この記事では、ボクシングのバンタム級世界ランキングをまとめました!!
ボクシングといえば、日本で今一番注目されている選手が井上尚弥選手ですね。
そんな彼がかつて戦場としていたバンタム級(52.163~53.524kg)にはどんな選手がいるのか??
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされている世界ランカーのボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳しているため、おかしい場合もありますがご了承ください
- 表示の順番は独自の基準で記載しています
(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です) - スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
- Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています
【ボクシング】世界バンタム級ランキング一覧
- WBA:2024/10/31 更新
- WBC:2024/10/14 更新
- IBF:2024/11/8 更新
- WBO:2024/10/15 更新
- RING:2024/10/26 更新
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
中谷潤人 | - | 王者 | - | - | 1 PFP9 |
西田凌佑 | - | - | 王者 | - | 2 |
堤聖也 | 王者 | - | - | 8 | 3 |
武居由樹 | - | - | - | 王者 | 4 |
井上拓真 | 3 | 2 | 6 | - | 5 |
那須川天心 | 2 | 3 | - | 7 | - |
ジェイソン・モロニー | - | 6 | 7 | 6 | 6 |
アントニオ・バルガス | 1 | - | - | 4 | - |
ダビド・ケイラー | - | 7 | - | 1 | 9 |
エマニュエル・ロドリゲス | - | 10 | 3 | - | 7 |
チャーリー・エドワーズ | - | 5 | 4 | - | - |
バン・タオ・トラン | - | - | 9 | - | |
比嘉大吾 | 7 | - | - | 3 | 10 |
クリスチャン・メジーナ・ジメーネス | - | - | 9 | 2 | - |
ランディ・グシェケ | - | 9 | 8 | 5 | - |
アレハンドロ・サンティアゴ | - | 4 | - | - | 8 |
フアン・フランシスコ・エストラーダ | - | 1 | - | - | - |
石田匠 | 4 | - | - | - | - |
ビクター・サンティラン | 5 | - | - | - | - |
ホセ・サルバ・レジェス | - | - | 5 | - | - |
ローレンス・ニュートン | 6 | - | - | - | - |
ペッチ・ソー・チットパッタナ | - | 8 | - | - | - |
ヘルウィン・アンカハス | 8 | - | - | - | - |
ウィンストン・ゲレロ | 9 | - | - | - | - |
増田陸 | 10 | - | - | - | - |
シーサケット・ソー・ルンビサイ | - | - | 10 | - | - |
ユッタポン・トンディ | - | - | - | 10 | - |
【ボクシング】世界バンタム級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。
那須川天心
- 戦績:5戦5勝2KO無敗
- 身長:165cm
- リーチ:176cm
- 出身:千葉県
- 構え:サウスポー
- 年齢:26歳
元キックボクサーである那須川天心選手。
格闘技を知らない人でも知っているかもしれないくらい有名な選手ですね。
幼少期から極真空手を始め、2014年7月12日にキックボクサーとしてプロデビューを果たします。
RISEではバンタム級、フェザー級の2階級制覇を果たし、2018年9月30日に堀口恭司選手、2020年9月27日に皇治選手に勝利しています。
2022年6月19日には武尊選手とのThe Matchが開催され、この試合も勝利を収めてキックボクシングでは42戦無敗という、とてつもない戦績を収めました。
ちなみに2019年12月31日にあのメイウェザーとのエキシビションマッチが行われましたが、1RTKO負けを喫してしましたね…
まぁあれは天心選手がボクシング未経験であること、そもそも体重差があることなどもありましたし、エキシビションなので公式な負けとしてはカウントされていません。
興行的には成功だったかもしれませんが、ボクサーでない選手がメイウェザーとエキシビションでも試合をするのは個人的には反対です…
そして2023年4月8日にプロボクシングデビューを果たします。
より厳しい世界で挑戦したいという思いもあったのでしょう、ボクシングジムとしては大手となる帝拳ジムに所属することが発表されました。
しかもWBC世界フェザー級、スーパーフェザー級の2階級制覇を果たした粟生隆寛がトレーナーを務めます。
デビュー戦の相手は日本バンタム級2位の与那覇勇気選手で、デビュー戦としては異例の相手でした。
それをフルマークで判定勝利を収め、確かな技術を見せつけましたね。
続く2023年9月18日に行われた2戦目ではメキシカンボクサーを相手にダウンを奪った上でのフルマークで判定勝利を収めます。
2024年1月23日に行われた3戦目では初の世界ランカーが相手でした、またもフルマークで圧倒し、3R終了後に相手が右足の負傷により棄権となりました。
そして2024年7月20日、WBA世界4位のジョナサン・ロドリゲスとの試合が行われました。
見事、3RTKO勝利を収め、正真正銘のKO勝利を決めましたね!!
