2024年5月15日にiPad Proの最新版が発売されましたね!!
どんどん新しくなるiPadですが、バッテリーの容量ってどのくらい増えたの??と思い、こちらの記事で歴代iPadのバッテリー容量を比較してみました!!
ちなみにiPhoneのバッテリー容量についても比較した記事がありますので、気になるかたはご覧になってみてください。
歴代iPadのバッテリー容量を比較:稼働時間
バッテリーの容量が大きくなっても実際に使える時間、「稼働時間」が伸びないと意味ないですよね。
で、この「稼働時間」なのですがiPadが新しくなるたびにどうなっていったのか??
実は10時間使用できる、という点で変更はありませんが性能が上がってるので相対的に見ると良くなっているんですよね。
ということで、バッテリー容量とスペックを見ていきましょう!!
バッテリー容量が増えても稼働時間が伸びてないと意味がない??
稼働時間が伸びてないとなんだか進歩していないように思いますよね。
ただ、裏を返せばiPadのバッテリーの保ちが格段によくなった、とも言えます。
例えば、初代iPadと最新のiPad、稼働時間は同じく最大10時間ですがこれだけの進歩があります。
- 画面サイズは9.7インチから10.9インチと大きくなった
- 液晶はよりきれいな「Retinaディスプレイ」に進化
- Apple Pencilに対応
- CPUの性能は64倍に、GPUは1000倍にパワーアップ!!
特に性能の上がり方がえげつないですね…
これだけ性能が上がってるのに、使える時間は同じ、これってすごいですよね。
歴代iPadのバッテリー容量を比較:バッテリー容量一覧
ということで、ここからは歴代iPad、iPad Air、iPad mini、iPad Proそれぞれのバッテリー容量を比較していきます。
バッテリー容量と一緒にCPU性能、GPU性能がそれぞれ初代と比べて何倍に上がったのか??も記載します。
CPU性能はGeek Bench 5の数値を、GPU性能はiGPU-F32というツールの数値を記載しています。
iPad(無印)のバッテリー容量一覧
機種 | バッテリー 容量(Wh) | CPU 性能 | GPU 性能 |
---|---|---|---|
iPad 2010 | 24.8 | 66 | 1 |
iPad 2 2011 | 24.8 | 132 | 13 |
iPad 3 2012 | 42.5 | 264 | 26 |
iPad 4 2012 | 42.5 | 264 | 77 |
iPad 5 2017 | 32.4 | 1024 | 250 |
iPad 6 2018 | 32.4 | 1422 | 346 |
iPad 7 2019 | 32.4 | 1422 | 346 |
iPad 8 2020 | 32.4 | 2731 | 576 |
iPad 9 2021 | 32.4 | 3429 | 691 |
iPad 10 2022 | 28.6 | 4247 | 1000 |
iPadは第3世代から一度容量が大きく増えましたが、第5世代で少し小さくなり、第10世代で更に小さくなりました。
容量が小さくなったのに稼働時間は変わらず、でも性能は上がっているという、地味ですがすごい進歩です。
ちなみにiPadはiPad AirやiPad mini、iPad Proと比べて1万円以上も安いこともあり、タブレット売り上げランキングでは常にTOP3に入っています。
iPad Airのバッテリー容量一覧
機種 | バッテリー 容量(Wh) | CPU 性能 | GPU 性能 |
---|---|---|---|
iPad Air 2013 | 32.4 | 528 | 115 |
iPad Air 2 2014 | 27.3 | 1075 | 230 |
iPad Air 3 2019 | 32.4 | 2731 | 576 |
iPad Air 4 2020 | 28.6 | 4247 | 1000 |
iPad Air 5 2022 | 28.6 | 7650 | 2610 |
iPad Air 6 11インチ 2024 | 28.93 | 10062 | 3550 |
iPad Air 6 13インチ 2024 | 36.59 | 10062 | 3550 |
iPad Airもバッテリー容量が大きくなったり小さくなったりしていますね。
ちなみに、iPad Air 6とiPad 10はサイズが同じになりましたが、スペックかなり違います。
少しお財布に余裕のある方はiPad Airを検討してみるのも良いでしょう。
iPad miniのバッテリー容量一覧
機種 | バッテリー 容量(Wh) | CPU 性能 | GPU 性能 |
---|---|---|---|
iPad mini 2012 | 16.3 | 132 | 13 |
iPad mini 2 2013 | 23.8 | 528 | 115 |
iPad mini 3 2014 | 23.8 | 528 | 115 |
iPad mini 4 2015 | 19.32 | 607 | 136 |
iPad mini 5 2019 | 19.1 | 2731 | 576 |
iPad mini 6 2021 | 19.3 | 4777 | 1500 |
iPad miniは第2世代で容量が大きくなりましたが、第4世代でまた小さくなりました。
性能は第4世代と比べてもCPUは3倍、GPUは6倍近く上がっていますが、バッテリー容量はほぼ同じまま、稼働時間も変わっていません。
コンパクトなiPadが欲しい方は検討してみてはいかがでしょうか??
