近年、ミドル級にスター選手がゴロフキン以外に見当たらないため、もしゴロフキンが引退したら一旦更新を停止します。
この記事では、ボクシングのミドル級世界ランキングをまとめました!!
ミドル級といえば、日本人では竹原慎二さんと村田諒太選手、この二人しか世界チャンピオンになっていない階級です。
欧米系の選手が多いので、日本人ではかなり難しい階級と言われています。
そんなミドル級(69.853~72.575kg)にはどんな選手がいるのか??
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされている世界ランカーのボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳してるのでご了承ください
- 表示の順番は独自の基準で記載しています
(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です) - スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
- Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています
【ボクシング】世界ミドル級ランキング一覧
- WBA:2023/11/30 更新
- WBC:2023/11/14 更新
- IBF:2023/11/10 更新
- WBO:2023/11/15 更新
- RING:2023/11/25 更新
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
ジャニベク・アリムハヌイ | - | - | 王者 | 王者 | 1 |
カルロス・アダムス | - | 暫定 | - | - | 2 |
エリスランディ・ララ | 王者 | - | - | - | 3 |
ジャーモール・チャーロ | - | 王者 | - | - | - |
メイリム・ナスタノフ | - | 1 | 7 | 2 | 6 |
イライジャ・ガルシア | 2 | 3 | 5 | - | 7 |
クリス・ユーバンクJr | - | 2 | - | 1 | 5 |
オースティン・ウィリアムズ | 3 | 5 | 6 | - | - |
ハムザー・シーラス | - | 4 | - | 4 | 10 |
シェーン・モスリーJr | 10 | 6 | 10 | 5 | - |
マイケル・ゼラハ | 1 | - | - | - | - |
アンドレイ・ミハイロビッチ | - | - | 4 | 8 | - |
ライアム・スミス | 8 | 7 | - | 10 | 9 |
デニス・ラドバン | - | - | 3 | - | - |
デンゼル・ベントレー | - | - | - | 3 | - |
フェリックス・キャッシュ | - | - | - | 7 | 8 |
トーマス・ラマンナ | 4 | - | - | - | - |
セルゲイ・デレビヤチェンコ | - | - | - | - | 4 |
フランシスコ・ダニエル・ヴェロン | 5 | - | - | - | - |
ゲンナジー・ゴロフキン | - | - | - | 6 | - |
コナー・コイル | 6 | - | - | - | - |
ダニー・ガルシア | 7 | - | - | - | - |
ヴィンセント・ガッティエリ | - | - | 8 | - | - |
ライアム・ウイリアムズ | - | 8 | - | - | - |
マシエフ・スレッキー | - | 9 | - | - | - |
エスキーバ・ファルカオ | - | - | 9 | - | - |
イアン・グリーン | 9 | - | - | - | - |
アヌエル・ガミセンゲ | - | - | - | 9 | - |
ヴィンセント・フェイゲンバッツ | - | 10 | - | - | - |
【ボクシング】世界ミドル級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。
ジャーモール・チャーロ
- 戦績:32戦32勝22KO無敗
- 身長:185cm
- リーチ:187cm
- 出身:アメリカ
- 構え:オーソドックス
WBC世界ミドル級王者のジャーモール・チャーロ。
一つ下の階級であるスーパーウェルター級でもIBFで世界チャンピオンに輝いています。
ちなみにスーパーウェルター級4団体統一王者のジャーメル・チャーロは双子の弟です。
ミドル級に上げてからはブランドン・アダムスやセルゲイ・デレビヤチェンコなどの強豪に勝利し、高い評価を得ています。