やっと文句なしのKO勝利できましたね。
そして2024年10月14日、WBO・APバンタム級タイトルの王座決定戦が行われました。
結果は3-0で判定勝利し、地域王座を獲得しました!!
2025年には武居選手との元キックボクサー同士での試合が見てみたいですね。
比嘉大吾
- 戦績:25戦21勝19KO3敗1分
- 身長:163cm
- リーチ:163cm
- 出身:沖縄
- 構え:オーソドックス
- 年齢:29歳
元WBC世界フライ級チャンピオンである比嘉大吾選手。
彼は15連続KOという連続KOの日本記録を持っています。
2017年5月20日に王座を獲得してから2度の防衛に成功し、王座獲得と防衛すべてKO勝利を収めてきました。
順風満帆と思われていましたが、2018年4月15日に3度目の防衛戦で体重超過してしまい、さらにTKO負けを喫してしまいました…
その後は体重を2階級上げてバンタム級を主戦場にします。
2020年10月26日に堤聖也選手と引き分けになり、2021年4月24日には西田凌佑に大差の判定負けを喫してしまいました。
バンタム級では以前のようなKOも見られず終わったかと思われていましたね。
しかし、直近の2023年12月31日に行われたナワーポンとの1戦では、途中パンチを効かされるシーンもありましたが、4Rにボディーブロー一発でKOを収め、世界トップランカーとしての地位を確率しました。
そして、2024年9月3日にはWBO世界バンタム級王者である武居由樹選手に挑戦することが決定しました!!
この試合は井上尚弥 VS TJドヘニーの防衛戦のアンダーカードで行われ、Leminoで配信されました。
なんと予想外の判定決着となり、0-3で惜しくも敗れてしまいました…
しかし本当に熱い試合でしたね。
ジェイソン・モロニー
- 戦績:30戦27勝19KO3敗
- 身長:165cm
- リーチ:165cm
- 出身:オーストラリア
- 構え:オーソドックス
- 年齢:33歳
元WBO世界バンタム級王者であるジェイソン・モロニー。
彼はWBSSトーナメントの初戦でエマニュエル・ロドリゲスと対戦し、僅差判定の1-2で敗北していますが、非常に実力の高い選手です。
2020年の10月に行われた井上尚弥選手との試合では7RKOに沈んでしまいましたが、思っていたよりも井上選手がやりにくそうなイメージでしたね。
2022年10月の現在は、タイの選手にも3-0の判定勝利を納め、順調に勝利を重ねていきました。
そして2023年5月13日にヴィンセント・アストロラビオとのWBO王座決定戦でついに勝利を納め、念願のタイトルを獲得しました!!
相手のアストロラビオはあのリゴンドーにダウンを奪っての僅差判定勝利している強豪だったのでどうなることかと思いましたが、個人的には嬉しい結果です。
そして2024年1月13日(日本時間14日)にサウル・サンチェスとの防衛戦が行われました。
もっと圧倒すると思ってましたが、相手のサンチェスが素晴らしい選手でしたね。
結果は2-0でモロニーが勝利しましたが、どちらが勝ってもおかしく無い好勝負でした!
この後は彼もまた4団体統一を目指していくことになると思っていましたが、なんと2024年5月6日に井上尚弥選手VSルイス・ネリのアンダーカードで武居由樹選手の挑戦を受けました!!
