで見るとちょっと高い気もしますね…
しかしA14 BionicからM1への進化はかなりスペックアップとなっているので、そこに価値があると考えられるかどうかでしょう。
A14 BionicとM1を比較:まとめ
ということでA14 BionicとM1について性能と値段を比較してみました。
- M1はA14 BionicよりCPUが2倍、GPUが2倍以上良い
- iPad Air 第5世代は2万ほど高いが、かなりスペックが上がっている
iPadを購入するときには楽天が買うのが一番ポイント還元もあったりしてお得でしたね。
とはいえ、場合によってはAmazonだったり公式ショップの方が安い場合もあったりします。
なので、どういった時にどこが安いのかというのを以下の記事にまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
他にもA12 Bionic/A14 Bionicとの比較(iPad 第9/10世代)や、A11 Bionic/A12 Bionicとの比較(iPhone 8/SE2)もしていますので、気になる方は是非チェックしてみてください。