iPad Proのバッテリー容量一覧
iPad Proは大きいサイズ(12.9インチ、13インチモデル)と小さいサイズ(9.7インチ、10.5インチ、11インチ)のモデルに分かれています。
なので、ここでは大きいサイズのモデルとそれ以外で表を分けておきます。
13インチモデル
機種 | バッテリー 容量(Wh) | CPU 性能 | GPU 性能 |
---|---|---|---|
iPad Pro 2015 | 38.5 | 1198 | 499 |
iPad Pro 2 2017 | 41 | 2295 | 768 |
iPad Pro 3 2018 | 36.71 | 4718 | 1200 |
iPad Pro 4 2020 | 36.71 | 4718 | 1370 |
iPad Pro 5 2021 | 40.88 | 7650 | 2610 |
iPad Pro 6 2022 | 40.88 | 8853 | 3550 |
iPad Pro 7 2024 | 38.99 | 14621 | ? |
iPad Proは第5世代からMacbookなどにも採用されているM1やM2を搭載するようになったので、スペックは格段に向上しています。
でも使える時間はほとんど変わっていなので、エネルギー効率がかなり高いことがわかりますね。
11インチモデル
機種 | バッテリー 容量(Wh) | CPU 性能 | GPU 性能 |
---|---|---|---|
iPad Pro 9.7インチ 2016 | 27.5 | 1198 | 499 |
iPad Pro 10.5インチ 2017 | 30.4 | 2295 | 768 |
iPad Pro 11インチ 2018 | 29.37 | 4718 | 1200 |
iPad Pro 2 11インチ 2020 | 28.65 | 4718 | 1370 |
iPad Pro 3 11インチ 2021 | 28.65 | 7650 | 2610 |
iPad Pro 4 11インチ 2022 | 28.65 | 8853 | 3550 |
iPad Pro 5 11インチ 2024 | 31.29 | 14621 | ? |
画面サイズはちょこちょこ変わっていますが、バッテリー容量は第2世代から下がり続けていましたが、第5世代からまた増えましたね。
歴代iPadのバッテリー容量:バッテリーの減りが早いと感じる時にやること
少しバッテリー容量から外れた話になりますが、iPadを使っているとこんなことはありませんか??
最近、バッテリーの減りが早いような気がする…
iPadもそうですが、スマホのバッテリーは使っていればどんどん劣化していきます。
「自分のiPadはどのくらいバッテリーが劣化しているの??」というときに、以下の手順でチェックしてみてください。
iPadのバッテリーの状態をチェックする
まずは「設定」アプリを開きます。
「設定」アプリの中から「バッテリー」を選択します。
次は「バッテリーの状態」を選択します。
すると、今のバッテリーの状態がわかります。
バッテリーの状態は2種類
買ってすぐのときや状態が良いと「ピークパフォーマンス」と表示されます。
これは特に使っていても問題無い状態、ということです。
しかし、「サービス」と表示されていると交換した方が良い、という状態です。
「サービス」だとどうなる??
これは僕の実体験から解説しますが、「サービス」状態だとこうなります。
- 動作が重くなる
- バッテリーの減りがやたらと早い(何もしなくても昼には50%になっている)
- 突然電源が落ちる(マジです…)
この状態を放置するとさらに悪化する恐れがあるので、早めに交換するか新しい機種にするのが良いでしょう。
歴代iPadのバッテリー容量まとめ
ということで、歴代iPadのバッテリー容量をまとめてみました。
性能が上がっていることや画面サイズが大きくなっていること、機能が増えていることから、実際のバッテリーの保ちはかなりよくなっていることがわかります。
進歩したiPadを変わらず10時間使えるようにしている、Appleの技術力はやはりすごいですね…
以下の記事で各iPadの特徴を比較していますので、ぜひチェックしてみてください。
また、「Apple製品はどこで買うのが安いのか?」というのを以下の記事にまとめていますので、こちらもぜひチェックしてみてください!!