なんと、0-3の判定負けを喫してしまいました…
終始武居選手のサウスポーと強打に対応しきれてない印象でしたね。
エマニュエル・ロドリゲス
- 戦績:25戦22勝13KO3敗
- 身長:168cm
- リーチ:169cm
- 出身:プエルトリコ
- 構え:オーソドックス
- 年齢:32歳
エマヌエル・ロドリゲス、彼もまたWBSSトーナメント出場選手の一人で、井上選手と対戦するまでは19戦無敗を誇るほどの素晴らしい選手です。
そんな彼もトーナメントの準決勝で井上尚弥と対戦し2RでKOされてしまいましたが…
その後、ルイス・ネリーとのWBC挑戦者決定戦が決まっていましたが、ネリーが体重超過してしまったため試合が中止に…
そして何故かWBC挑戦者はドネアに決まってしまうという不遇に見舞われてしまいます…
さらに、2020年12月19日に行われたWBC暫定タイトルマッチでは、不可解な判定により僅差で敗北…
しかも2021年8月14日、カシメロvsリゴンドーのアンダーカードでアントニオ・ラッセルの試合でまさかの開始10秒ほどでバッティングによる無効試合に…
そんな不幸を重ねながら、2022年10月にラッセルとの再戦でようやく勝利することができました!!
そしてようやく、2023年8月12日にメルビン・ロペスとのIBF世界バンタム級王座決定戦で勝利し、IBF世界バンタム級王座に返り咲くことになりました!!
そして2024年5月4日に、日本の西田凌介選手の挑戦を受けるため日本で防衛戦を行われました!!
戦前はロドリゲス有利と思われていましたが、なんと4Rにダウンを奪われ0-3の判定負けを喫してしまいました。
しかし試合終了後の西田選手の顔面がボコボコに腫れていたので、本当に激しい試合内容でしたね。
アレハンドロ・サンティアゴ
- 戦績:37戦28勝14KO4敗5分
- 身長:159cm
- リーチ:166cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
- 年齢:28歳
元WBC世界バンタム級王者であるアレハンドロ・サンティアゴ。
彼は2023年7月29日にあのノニト・ドネアとのWBC王座決定戦で判定勝利を収め王座に輝きました!!
あの試合ではドネアの衰えが感じられた試合ではありましたが、それでも明確に勝ち切っていましたね。
実はスーパーフライ級時代に当時IBF王座を保持していたアンカハスに挑戦していますが、惜しくも引き分けとなり、その後もラッセルに惜しくも0-2に敗北、ドネアとの試合もアンダードッグでしたが、それをひっくり返しましたね。
キャリア10年でようやく獲得した王座をこれからも防衛していくことができるのでしょうか??
そして2024年2月24日にあの2階級制覇王者、中谷潤人選手とのタイトルマッチが行われました!!
結果は残念ながら6RKO負けとなり、初防衛で陥落してしまいました…
というか中谷選手が強すぎましたね…
ノニト・ドネア
- 戦績:50戦42勝28KO8敗
- 身長:170cm
- リーチ:174cm
- 出身:フィリピン
- 構え:オーソドックス
- 年齢:42歳
2019年11月7日にWBSSトーナメントで井上尚弥と優勝を争ったノニト・ドネア。
「フィリピンの閃光」のニックネームを持ち、ボクシング史上7人しかいない5階級制覇を成し遂げたレジェンドです。
伝家の宝刀「左フック」で数々のKOを築き上げてきた彼は、39歳と普通のボクサーなら引退してもおかしくない年齢。
しかしそこはレジェンド、5月29日のウバーリとのタイトルマッチで圧倒的な勝利を納めて再びWBC世界王座に輝きました!!
そして、2022年6月7日にあの井上尚弥選手との再戦!!
結果はなんとドネア選手の2RTKO負けという、あまりにも衝撃的な内容でした…
今後はスーパーフライ級に転級することも示唆しているようですが、どうなることでしょうか。
とにかく、ドネア選手は本当に素晴らしい選手です。
そして2023年7月29日にバンタム級のWBC王座決定戦でアレハンドロ・サンティアゴと激突しました!
結果はなんと、0-3でドネアの判定負けに…
内容としても年齢から来る衰えが否めない内容でした…
今後のことはまた明言されていませんが、パフォーマンスが良くなかったのでそろそろ英断の時かもしれませんね…
井上拓真
- 戦績:22戦20勝5KO2敗
- 身長:164cm
- リーチ:163cm
- 出身:神奈川
- 構え:オーソドックス
- 年齢:28歳
ご存知、井上尚弥の弟、井上拓真選手。
2019年11月7日にウーバーリとWBC正規・暫定王座統一戦を行い、0-3で判定負けを喫してしまいました。
KO数は少ないですが、KOするときは1パンチで決めてしまうので、決してパンチ力が無いわけでは無いと思うんですよね。
2022年6月7日には、井上尚弥VSノニト・ドネア2の前々座として日本王座である古橋岳也選手とWBOアジアパシフィック・日本王座の統一戦を行い、ほぼフルマークの大差判定勝利を収めました!!
