この記事では、ボクシングのライト級世界ランキングをまとめました!!
ライト級といえば、今の日本人にはあまり馴染みのない階級ですが、世界的に見るとかなり人気の階級です。
世界最速3階級制覇王者のロマチェンコ、圧倒的KO率を誇るデービス、ネクストメイウェザーと呼ばれるスティーブンソン。
そんなライト級(58.967~61.235kg)にはどんな選手がいるのか??
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされている世界ランカーのボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳しているため、おかしい場合もありますがご了承ください
- 表示の順番は独自の基準で記載しています
(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です) - スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
- Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています
【ボクシング】世界ライト級ランキング
- WBA:2025/7/31 更新
- WBC:2025/8/2 更新
- IBF:2025/8/6 更新
- WBO:2025/7/15 更新
- RING:2025/8/15 更新
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
シャクール・スティーブンソン | - | 王者 | - | - | PFP9 1 |
ガーボンタ・デービス | 王者 | - | - | - | 2 |
レイモンド・ムラタラ | - | - | 王者 | - | 3 |
アンディ・クルス | 2 | 1 | 1 | 7 | 5 |
フロイド・スコフィールド | 1 | - | 3 | - | 6 |
ウイリアム・ゼペダ | - | 3 | - | 5 | 4 |
ルーカス・バディ | 5 | - | 5 | - | 10 |
サム・ノークス | - | - | - | 2 | 8 |
アブドゥーラ・メイソン | - | - | - | 1 | 9 |
アラン・アベル・チャベス | - | - | 7 | 3 | - |
ジャディエ・エレーラ | - | 4 | - | 8 | - |
ホセ・バレンズエラ | 7 | 6 | - | - | - |
リカルド・ニュネス | - | 2 | - | - | - |
アルマンド・マルティネス・ラビ | 3 | - | - | - | - |
マキシ・ハグヘス | - | 5 | 10 | - | - |
フラディミル・マカヨ | 4 | - | - | - | - |
ガブリエル・フローレスJr | - | - | - | 4 | - |
マーク・マグサヨ | - | - | 4 | - | - |
デニス・ベリンチック | - | 9 | - | - | 7 |
ジョー・コルディナ | - | 10 | - | 6 | - |
ジョシュ・パドリー | 6 | - | - | - | - |
アルトゥール・スブハンクロフ | - | - | 6 | - | - |
宇津木秀 | - | 7 | - | - | - |
ドミトリー・アサナウ | - | 8 | - | - | - |
ロジャー・グティエレス | 8 | - | - | - | - |
アルバート・ベル | - | - | 8 | - | - |
ザウル・アブドゥラエフ | - | - | 9 | - | - |
バホドゥル・ウスモノフ | 9 | - | - | - | - |
クリストファー・ムアフォ | - | - | - | 9 | - |
ホセ・マティアス・ロメロ | - | - | - | 10 | - |
ラサロ・アルバレス | 10 | - | - | - | - |
【ボクシング】世界ライト級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。
ガーボンタ・デービス
- 戦績:31戦30勝28KO無敗1分
- 身長:166cm
- リーチ:171cm
- 出身:アメリカ
- 構え:サウスポー
- 年齢:30歳
“タンク”の異名を持つガーボンタ・デービス。
29戦29勝と無敗であり、更に27KOという驚異的なKO率を誇ります。
KO率が高く、パフォーマンスも派手なのでアメリカではかなりの人気を誇ります。
そして同じくアメリカで大人気のライアン・ガルシアとの世紀の一戦が2023年4月22日(日本時間23日)に行われました‼︎
この世紀の試合はデービスがボディブローで7RKO勝利を納めました‼︎
流石のデービスでしたねぇ、ガルシアもいい攻め方をしてましたね‼︎
そしてそれから約1年、2024年6月15日にフランク・マーティンとの試合が行われ、見事8RTKO勝利を収めました。
マーティンは間違いなく強豪でしたが、そんなマーティンを倒し切るデービスは流石でしたね。
そろそろ他団体のチャンピオンとの統一戦が見たいところでしたが、なかなか交渉が進んでないようで…
2025年3月1日にWBA世界スーパーフェザー級チャンピオンのラモン・ローチとの試合が行われました。
なんとまさかの1-0のドロー防衛となり、連勝記録がストップしてしまうことに…
ローチが想像以上にデービスの左に対応していたのが印象的でしたね。
しかし、SNSではむしろデービスの負けを推す声が多く、疑惑の判定と言われてしまっています…
しかも9Rにはなぜか自分から膝をつくような動きを見せており、さらにこれはダウン判定にならなかったのです。
かなり炎上しそうな内容になってしまいましたね…
デービスはローチとの再戦を望んでいるようですが、どうなることでしょうか…
そんなデービス、アメリカボクシング界では人気の彼ですが、プライベートでは何回か逮捕されているなど素行はあまり良くありません。
これらの判決がどうなるのかわかりませんが、ボクシングに影響がないようにもう少し節度を持ってほしいなぁと個人的には思いますが…
ちなみに、なんとデービスはあの井上尚弥選手について語っています。
動画ではめちゃくちゃ褒めているので、そういったところは嫌いじゃありません(笑)
ちなみに以下の記事にデービスの試合映像をまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
アメリカで人気になる理由がわかりますよ!!
