【ボクシング】スーパーウェルター級世界ランキング一覧【実は強豪揃い】【随時更新】

super welter weight ranking

この記事では、ボクシングのスーパーウェルター級世界ランキングをまとめました!!

スーパーウェルター級といえば、今の日本人にはあまり馴染みのない階級ですが、世界的に見るとかなり人気の階級です。

古くは輪島功一さんがチャンピオンになった階級ですね。

世界的にはティム・チューやセバスチャン・フンドラ、ジャーメル・チャーロといった強豪のほかに、ウェルター級の怪物達が参戦をほのめかしていたりします。

そんなスーパーウェルター級(66.678~69.853kg)にはどんな選手がいるのか??

WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされている世界ランカーのボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!

  • 選手の名前は英語名をGoogle翻訳しているため、おかしい場合もありますがご了承ください
  • 表示の順番は独自の基準で記載しています
    (チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です)
  • スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
  • Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています

【ボクシング】世界スーパーウェルター級ランキング一覧

更新日
  • WBA:2024/12/31 更新
  • WBC:2024/12/19 更新
  • IBF:2025/1/13 更新
  • WBO:2024/12/15 更新
  • RING:2025/1/10 更新
名前WBAWBCIBFWBORING
テレンス・クロフォード王者--暫定1
PFP3
バフラム・ムルタザリエフ--王者-3
セバスチャン・フンドラ-王者-王者4
ヴァージル・オルティスJr-暫定--5
イスラエル・マドリモフ43-72
ザンダー・ザイヤス-451-
チャールズ・コンウェル-5-28
セルヒ・ボガチュク-2-86
エリクソン・ルービン3-3--
ジーザス・ラモス768109
ジョシュ・ケリー--43-
ヨエニス・テレス28---
アバス・バラオウ1----
エロール・スペンスJr-1---
カラム・ウォルシュ-76--
アードリアル・ホームズ・ジュニア--76-
ホルヘ・ガルシア・ペレス--104-
ティム・チュー--9-7
ヴィト・ミエルニッキJr5----
コーデール・ブッカー---5-
マゴメド・クルヴァノフ6----
カオイヒン・アジャルコ8----
ジョクサン・ブランコ9----
ニキータ・チュー---9-
バカリ・サマケ-9---
ブライアン・メンドサ----10
エルマル・ハドリベアジ-10---
アヴザルベク・クランバエフ10----

【ボクシング】世界スーパーウェルター級ランキング:気になる選手を解説

一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。

ジャーメル・チャーロ

チャーロのプロフィール
  • 戦績:38戦35勝19KO2敗1分
  • 身長:183cm
  • リーチ:185cm
  • 出身:アメリカ
  • 構え:オーソドックス
  • 年齢:34歳
https://twitter.com/TwinCharlo/status/1397967455046320128

元WBC・WBAスーパー・IBF・WBO世界スーパーウェルター級4団体統一王者であるジャーメル・チャーロ

海外のボクシングも知っている人ならご存知の方も多いかもしれません。

ちなみに双子の兄であるジャーモール・チャーロは(一応)現WBC世界ミドル級チャンピオンです。

2016年5月21日にWBC世界スーパーウェルター級王座決定戦でジョン・ジャクソンに勝利して初の世界チャンピオンに輝きました。

そこから3度の防衛をしますが、4度目の防衛戦でトニー・ハリソンに判定負けを喫してしまいます。

しかし、2019年12月21日のリベンジマッチでKO勝利を収め、再び王座に返り咲きます。

そして2020年9月26日に当時のWBAスーパー・IBF二団体統一王者であったジェイソン・ロサリオと対戦し、8RKO勝利を収めて一気に3団体統一王者になりました。

Charlo VS Rosario

さらに2021年7月17日にはWBO世界スーパーウェルター級王者であるブライアン・カスターニョとの4団体統一戦が行われましたが、まさかの引き分けで4団体統一ならず…

しかもこの試合はカスターニョが勝っていたと言われたほどの疑惑の判定とも言われてしまいました。

ですが2022年5月14日にカスターニョとの再戦で10RKO勝利を収め、見事4団体統一を果たしました!!

Charlo VS Castano 2

この調子で一つ上の階級であるミドル級にあげるのかと思いきや、まさかのスーパーミドル級へ…

そう、あのサウル・”カネロ”・アルバレスとの試合が2023年9月30日に行われました!!