そして、2023年4月8日にAmazon Prime Videoにてリボリオ・ソリスとのWBA王座決定戦が行われました!!
ついに、WBA世界バンタム級王座を獲得しました!!
やっと世界チャンピオンになることができましたね。
これからは他の3本のベルトを獲得し、兄弟揃っての4団体統一を成し遂げてほしいですね!!
そんな拓真選手、延期になっていた元IBF世界スーパーフライ級王者のジャーウィン・アンカハスとの防衛戦が2024年2月24日に行われました!!
なんと、9RでボディによるKO勝利を飾りました!!
これで一皮剥けたような試合でした!!
そして、2024年5月6日の東京ドームで井上尚弥選手VSルイス・ネリのアンダーカードとして石田匠選手との試合が行われました!!
なんとまさかの1Rにダウンを奪われてしまいましたが、それ以外はバチバチの撃ち合いを制し、3-0で大差判定勝利を収めました!!
さらに、2024年10月13日には堤聖也選手との試合が行われました!!
なんと0-3で判定負けを喫してしまいました…
正直試合に臨む姿勢の違いが出たような印象でしたね。
堤選手の絶対に勝つという意志が勝利しましたね。
西田凌佑
- 戦績:9戦9勝1KO無敗
- 身長:170cm
- リーチ:173cm
- 出身:奈良県
- 構え:サウスポー
- 年齢:28歳
現IBF世界バンタム級王者の西田凌佑選手。
彼は2021年4月24日比嘉選手に大差で判定勝ちを収め、一気にネームバリューを上げた選手です。
その後も順当に勝利を収め、2023年8月11日にIBF挑戦者決定戦に勝利したことであのエマヌエル・ロドリゲスに挑戦する資格を得ました。
KO率は低いですが、確かな技術を持っている選手なのでロドリゲスとの高度な技術戦になると思われます。
そして2024年5月4日にやっとロドリゲスとの試合が行われました!!
戦前の予想では西田選手不利と思われていましたが、なんと4Rにダウンを奪っての3-0の判定勝利を収め、見事IBF世界バンタム級王座を獲得しました!!
西田選手が想像を超えたパフォーマンスでしたね!!
ちなみにこの試合はAbemaで無料配信されるのでぜひチェックしてください!!
堤聖也
- 戦績:14戦12勝8KO無敗2分
- 身長:166cm
- リーチ:164cm
- 出身:熊本県
- 構え:スイッチヒッター
- 年齢:28歳
第75代日本バンタム級王者である堤聖也選手。
彼は2020年1月28日に井上尚弥選手の同門である中嶋一輝選手と引き分け、さらに2020年10月26日には比嘉大吾とも引き分けるほどの国内トップファイターです。
2022年6月23日には当時の日本チャンピオンであった澤田京介選手に8RTKO勝利を収め、見事日本王座に輝きました。
そして2023年12月26日には穴口一輝選手との防衛戦では4度のダウンを奪い、ギリギリですが3-0の判定勝利を収めました。
この試合で穴口選手が試合直後に意識を失い、右硬膜化血腫の緊急手術を受けましたが、残念ながら亡くなられたとの訃報が…
ご冥福をお祈りします。
2024年1月6日には日本王座を返上し、世界挑戦を視野に入れるそうです。
2024年7月7日に行われた世界前哨戦では4RTKO勝利を収めましたね!!
そして、2024年10月13日にWBA世界バンタム級王者である井上拓真選手へ挑戦しました!!
なんと!!
戦前の予想を覆し、3-0の判定勝利でWBA世界バンタム級チャンピオンに輝きました!!
堤選手の気迫勝ちでしたね!!
本当に熱い試合でした!!
