この記事では、ボクシングのスーパーミドル級世界ランキングをまとめました!!
スーパーミドル級といえば、サウル・”カネロ”・アルバレスや史上初の3階級に渡っての4団体統一を達成したテレンス・クロフォードが有名ですね。
そんなスーパーミドル級(72.575~76.204kg)にはどんな選手がいるのか??
WBA、WBC、WBO、IBF、リングマガジンにランクインされている世界ランカーのボクサーをまとめましたので、是非チェックしてみてください!!
- 選手の名前は英語名をGoogle翻訳しているため、おかしい場合もありますがご了承ください
- 表示の順番は独自の基準で記載しています
(チャンピオンである、複数団体にランクインしている、などが上位に来る理由です) - スーパー王座、暫定王座、休養王座は「スーパー」、「暫定」など省略します
- Top10以上にランクインしている選手のみ記載しています
【ボクシング】世界スーパーミドル級ランキング
- WBA:2025/8/31 更新
- WBC:2025/9/14 更新
- IBF:2025/9/3 更新
- WBO:2025/9/15 更新
- RING:2025/9/24 更新
名前 | WBA | WBC | IBF | WBO | RING |
---|---|---|---|---|---|
テレンス・クロフォード | スーパー | 王座 | 王者 | スーパー | 王座 |
クリスチャン・エンビル | - | 暫定 | - | - | 3 |
ホセ・アルマンド・レセンディス | 暫定 | - | - | - | 6 |
ハムザー・シーラス | 4 | 2 | 6 | 2 | 8 |
サウル・カネロ・アルバレス | - | 1 | - | 1 | 1 |
オスリーズ・イグレシアス | - | 5 | 3 | - | 2 |
レスター・マルチネス | 3 | 4 | - | - | 4 |
ディエゴ・パチェコ | 9 | 8 | - | 3 | 5 |
ハイメ・ムンギア | - | 3 | 4 | 9 | - |
ジャーモール・チャーロ | 2 | 6 | - | - | - |
ベクテミル・メリクジエフ | 1 | 9 | - | - | - |
カラム・シンプソン | 7 | - | 5 | 10 | - |
カレブ・プラント | 5 | - | - | - | 7 |
ウラジミール・シスキン | - | - | 2 | - | - |
サイモン・ザッチェンフーバー | - | - | 8 | 6 | - |
パベル・シリャギン | 8 | - | 7 | - | - |
ジェイコブ・バンク | - | - | - | 4 | - |
アレム・ベギッチ | - | - | - | 5 | - |
ダリウス・フルガム | 6 | - | - | - | - |
ルカ・プランティック | - | 7 | - | - | - |
パウリヌス・ンジョロニム | - | - | - | 7 | - |
ケビン・レレ・サージョ | - | 10 | - | 8 | - |
ブルーノ・スアレス | - | - | 10 | - | 9 |
ウイリアム・スカル | - | - | 9 | - | 10 |
エドガー・ベルランガ | 10 | - | - | - | - |
【ボクシング】世界スーパーミドル級ランキング:気になる選手を解説
一覧だけだと面白くないので、個人的に気になっている選手をピックアップして解説していきます。
サウル・”カネロ”・アルバレス
- 戦績:68戦63勝39KO3敗2分
- 身長:173cm
- リーチ:179cm
- 出身:メキシコ
- 構え:オーソドックス
- 年齢:35歳
最後はボクシングファンの間では知らない人はいないと思われるカネロこと、サウル・”カネロ”・アルバレスです。
カネロは4階級制覇を達成しており、WBC・WBA世界スーパーウェルター級統一王者、WBA・WBC・IBF世界ミドル級統一王者、WBO世界ライトヘビー級王者、そして元WBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界スーパーミドル級4団体統一王者です。
この肩書だけで十分に化け物ですが、勝利してきた相手もビッグネームばかりです。
シェーン・モズリーやミゲール・コット、アミール・カーン、セルゲイ・コバレフ、そしてGGGことゲンナジー・ゴロフキンに勝利してきました。
2度の敗北はあのフロイド・メイウェザーJrとライトヘビー級のディミトリー・ビボルのみです。
いろいろな相手と試合をしてきましたが、特にゴロフキンのトリロジーファイトは有名ですね。
2017年9月に行われた1度目の試合は引き分けになりましたが、この結果がかなり議論を呼びました。
ほとんどのファンはゴロフキンが勝利したと思っていた、そしてカネロのドーピング陽性が発覚し、かなりの話題となりました。
そして2018年9月に2度目の試合が行われ、この試合はカネロが2-0の僅差で勝利しましたが、この試合もゴロフキン勝利を推す声が多くまたまた議論を呼びましたね…
最後に、2022年9月に4年越しの再戦が行われ、この試合は文句なしにカネロ勝利で終わりました。
2023年5月6日に行われたジョン・ライダーとの試合も圧倒して勝利を飾りましたね。
そして2023年9月30日になんとスーパーウェルター級4団体統一王者であるジャーメル・チャーロとの試合が行われました‼︎
四団体統一王者同士の試合になりましたが、3-0の大差判定で勝利しましたね。
さすがにチャーロにとって階級の壁が大きかったですね。
そして2024年5月5日に、元WBO世界スーパーウェルター級王者のハイメ・ムンギアとの試合が行われました!!
