この記事では、ボクシングのスーパーライト級世界ランキングをまとめました!!
スーパーライト級といえば、今の日本人にはあまり馴染みのない階級ですが、世界的に見るとかなり人気の階級です。
そんなスーパーライト級(61.235~63.503kg)にはどんな選手がいるのか??
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされている世界ランカーのボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳しているため、おかしい場合もありますがご了承ください
- 表示の順番は独自の基準で記載しています
(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です) - スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
- Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています
【ボクシング】世界スーパーライト級ランキング
- WBA:2025/11/30 更新
- WBC:2025/12/5 更新
- IBF:2025/12/4 更新
- WBO:2025/12/15 更新
- RING:2025/12/24 更新
| 名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
|---|---|---|---|---|---|
| テオフィーモ・ロペス | - | - | - | スーパー | 王者 |
| リチャードソン・ヒッチンズ | - | - | 王者 | - | 1 |
| サブリエル・マティアス | - | 王者 | - | - | 2 |
| ゲイリー・アントワン・ラッセル | 王者 | - | - | - | 5 |
| イサーク・クルス | - | 暫定 | - | - | - |
| アレッサンドロ・リグッチーニ | 暫定 | - | - | - | - |
| アルバート・プエロ | 4 | 2 | - | 5 | 3 |
| リンドルフォ・デルガド | - | 5 | 1 | 3 | 9 |
| オスカー・ドゥアルテ・フラド | 3 | 10 | 3 | 4 | - |
| サンドール・マーティン | 8 | 3 | - | - | 6 |
| ダルトン・スミス | - | 1 | - | - | 7 |
| アーサー・ビヤルスラノフ | - | 4 | 4 | - | - |
| アダム・アジム | - | 8 | 5 | 9 | 8 |
| アーノルド・バルボッサ | - | - | - | 6 | 4 |
| 平岡アンディ | 1 | - | - | - | 10 |
| ケネス・シムズJr | 5 | - | 7 | - | - |
| キーショーン・デービス | - | - | - | 1 | - |
| アルフレッド・サンティアゴ | - | - | - | 2 | - |
| ルーベン・ネストル・ネリ・ムニョス | 2 | - | - | - | - |
| ジャーメイン・オルティス | 10 | 9 | 8 | - | - |
| ガブリエル・バレンズエラ | - | - | 6 | - | - |
| ピアース・オレリー | - | 6 | - | - | - |
| クレタス・セルディン | 6 | - | - | - | - |
| ケビン・ヘイラー・ブラウン | 7 | - | - | - | - |
| エミリアーノ・バルガス | - | - | - | 7 | - |
| ジョン・フェルナンデス | - | 7 | - | - | - |
| エルネスト・メルカド | - | - | 10 | 8 | - |
| エルビス・ロドリゲス | - | - | 9 | - | - |
| ホヴァネス・バチコフ | 9 | - | - | - | - |
| ヘンドリ・セデーノ | - | - | - | 10 | - |
【ボクシング】世界スーパーライト級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。
ライアン・ガルシア
- 戦績:26戦24勝20KO2敗
- 身長:178cm
- リーチ:178cm
- 出身:アメリカ
- 構え:オーソドックス
- 年齢:27歳

SNSでも大人気のライアン・ガルシア。
写真を見ればわかりますが、むちゃくちゃイケメンです(笑)
しかしイケメンというだけでなく、激戦区であるスーパーライト級で無敗を誇り、ロマチェンコやリナレスと激闘を繰り広げたルーク・キャンベルにKO勝利していることから強さという面でも評価を受けています。
そんなガルシア、2023年4月22日(日本時間23日)に同じくアメリカで人気のデービスとの試合が行われました。

結果はガルシアの7RKO負けとなり、キャリア初の敗北となりました。
ガルシアの攻め方も良かったですが、デービスのカウンターが光りましたね。
この試合を最後にスーパースーパーライト級へ転向すると思っていましたが、2023年12月2日に行われるオスカル・ドゥアルテとの復帰戦はスーパーライト級で行われました。
若干逃げ腰の姿勢にブーイングも出ましたが、8RにKOし復帰戦を勝利で飾りました。
そして、2024年4月20日にデビン・ヘイニーへの挑戦が行われました!!
しかし、まさかの前日計量で体重超過、ガルシアが勝利しても王座獲得にはならないルールで試合が行われました。
そしてまさかの2-0でガルシアが勝利!!
ヘイニーから3度のダウンを奪っての僅差判定勝利でしたが、それだけに体重超過が残念でしたね…
しかもドーピングの陽性反応まで出てしまったので、もはや救いようのない状況に…
結局この試合は無効試合になりました。
引退もあり得るかと思われていましたが、2025年5月3日にロランド・ロメロとの試合が行われました!!
まず盛り上がることは間違い無し、と思っていましたが…
なんと2Rに左フックをもらってダウンしてしまい、そこからロメロのパンチを警戒してかかなり消極的な内容に…
結果、0-3の判定負けを喫してしまい、ガルシアVSヘイニー2の予定もひとまずは消えてしまうことになってしまいました…
試合内容もかなりつまらないものになってしまったので、人気が落ちてしまいそうな予感しかしません…
ちなみに、ガルシアの試合映像をまとめた記事も用意していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
テオフィーモ・ロペス
- 戦績:23戦22勝13KO1敗
- 身長:173cm
- リーチ:174cm
- 出身:アメリカ
- 構え:オーソドックス
- 年齢:28歳