武居由樹
- 戦績:10戦10勝8KO無敗
- 身長:170cm
- リーチ:173cm
- 出身:東京都
- 構え:サウスポー
- 年齢:28歳
キックボクサーから転向し、現WBO世界バンタム級王者である武居由樹選手。
彼は2014年11月9日にキックボクサーデビューし、Krush王座、そしてK-1 WORLD GP王座を獲得するなどキックボクサーとして素晴らしい経歴を持っています。
ちなみに2012年2月25日にビッグバン〜統一への道〜というイベントで、あの那須川天心選手とアマチュアキックルールで対戦し、1-1で引き分けになっています。
そして、2020年3月22日の試合を最後にキックボクサーを引退、プロボクシングへの転向を表明しました。
ボクシング転向の表明にあたり、どのジムに所属するのかも注目されていましたが、なんと井上尚弥選手が所属する大橋ジムに所属することになりましたね。
しかもトレーナーは八重樫東さんが担当することになりました。
そして2021年3月11日にデビューしてから8連続KO勝利を収めながらOPBFスーパーバンタム級王座も獲得するなど快進撃を続けています。
スーパーバンタム級でデビューしましたが、この階級は井上尚弥選手が4団体統一してしまっているので、バンタム級に落として世界に挑むようです。
そんな武居選手、なんと2024年5月6日の井上尚弥選手VSルイス・ネリのアンダーカードでジェイソン・モロニーが持つWBO世界バンタム級タイトルへの挑戦が行われました!!
いきなりモロニーとやるのはかなりリスキーだと思っていましたが…
なんと3-0の判定勝利を収め、WBO世界バンタム級チャンピオンに輝きました!!
これでバンタム級のチャンピオンは全て日本人が保持していることになりましたね。
そして初防衛戦として2024年9月3日に比嘉大吾選手との試合が行われました!!
KO決着とはなりませんでしたが、激戦の末3-0で勝利し、見事初防衛となりました!!
中谷潤人
- 戦績:29戦29勝22KO
- 身長:173cm
- リーチ:174cm
- 出身:日本
- 構え:サウスポー
- 年齢:26歳
元WBO世界フライ級王者、元WBO世界スーパーフライ級王者であり、現WBC世界バンタム級王者である中谷潤人選手‼︎
173cmの長身、170cmのリーチを誇りバンタム級でも有利な体格をしています。
スーパーフライ級ではロマゴン、エストラーダ、井岡選手の誰かと統一戦かと思われていましたが、減量苦を理由にわずか3戦でバンタム級に転級しました。
世界にその名が轟いたのはアンドリュー・モロニーとの一戦ですね。
日本時間2023年5月21日に行われたヘイニー VS ロマチェンコのアンダーカードとして組まれたアンドリュー・モロニーとのWBO王座決定戦で3度ダウンを奪ってからの12RTKO勝利を納めました!!
アンドリューはスーパーフライ級でもトップファイターでしたが、あの勝ち方は凄かったですね…
また2023年9月18日に初防衛戦でアルギ・コルテスという選手との試合が行われました。
この選手はエストラーダと互角に戦っただけあってポイント差以上にいい試合だったと思います。
そして、2024年2月24日には階級をバンタム級に上げ、ドネアにも勝利した当時のWBC世界バンタム級王者であったアレハンドロ・サンティアゴにいきなり挑戦しました!!
結果は6RでのKO勝利となり、見事3階級制覇を達成してWBC世界バンタム級王者になりました!!
この試合でいきなりバンタム級最強になってしまったかもしれませんね…
さらに2024年7月20日に指名試合としてヴィンセント・アストロラビオとの試合が行われました!!
なんと、ボディでの1RKO勝利となりました!!
バンタムでは本当にぶち抜けて強いですね…
そして2024年10月14日にはペッチ・ソー・チットパッタナ(タサナ・サラパット)との防衛戦が行われました。
見事6RTKO勝利を飾りました!!
そろそろ他団体のチャンピオンとやるか、階級を上げるかしてほしいような内容でしたね。
【ボクシング】世界バンタム級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシング世界バンタム級ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!
よくランキングは変動するので、ちょくちょく更新していきますね。
ちなみに井上尚弥選手が転級したスーパーバンタム級や、かつて井上尚弥選手が戦っていたスーパーフライ級などについてもまとめていますのでそちらもご覧になってみてください。
それでは!!