Charlo VS Canero

史上初の4団体統一王者同士の戦いということで話題にもなりましたが、さすがに2階級の壁は大きかったのか…

チャーロは消極的に戦ってばかりで7Rにダウンを奪われ、0-3で判定負けを喫してしまいました…

しかも、その後はスーパーウェルターで試合をしていないということもあってすべてのベルトを剥奪されてしまいます…

今後どの階級で戦うのかはわかりませんが、カネロとの試合でビッグマネーを得たと思うので、引退してもおかしくないですね…

バージル・オルティスJr

オルティスJrのプロフィール
  • 戦績:22戦22勝21KO無敗
  • 身長:178cm
  • リーチ:178cm
  • 出身:アメリカ
  • 構え:オーソドックス
  • 年齢:26歳
https://twitter.com/GoldenBoyBoxing/status/1675157386011525121

彼はバージル・オルティスJrという選手で、元々はウェルター級を主戦場としていました。

2023年3月18日に当時のWBA世界ウェルター級王者であるエイマンタス・スタニオニスに挑戦する予定でしたが、スタニオニスの怪我やオルティスの怪我などで、3度の延期になった末にこの試合は消滅してしまいました…

そして2024年1月6日にスーパーウェルター級転向初戦で1RKO勝利を収めています。

ここで取り上げたのは、戦績と実力から最も世界タイトルに近い選手だと思ったからです。

今のところ全勝全KOというパーフェクトレコードですからね…

そしてついに、2024年8月3日にクロフォードの4階級制覇をかけた試合が決定し、そのアンダーカードでティム・チューとの試合が決定したそうです!!

ですが、チューが前戦で負った怪我が治りきらず、この試合は中止になってしまいました…

バージル・オルティスは試合中止になることが多すぎてかわいそうになってきます…

そんな中、2024年8月10日にWBC暫定王者のボハチュクと試合が行われました。

1Rと8Rにダウンを奪われましたが、非常に僅差の2-0で判定勝利を収め、見事WBC世界スーパーウェルター級暫定王座を獲得しました!!

そして2025年2月22日には元WBA世界スーパーウェルター級チャンピオンであるイスラエル・マドリモフとの試合が決定しました!!

マドリモフはクロフォードとも互角にやりあった強豪なので、ここでどんなパフォーマンスをみせれるかが鍵になりますね。

この試合はDAZNで放送される予定です。

DAZNでボクシングを見る場合はグローバルプランがおすすめです。

通常プランは3200円ですが、グローバルプランは980円とかなりお得な金額になってるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

グローバルプラン

ボクシングなどのマイナー競技しか見れない代わりにスタンダードプランより安いプラン

  • スタンダードプラン:3200円
  • グローバルプラン:980円

ティム・チュー

チューのプロフィール
  • 戦績:26戦24勝17KO2敗
  • 身長:174cm
  • リーチ:179cm
  • 出身:オーストラリア
  • 構え:オーソドックス
  • 年齢:30歳
https://twitter.com/Tim_Tszyu/status/1713740902836138018

彼は元WBO世界スーパーウェルター級王者であるティム・チュー

チューという名前に聞き覚えのある方もいるかもしれません。

というのも、父はコンスタンチン・チューという元WBA・WBC・IBF世界スーパーライト級3団体統一王者で、オーストラリアでは伝説的な選手でした。

その息子であるティム・チューもまた強いボクサーです。

2023年3月12日にWBO世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦を巡って元WBC世界スーパーウェルター級王者のトニー・ハリソンとの試合が行われました。

Tszyu VS Harrison

元王者を相手に9RKO勝利を収め、見事王座に輝いたチュー。

その後もカルロス・オカンポ、ブライアン・メンドサという強敵を打ち破っていきます。

途中、当時のWBO世界スーパーウェルター級王座を保持していたジャーメル・チャーロがベルトを剥奪された関係で正規のWBO世界王座になります。

できればチャーロとベルト統一戦をしてほしかったですが…

そして2024年3月30日に行われたセバスチャン・フンドラとのWBC世界スーパーウェルター級王座決定戦も含めた2団体統一戦。

この試合は元々キース・サーマンと行われる予定でしたが、サーマンが怪我により欠場したため、急遽フンドラとの試合が行われました。

序盤は有利に進めていたものの、フンドラの肘がチューの頭にぶつかり大量出血してしまいます。

ハイライトを載せていますが、出血シーンがすごいので要注意です…

Tszyu VS Fundora ハイライト

頭部からの出血の影響で思うように動けなくなってしまったのか、フンドラに攻められるシーンが増えてしまい、結果1-2の僅差判定負けを喫してしまいました…

とはいえ、地力はチューのほうが上に思えたのでぜひ再戦して白黒つけてほしいところですね。

そして再戦は行われず、2024年10月19日にIBF世界スーパーウェルター級王者であるバクラム・ギヤゾフに挑戦しました。

前評判はチューが有利と言われていましたが、なんと計4度ものダウンを奪われての3RTKO負けを喫してしまいました。

本当にこの階級は群雄割拠ですね…

セバスチャン・フンドラ

フンドラのプロフィール
  • 戦績:23戦21勝13KO1敗1分
  • 身長:197cm
  • リーチ:203cm
  • 出身:アメリカ
  • 構え:サウスポー
  • 年齢:27歳
https://twitter.com/SebastianFundo1/status/1774959894241607989