元IBF・WBA・WBO世界ライト級3団体統一王者であり、現WBO世界スーパーライト級王者であるテオフィーモ・ロペス。
最初に日本人に認知されたのは2019年7月19日に行われたIBF世界ライト級挑戦者決定戦で中谷正義と対戦したのがきっかけでしょう。
結果は3-0の判定勝利をおさめ、ロペスが挑戦者の権利を獲得しました。
ちなみに中谷さんはこの試合が評価されてあのロマチェンコと試合することができましたね。
話を戻すと、ロペスは2019年12月14日に当時のチャンピオン、リチャード・コミーに挑戦し、2RTKO勝利を収め、見事IBF世界ライト級王者に輝きました。
そして、2020年10月17日にあのロマチェンコとのWBA・WBO・IBFの3団体統一戦が行われました。
ちなみにこのとロマチェンコはWBCのフランチャイズ王座というものを持っていて、正式な4団体統一戦にはならなかったそうです。
前評判はロマチェンコの勝利を推す声が多かったですが、意外にも3-0でロペスが勝利し、世界戦わずか2戦で3団体統一王者に輝きました。
この勢いのままWBC王座を保持していたヘイニーとの4団体統一戦に行くかと思われていましたが、2021年11月28日に行われたジョージ・カンボソスJrとの防衛戦でまさかの1-2で判定負けを喫してしまいましたね。
この試合がライト級最後の試合となり、スーパーライト級へ転向することになりました。
そして転向後2戦を戦い、2023年6月10日に当時スーパーライト級最強と言われおり、WBSS優勝者でもあったWBO世界スーパーライト級王者、ジョシュ・テイラーに挑戦しました。
この試合はロペス不利の声もありましたが、またも番狂わせを起こして3-0の判定勝利を収め、2階級制覇を達成しました。
不利と言われる試合には強いですが、有利と言われる試合では苦戦してしまうなんともムラのある選手ですね…
最近はライアン・ガルシアやデビン・ヘイニーがスーパーライト級に階級を上げてきたので、ビッグマッチが期待されています。
平岡アンディ
- 戦績:24戦24勝19KO無敗
- 身長:182cm
- リーチ:188cm
- 出身:日本
- 構え:サウスポー
- 年齢:29歳
スーパーライト級では日本人で一番のトップコンテンダーである平岡アンディ選手。
平岡選手といえば昔からくりテレビに出演したことでも知られている選手です。
元々日本人(正確にはハーフ)としてはKO率の高さと無敗を誇っていることもあって、少し名を売っていました。
特に、一番名前が広がったのは2021年9月に行われた佐々木尽選手とのWBOアジアパシフィック・日本スーパーライト級王座決定戦でしょうか。
無敗の強打者同士の試合ということもあり注目度も高かったですが、平岡選手がほぼ一方的に攻め立て11RTKO勝利を収めました。
その後はWBOアジアパシフィックタイトルの防衛戦を重ねていきます。
そして、2024年9月3日には井上尚弥 VS TJドヘニーのアンダーカードとして、WBA世界スーパーライト級暫定王者であるイスマエル・バロッソとの試合が行われました!!
バロッソは41歳とボクサーとしては高齢ですが、ロランド・ロメロにも途中まで圧倒していたほどの強豪です。(謎のストップで負けにはなってしまいましたが…)
そんなバロッソ相手に見事、9RTKO勝利を飾りました!!
そしてようやく、2025年11月にWBA王座に挑戦が決定!!していたのですが…
この興行は”タンク”・デービスとジェイク・ポールとのエキシビジョンがメインカードになっていたのですが、デービスが家庭内DVにより逮捕され、イベントは延期に…
とにかく今は辛抱の時期なんでしょうね…
【ボクシング】世界スーパーライト級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシング世界スーパーライト級ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!
よくランキングは変動するので、ちょくちょく更新していきますね。
ちなみに下の階級であるライト級や、上の階級であるウェルター級などの記事もありますので、気になったらチェックしてみてください!!



