シャクール・スティーブンソン
- 戦績:24戦24勝11KO無敗
- 身長:173cm
- リーチ:173cm
- 出身:アメリカ
- 構え:サウスポー
- 年齢:28歳
ネクストメイウェザーとして名高いシャクール・スティーブンソン。
彼はWBO世界フェザー級チャンピオン、そしてWBO・WBC世界スーパーフェザー級2団体統一チャンピオンという偉業を達成しています。
KO率はそこまで高くないですが、圧倒的スピードとテクニックで同階級の世界チャンピオンクラスの選手を圧倒してきました。
そんな彼は2022年9月23日の防衛戦でなんと体重超過してしまい、WBO・WBC2つのベルトを剥奪されてしまいました…
減量がきつかったようですが、せめてチャンピオンならしっかり体重を作ってこいよ、と思ってしまいます…
その試合も判定で難なく勝利していますが、激戦区であるライト級で通用するのでしょうか??
そして、2023年4月8日(日本時間で9日)に日本の吉野修一郎選手とWBC世界ライト級挑戦者決定戦が行われました‼︎
結果はシャクールの6RTKO勝利を飾り、WBC王座挑戦に王手をかけましたね。
そして2023年11月16日にエドウィン・デ・ロス・サントスとのWBC王座決定戦が行われ、見事WBC世界ライト級王座を獲得しました。
とはいえ、この試合は会場からブーイングが出るなどかなりの塩試合でしたね…
そして、今後どうなるのかはわかりませんが、突然引退を宣言しました。
結局、これはよくある引退するする詐欺で、2024年7月6日にアルテム・ハルチュニアンとの防衛戦が行われました。
結果は3-0の判定勝利となりましたが、相変わらずブーイングの絶えない試合だったようです…
2025年7月12日に行われたウィリアム・ゼペタとのWBC王座統一戦では多少アグレッシブなシーンを見せましたが、途中からはいつもの塩漬けで3-0の判定勝利となりました。
吉野修一郎
- 戦績:18戦16勝12KO2敗
- 身長:175cm
- リーチ:173cm
- 出身:日本
- 構え:オーソドックス
- 年齢:33歳
ここにきて、日本人選手の吉野修一郎選手です!!
吉野選手は2022年時点で世界的な選手との対戦経験はありませんが、強豪日本人選手に勝ってきています。
元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪選手に大差負傷判定勝利し、ロマチェンコやテオフィーモロペスとも激闘を繰り広げた中谷正義選手をTKOで下しているなど、日本国内屈指のボクサーです。
中谷選手に勝利したことでより世界が近づいてきたと思います。
日本人として長らく現れなかったライト級の世界チャンピオンに是非なってもらいたいですね!!
そして、2023年4月8日(日本時間で9日)にあのシャクール・スティーブンソンとWBC世界ライト級挑戦者決定戦が行われました。
結果は残念ながら吉野選手の6RTKO負けとなってしまいましたね…
ちょっとストップが早すぎる気もしましたが…
そんな吉野選手、2024年6月17日に復帰戦を行い、見事2RTKO勝利を収めました!!
その後の2025年4月19日に行われた復帰戦第二戦目はなんと11RTKO負けを喫してしまいました…
まだまだ諦めず、世界を目指してもらいたいですが、年齢的にもそろそろ厳しくなってきている印象です。
リベンジマッチが組まれるのか、このまま引退してしまうのか…
【ボクシング】世界ライト級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシング世界ライト級ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!
よくランキングは変動するので、ちょくちょく更新していきますね。
ちなみに下の階級であるスーパーフェザー級や、上の階級であるスーパーライト級などの記事もありますので、気になったらチェックしてみてください!!