しかしプライベートの方はなかなか荒れており、何度か逮捕されていたりと波乱の私生活を送っています。
そのためか、2021年6月の試合を最後に2年以上も試合ができていません。
今後の動向に注目ですが、開催されるとしたらWBC世界暫定王者のカルロス・アダムスとのWBC王座統一戦が組まれるのではないかと思われます。
ジャニベク・アリムハヌイ
- 戦績:15戦15勝10KO無敗
- 身長:182cm
- リーチ:182cm
- 出身:カザフスタン
- 構え:サウスポー
現WBO・IBF世界ミドル級統一王者のジャニベク・アリムハヌイ。
12戦目でWBO世界暫定タイトルを獲得してから、当時の正規王者であったデミトリウス・アンドラードが王座を返上したため繰り上がりで正規王座につきました。
まだ実績のある選手とは試合をしていないため、実力の程は未知数です。
しかし、かつて村田諒太選手とも戦ったアッサン・エンダムとロブ・ブラントの両者とも8RKOで下しています。(ポイントもフルマーク)
しかも2023年5月13日にはスティーブン・バトラーとの防衛戦で2RTKO勝利を納めました。
実力的には村田選手に迫るくらいの選手だと思われるので、今後の活躍が楽しみですね。
そして2023年10月14日にはIBF王者であるヴィンセンツォ・ガッティエリとの統一戦が行われ、6RTKO勝利を収めて2団体統一王者に輝きました。
ゲンナジー・ゴロフキン
- 戦績:45戦42勝37KO2敗1分
- 身長:179cm
- リーチ:178cm
- 出身:カザフスタン
- 構え:オーソドックス
GGGこと、ゲンナジー・ゴロフキン。
ボクシング好きなら誰もが名前を聞いたことがあるでしょう。
アテネオリンピックでは銀メダルを獲得し、2006年にプロデビュー戦で1RKO勝利を飾っています。
そこからはミドル級という層の厚い階級で脅威の37連勝を達成します。
しかもギネス記録となる17連続KO防衛という偉業を成し遂げています。
その間にWBAスーパー・IBF・WBCの3団体統一王者となり、PFP1位にも輝いたりと、圧倒的強さを誇っていました。
しかし、あのカネロとの試合で色々と問題が起こってしまいます。
2017年9月に開催されたvsカネロ1ではゴロフキン勝利を推す声が多かったにも関わらず、まさかの引き分けという結果に…
しかも試合後にはカネロのドーピング疑惑が出たりと一悶着がありました。
当然ですが世の中的にも納得がいかなかったのでしょう、わずか1年後の2018年9月にはvsカネロ2が開催されます。
相変わらずの凄まじい撃ち合いの末、この試合は0-2でカネロの僅差判定勝ちとなりました。
しかし、この試合も世の中的にはゴロフキンの勝ちを推す声が多く、またまた疑惑の判定と言われてしまいました…
その後ゴロフキンは再びIBF王座を獲得し、1度の防衛を行なった後1年半ほどのブランクを空けます。
そして、2022年4月に村田諒太選手とのWBAスーパー・IBF世界ミドル級2団体王座統一戦が行われました。
この試合はAmazon Primeでいつでも見逃し配信を見ることができるので、まだチェックしていない方は是非みて見てください。
この試合で再び統一王者に輝いたゴロフキンは、2022年9月にあのカネロとの3回目の試合に臨みました。
この試合で初めてスーパーミドル級で戦うことになったゴロフキンですが、流石に40歳になったゴロフキンはかつてほどのキレやスピードがなく、今回は文句なしでカネロの判定勝ちとなりました。
しかし40歳とはいえ後半はかなり圧していたため、やはりGGGは伊達ではないなと思いましたね…
(個人的にはスーパーミドルでカネロと一番互角に戦ったのではないかと思います。)
40歳を超えたにも関わらず、まだミドル級で戦っていくと宣言したゴロフキン、今後の動向に注目ですね。
ちなみにWBAスーパー/IBFのベルトどちらも返上しました。
2023年3月時点でWBC1位にランクインしているため、WBC王者であるジャーモール・チャーロに挑戦する可能性も出てきましたね。
あとゴロフキンの試合映像をまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
【ボクシング】世界ミドル級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシング世界ミドル級ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!
ランキングはよく変動するので、ちょくちょく更新していきますね。
ちなみに下の階級であるウェルター級やさらに軽いライト級、スーパーバンタム級、バンタム級、そして上の階級であるスーパーミドル級、最も重いヘビー級のランキングなどもありますので、気になったらチェックしてみてください!!