序盤はムンギア優勢でしたが、4Rにアッパーでカネロがダウンを奪ってからはカネロのレッスンタイムでしたね。
結果、3-0で勝利を収めました!!
しかし、スーパーミドルではめぼしい相手もいなくなってしまいましたね…
2024年9月14日にベルランガとの試合が行われました。
やはり戦前の予想通り、5Rにダウンを奪っての3-0判定勝利となりました。
そろそろKO勝利を見たいところですが、さすがに年齢による衰えもでてきたのでしょうか…
2025年5月4日には2度目の4団体統一戦としてIBF王者のウイリアム・スカルとの試合が行われました。
結果は3-0の判定勝利となりましたが、カネロ史上一番の塩試合になってしまいましたね…
というか相手のスカルが逃げすぎて、何も面白い展開がありませんでした。
そして、2025年9月14日になんとあのテレンス・クロフォードとの試合が行われました!!
結果は何と、0-3の判定負けを喫し王座から陥落してしまいました…
クロフォードの技術と戦術、そしてスーパーミドルでもうち負けない練習量を想像させるフィジカルの強さがとにかく印象的でした。
ちなみにカネロの試合公式動画をまとめた記事がありますので、気になる方はチェックしてみてください。
テレンス・クロフォード
- 戦績:42戦42勝31KO無敗
- 身長:173cm
- リーチ:188cm
- 出身:アメリカ
- 構え:スイッチヒッター
- 年齢:38歳
PFPランキングでもここ数年TOP5以上をキープしているテレンス・クロフォード。
彼はライト級、スーパーライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級、そしてスーパーミドル級の5階級制覇王者です。
さらにスーパーライト級、ウェルター級、スーパーミドル級の3階級で4団体統一を成し遂げている歴史上ただ一人の選手です。
2023年7月29日にWBA、WBC、IBFの3団体統一王者であるエロール・スペンスJrとの4団体統一戦を制覇しています。
この勝利で史上初の2階級4団体統一王者になりました!!
この試合は正直かなり差のある内容でしたね…
そして2024年8月3日に一つ階級を上げ、WBA世界スーパーウェルター級王者イスラエル・マドリモフに挑戦しました!!
結果は3-0の判定勝利を収め、クロフォードとしては実に11年ぶりの判定となりましたね。
クロフォードが強いのはもちろんとして、マドリモフが強かったですね…
これで見事4階級制覇を達成しました!!
そして2025年9月14日にはさらに2階級上のスーパーミドル級4団体統一王者、カネロとの試合が行われました!!
結果はなんと、クロフォードの3-0判定勝利となり、史上初の3階級4団体統一を達成、そして無敗のまま5階級制覇を達成しました!!
もう意味がわからない記録ばかりです…(笑)
これでクロフォードが引退するまでPFP1位は揺るぎませんね。
ちなみにクロフォードの試合映像をまとめていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
【ボクシング】世界スーパーミドル級ランキング一覧:まとめ
以上、ボクシング世界スーパーミドル級ランキング一覧と気になるボクサーの簡単な解説でした!!
ランキングはよく変動するので、ちょくちょく更新していきますね。
ちなみに下の階級であるミドル級やさらに軽いウェルター級、ライト級、スーパーバンタム級、バンタム級、そして最も重いヘビー級のランキングなどもありますので、気になったらチェックしてみてください!!