現WBC・WBO世界スーパーウェルター級統一王者であるセバスチャン・フンドラ

彼の特筆すべき点はなんといっても規格外に大きなフレームです。

スーパーウェルター級でありながら、197cmという超長身を誇ります。

にも関わらず、インファイトをしかけていくというなかなかおもしろい選手です。

2022年4月9日に強豪選手であるエリクソン・ルービンとWBC世界スーパーウェルター級暫定王座をかけた試合が行われました。

Lubin VS Fundora

激しいダウンの応酬を繰り広げた結果、9Rにルービンが棄権し、見事勝利を収めました。

圧倒的な身長とファイトスタイルからチャーロを脅かす選手と思われていました中、2023年4月8日に行われたブライアン・メンドサとの試合が行われました。

Fundora VS Mendoza ハイライト

一方的に試合を進めていましたが、7Rに強烈な左フックをもらうとそのまま連打をまともに喰らい、まさかのKO負けを喫してしまいました。

この試合は世紀の大番狂わせと言われました。

このまま第一線を退いてしまうかと思われていましたが…

2024年3月30日にWBC世界スーパーウェルター級王座決定戦も含めたWBO世界スーパーウェルター級王者であるティム・チューとの試合が行われました。

この試合は当初キース・サーマンが出場する予定でしたが、怪我により欠場し、急遽代理でチューと対戦することに。

この試合はフンドラの肘がチューの頭にあたって大量出血をしてしまうというハプニングが発生してしまいます。

しかし、チューも強い選手で、試合が終わる頃にはフンドラも口や鼻から出血するなどとてつもない大接戦でした。

結果は2-1で僅差の判定勝利を収め、フンドラが見事2団体統一王者となりました。

試合が終わった直後、リング上に元WBA・WBC・IBF世界ウェルター級3団体統一王者であったエロール・スペンスが上がり、試合を呼びかけていましたね。

更に、別のニュースでWBOがあのクロフォードとの試合を指令したという情報もあります。

誰とやっても楽しみではありますが、もう一度万全の状態なチューと試合をしてほしいなと個人的には思うところです。

ウェルター級の怪物達が階級を上げる可能性も高まっている中、今後に注目ですね。

テレンス・クロフォード

クロフォードのプロフィール
  • 戦績:41戦41勝31KO無敗
  • 身長:173cm
  • リーチ:188cm
  • 出身:アメリカ
  • 構え:スイッチヒッター
  • 年齢:37歳
https://twitter.com/terencecrawford/status/1327911128953864192

PFPランキングでもここ数年TOP5以上をキープしているテレンス・クロフォード

彼はライト級、スーパーライト級、ウェルター級の3階級制覇王者です。

さらにスーパーライト級では4団体統一を成し遂げています。

現在はWBO世界ウェルター級チャンピオンとして君臨しており、無敗街道を突き進んでいます。

ちなみに、ウェルター級に上げてからはすべての試合をKOで勝利している、まさに怪物。

そして、2023年7月29日にはWBA、WBC、IBFの3団体統一王者であるエロール・スペンスJrとの4団体統一戦が行われました!!

結果はなんとクロフォードの9RTKO勝利となり、前人未到の2階級4団体統一王者になりました!!

正直、かなり差のある内容でしたね…

これでしばらくはクロフォードが不動のPFP1位でしょう。

(個人的には井上尚弥選手にPFP1位でいてほしかったですが…)

そして2024年8月3日に一つ階級を上げ、WBA世界スーパーウェルター級王者イスラエル・マドリモフに挑戦しました!!

結果は3-0の判定勝利を収め、クロフォードとしては実に11年ぶりの判定となりました!!

クロフォードが強いのはもちろんとして、マドリモフが強かったですね…

これで見事4階級制覇を達成しました!!

この後はスーパーウェルター級の強豪とやるのか、ジャロン・エニスとのスイッチヒッター対決なのか、まさかのカネロとの対戦になるのか…

今後も目が離せませんね!!

ちなみにクロフォードの試合映像をまとめていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

crawford fights movie

【ボクシング】世界スーパーウェルター級ランキング一覧:まとめ

以上、ボクシング世界スーパーウェルター級ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!

よくランキングは変動するので、ちょくちょく更新していきますね。

ちなみに下の階級であるウェルターや、上の階級であるミドル級などの記事もありますので、気になったらチェックしてみてください!!

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